カルテ66
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10月に入って間もないある日の午後。
トランクスは秘書と共に、西の都の病院を訪れていた。
やっとメディカに逢える!
・・・かもしれない。そんな不確かな可能性であっても胸が高鳴る。
受付を済ませ、タブレ社会長の病室へと向かいながら、3ヵ月程前に初めてこの病院でメディカと逢った時のことを思い出した。
柔らかくふんわりとした笑顔を見せた白衣姿の彼女に、まさかこんなにも心惹かれることになろうとはあの時全く思いもせず、普通なら出逢うことも無かっただろうメディカとこうして出逢えたことは奇跡に近いんじゃないかと思った。
そう思うと、この出逢いはブラが入院したおかげなのだなと思い、ますます妹に頭が上がらない気がして、トランクスは少し複雑な気持ちを抱えながら、病棟へと上るエレベーターの到着を待つのだった。
白く清潔感溢れる院内には、点滴を持って廊下を歩く人や、車椅子を看護師に押され移動する人、早足で颯爽と歩く白衣の男性医師など、総合病院なだけあって、多くの人の存在を感じる。
この中から、メディカの気を探るのはかなり難しいなと、溜息交じりにまだ下りて来ないエレベーターの現在位置を示す光る数字を見つめた。
(メディカさん、何処にいるんだろう・・・。休みとか、そんなのヤメてくれよ・・・。)
彼女の存在を確かめる術も、理由も持ち合わせていないことに少し苛立ちを感じ始めていると、エレベーターの到着する音と共にドアが開き、トランクスは秘書と共にエレベーターへと乗り込むと会長の病室がある6階へと上って行くのだった。
トランクスは秘書と共に、西の都の病院を訪れていた。
やっとメディカに逢える!
・・・かもしれない。そんな不確かな可能性であっても胸が高鳴る。
受付を済ませ、タブレ社会長の病室へと向かいながら、3ヵ月程前に初めてこの病院でメディカと逢った時のことを思い出した。
柔らかくふんわりとした笑顔を見せた白衣姿の彼女に、まさかこんなにも心惹かれることになろうとはあの時全く思いもせず、普通なら出逢うことも無かっただろうメディカとこうして出逢えたことは奇跡に近いんじゃないかと思った。
そう思うと、この出逢いはブラが入院したおかげなのだなと思い、ますます妹に頭が上がらない気がして、トランクスは少し複雑な気持ちを抱えながら、病棟へと上るエレベーターの到着を待つのだった。
白く清潔感溢れる院内には、点滴を持って廊下を歩く人や、車椅子を看護師に押され移動する人、早足で颯爽と歩く白衣の男性医師など、総合病院なだけあって、多くの人の存在を感じる。
この中から、メディカの気を探るのはかなり難しいなと、溜息交じりにまだ下りて来ないエレベーターの現在位置を示す光る数字を見つめた。
(メディカさん、何処にいるんだろう・・・。休みとか、そんなのヤメてくれよ・・・。)
彼女の存在を確かめる術も、理由も持ち合わせていないことに少し苛立ちを感じ始めていると、エレベーターの到着する音と共にドアが開き、トランクスは秘書と共にエレベーターへと乗り込むと会長の病室がある6階へと上って行くのだった。