カルテ69
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「人間っていうのは、何か欲がないとなかなか動かないものですよ。ブルマ会長はその最たるものじゃないですか?」
可笑しそうに笑う工場長に
「そうだな、確かに母さんは欲深いよ。」
トランクスもそう言って笑うと
「欲はブルマ会長の原動力ですから。人間、欲が出てきた時には勝手に動き出したくなるもんですよ。社長も欲が出てきたから、飛行機が完成に近付いたんじゃないんですか?」
後部座席でギクッとする若者の表情をルームミラー越しに見つけると、工場長はゆるゆるとした笑みを浮かべるのだった。
トランクスがカプセルを投げると、小型の丸い無塗装のシルバーの機体が姿を現した。
「ほーっ!小型でスピードも出そうですし、いいじゃないですか!実際飛ばすのが楽しみですねー!!」
まじまじと機体を眺める工場長の口から、お褒めの言葉を頂けたことに思わず口角が上がる。
何せ彼は祖父の時代からカプセルコーポレーションの製品を見続けてきた人だ。
性能・機能はもちろんのこと、デザインに関しても、他社の製品と比べたら群を抜いている自社の製品を見続けてきた確かな人物ー。
その様な人間に褒められるというのは、やはり嬉しく自信が持てる。
だが、ただ褒めるだけの人でないことも知っている。
「見た感じは問題ないですが・・・機内がやけに狭いですね。これじゃあ、操縦者が限られてしまう。製品としては不合格です。」
そう言って笑う工場長に「途中で2人乗りに変えたんだ。」と言うと「そうですか。」と温かい目を向けられ、トランクスはまたギクリとするのだった。
可笑しそうに笑う工場長に
「そうだな、確かに母さんは欲深いよ。」
トランクスもそう言って笑うと
「欲はブルマ会長の原動力ですから。人間、欲が出てきた時には勝手に動き出したくなるもんですよ。社長も欲が出てきたから、飛行機が完成に近付いたんじゃないんですか?」
後部座席でギクッとする若者の表情をルームミラー越しに見つけると、工場長はゆるゆるとした笑みを浮かべるのだった。
トランクスがカプセルを投げると、小型の丸い無塗装のシルバーの機体が姿を現した。
「ほーっ!小型でスピードも出そうですし、いいじゃないですか!実際飛ばすのが楽しみですねー!!」
まじまじと機体を眺める工場長の口から、お褒めの言葉を頂けたことに思わず口角が上がる。
何せ彼は祖父の時代からカプセルコーポレーションの製品を見続けてきた人だ。
性能・機能はもちろんのこと、デザインに関しても、他社の製品と比べたら群を抜いている自社の製品を見続けてきた確かな人物ー。
その様な人間に褒められるというのは、やはり嬉しく自信が持てる。
だが、ただ褒めるだけの人でないことも知っている。
「見た感じは問題ないですが・・・機内がやけに狭いですね。これじゃあ、操縦者が限られてしまう。製品としては不合格です。」
そう言って笑う工場長に「途中で2人乗りに変えたんだ。」と言うと「そうですか。」と温かい目を向けられ、トランクスはまたギクリとするのだった。