カルテ94
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そんな、1月のある夜―。
「失礼致します。社長、日曜に予定しておりましたサタンクラブでの昼食会ですが、社長が希望されておりました金曜日の夕食会に変更可能と、先方から連絡がありました。」
社長室に入って来るなり、そう言った秘書に
「そうか!よしっ!!」
と、今にもガッツポーズでもしそうな勢いを見せると、ポカンとした秘書の顔がそこにあり、トランクスは慌ててわざとらしい咳払いをすると
「金曜はサタン銀行の役員と会う予定だったし、サタンシティでの仕事はその日で終わらせたかったんだ。無理を通してもらって悪かった。ありがとう。」
と顔を赤くしながらも、真面目な顔で礼を述べるのだった。
そんな社長の様子に笑いを堪えながら
「いえ、仕事ですので。」
と答えてから
「それでは、今日はこれでお先に失礼します・・・。」
「ああ。お疲れ様。」
そう言って、秘書が綺麗に礼をして社長室を出て行くのを見送ると
「よしっ!これで、日曜が空いたぞ!」
と、トランクスはガッツポーズをし携帯電話を取り出すのだった。
素早く指を動かし
『今度の日曜、空いてるかな?』
と、あの夜から逢いたくて逢いたくて仕方ないメディカに、目一杯の期待を込めてメールを送ると、彼女からの返事を待った。
だがー
いつもなら、その日に返ってくる筈のメールは返ってこず、待ちわびていた返事が返ってきたのはそれから3日後のことで、胸を弾ませメールを開くと
『仕事が忙しく、しばらく休みが取れそうにありません。誘って頂いたのに、申し訳ありません。』
と、距離を感じる文字が並んでいた。
「失礼致します。社長、日曜に予定しておりましたサタンクラブでの昼食会ですが、社長が希望されておりました金曜日の夕食会に変更可能と、先方から連絡がありました。」
社長室に入って来るなり、そう言った秘書に
「そうか!よしっ!!」
と、今にもガッツポーズでもしそうな勢いを見せると、ポカンとした秘書の顔がそこにあり、トランクスは慌ててわざとらしい咳払いをすると
「金曜はサタン銀行の役員と会う予定だったし、サタンシティでの仕事はその日で終わらせたかったんだ。無理を通してもらって悪かった。ありがとう。」
と顔を赤くしながらも、真面目な顔で礼を述べるのだった。
そんな社長の様子に笑いを堪えながら
「いえ、仕事ですので。」
と答えてから
「それでは、今日はこれでお先に失礼します・・・。」
「ああ。お疲れ様。」
そう言って、秘書が綺麗に礼をして社長室を出て行くのを見送ると
「よしっ!これで、日曜が空いたぞ!」
と、トランクスはガッツポーズをし携帯電話を取り出すのだった。
素早く指を動かし
『今度の日曜、空いてるかな?』
と、あの夜から逢いたくて逢いたくて仕方ないメディカに、目一杯の期待を込めてメールを送ると、彼女からの返事を待った。
だがー
いつもなら、その日に返ってくる筈のメールは返ってこず、待ちわびていた返事が返ってきたのはそれから3日後のことで、胸を弾ませメールを開くと
『仕事が忙しく、しばらく休みが取れそうにありません。誘って頂いたのに、申し訳ありません。』
と、距離を感じる文字が並んでいた。