カルテ90
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テラスへ出てきたのは、栗色の髪に黒いタキシードを着た長身の人物だった。
「・・・こんばんは・・・!」
誰も来ないだろうと思って、気を抜いていたメディカは、ビクリとしながらそう言うと
「こんばんは。ハハッ!ここには誰もいないと思ってたんだけどな。」
困った様に笑うその顔に
「す、すみません・・・。私、そろそろ中に入りますから・・・!」
と、会場内に入ろうとすると
「あ、いいよ!ここにいるってことは、君もあそこに馴染めないんでしょ?」
会場内を親指でクイッと指し、ニッと笑うその顔に、メディカはバツ悪そうに無言の回答をすると
「アハハッ。気にすることなんてないよ。俺も馴染めなくて、ここに来たんだし。」
と言って、男はメディカの隣りに並んだのだった。
気さくに話し掛けて来たその男に、少し疎外感から救われた様な気がして、メディカは隣りに立つ男の横顔を見上げると
「このパーティーに来るのは初めて?」
と尋ねられ
「はい・・・。」
と答えた。
「実は俺も初めてなんだよね。話しには聞いてたんだけど、こういうパーティーはやっぱり苦手だよ。」
そう言って苦笑いする顔に、同感だとでも言うふうに、メディカも苦笑いすると
「じゃあ、君はお嬢様ってわけじゃないんだね。それじゃあ、君も誰かの身代わりで来たの?」
と聞かれ、目を丸くしてから
「私は、知り合いに誘って頂いたんです・・・。」
と、何となくブルマたちの名前を出すのは憚れ、メディカは言葉を濁しながら、そう答えたのだった。
「・・・こんばんは・・・!」
誰も来ないだろうと思って、気を抜いていたメディカは、ビクリとしながらそう言うと
「こんばんは。ハハッ!ここには誰もいないと思ってたんだけどな。」
困った様に笑うその顔に
「す、すみません・・・。私、そろそろ中に入りますから・・・!」
と、会場内に入ろうとすると
「あ、いいよ!ここにいるってことは、君もあそこに馴染めないんでしょ?」
会場内を親指でクイッと指し、ニッと笑うその顔に、メディカはバツ悪そうに無言の回答をすると
「アハハッ。気にすることなんてないよ。俺も馴染めなくて、ここに来たんだし。」
と言って、男はメディカの隣りに並んだのだった。
気さくに話し掛けて来たその男に、少し疎外感から救われた様な気がして、メディカは隣りに立つ男の横顔を見上げると
「このパーティーに来るのは初めて?」
と尋ねられ
「はい・・・。」
と答えた。
「実は俺も初めてなんだよね。話しには聞いてたんだけど、こういうパーティーはやっぱり苦手だよ。」
そう言って苦笑いする顔に、同感だとでも言うふうに、メディカも苦笑いすると
「じゃあ、君はお嬢様ってわけじゃないんだね。それじゃあ、君も誰かの身代わりで来たの?」
と聞かれ、目を丸くしてから
「私は、知り合いに誘って頂いたんです・・・。」
と、何となくブルマたちの名前を出すのは憚れ、メディカは言葉を濁しながら、そう答えたのだった。