カルテ88
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年末に行われるパーティーに、やはり彼女は来てくれるらしい。しかも、楽しみにしていると言ってくれている。
それがまるで、自分に会えるのも楽しみにしているというふうに聞こえ、トランクスは表情を緩ませると「俺も楽しみです。」と、明るい声を出していた。
そう言って1人浮足立っていると
『あの・・・。お疲れのところすみませんでした。』
申し訳なさそうな声が聞こえ
『それでは、失礼します。おやすみなさい。』
と続いたのだった。
「え?あ、いえ・・・!それじゃあ、またパーティーで・・・!」
まだ声を聞いていたかったが、会話を続ける話題が咄嗟に浮かばず、通話の切れる〝ツーツー〝という音で、すぐさま心弾む時間は終わりを迎えたのだった。
しばらく携帯電話を耳に当てたまま、耳に残るメディカの声を反芻し、余韻に浸りながらベッドにゴロリと寝転がった。
先日のデートでは、プレゼントを渡すことに精一杯で、次に逢う約束を取り付けそびれていたので、今度のパーティーで彼女に逢えると思うと、今からでも胸が弾む。
だが、また母と妹に強引に招かれたに違いないメディカの事を思うと申し訳ないと思いつつも、今回ばかりはあの2人に感謝するしかないのだった。
結局、いつも母と妹にアシストしてもらっている自分を情けなく思いながら、一つ溜息を吐いたが、次は思い出した様に口角を上げると
「プレゼント・・・喜んでくれたみたいで良かったな。」
と、悩みながらも一生懸命考えた彼女へのプレゼントのことを思った。
そして、同時に彼女の元にあるそれに、少しばかり嫉妬するのだった。
それがまるで、自分に会えるのも楽しみにしているというふうに聞こえ、トランクスは表情を緩ませると「俺も楽しみです。」と、明るい声を出していた。
そう言って1人浮足立っていると
『あの・・・。お疲れのところすみませんでした。』
申し訳なさそうな声が聞こえ
『それでは、失礼します。おやすみなさい。』
と続いたのだった。
「え?あ、いえ・・・!それじゃあ、またパーティーで・・・!」
まだ声を聞いていたかったが、会話を続ける話題が咄嗟に浮かばず、通話の切れる〝ツーツー〝という音で、すぐさま心弾む時間は終わりを迎えたのだった。
しばらく携帯電話を耳に当てたまま、耳に残るメディカの声を反芻し、余韻に浸りながらベッドにゴロリと寝転がった。
先日のデートでは、プレゼントを渡すことに精一杯で、次に逢う約束を取り付けそびれていたので、今度のパーティーで彼女に逢えると思うと、今からでも胸が弾む。
だが、また母と妹に強引に招かれたに違いないメディカの事を思うと申し訳ないと思いつつも、今回ばかりはあの2人に感謝するしかないのだった。
結局、いつも母と妹にアシストしてもらっている自分を情けなく思いながら、一つ溜息を吐いたが、次は思い出した様に口角を上げると
「プレゼント・・・喜んでくれたみたいで良かったな。」
と、悩みながらも一生懸命考えた彼女へのプレゼントのことを思った。
そして、同時に彼女の元にあるそれに、少しばかり嫉妬するのだった。