カルテ85
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そんな数あるアクセサリーの中で、一番心惹かれたのが、雪の結晶に模られたシルバーの台座にクリスタルが飾られたイヤリングだった。
目に入った瞬間に気に入ったメディカは、手に取ると「これ下さい。」と、女性店主に手渡していた。
「ありがとうございます!」
そう言って笑みを浮かべる店主にお金を払い
「トランクスさん、すみません!」
と後ろを振り向いたメディカだったが、そこにトランクスの姿はなかった。
「・・・あれ?」
と、しばらく辺りを見回してみたが、やはりその姿は見つからず、ようやくはぐれたことに気が付くと、メディカはイヤリングの入った小さな袋を握り締め、慌てて人混みの中へと紛れて行ったのだった。
そして、トランクスも隣りにいたはずのメディカがいないことに気付き、うろたえていた。
いつ何処ではぐれたか分からず(そ、そうだ!電話!!)と思い立ち、背負ったリュックを漁り、服のポケットを探ってみたが、ある筈の携帯電話が見つからず真っ白になった。
人混みの中で立ち止まり、持っていた筈の電話の行方を思い出そうと、記憶を必死に遡ると、エアカーのダッシュボードのポケットに置いたことを思い出した。
再びリュックを漁り、エアカーのカプセルを手に取るも、屋台群の中でカプセルを投げる様な場所など何処にもなく、トランクスは仕方なく来た道を急いで戻りながら(こんなことになるなら、さっさと手を繋いでおくんだった!)と心の中で叫ぶも、今更後悔してももう遅く、トランクスはメディカを探しながら、人の波を逆流し始めたのだった。
目に入った瞬間に気に入ったメディカは、手に取ると「これ下さい。」と、女性店主に手渡していた。
「ありがとうございます!」
そう言って笑みを浮かべる店主にお金を払い
「トランクスさん、すみません!」
と後ろを振り向いたメディカだったが、そこにトランクスの姿はなかった。
「・・・あれ?」
と、しばらく辺りを見回してみたが、やはりその姿は見つからず、ようやくはぐれたことに気が付くと、メディカはイヤリングの入った小さな袋を握り締め、慌てて人混みの中へと紛れて行ったのだった。
そして、トランクスも隣りにいたはずのメディカがいないことに気付き、うろたえていた。
いつ何処ではぐれたか分からず(そ、そうだ!電話!!)と思い立ち、背負ったリュックを漁り、服のポケットを探ってみたが、ある筈の携帯電話が見つからず真っ白になった。
人混みの中で立ち止まり、持っていた筈の電話の行方を思い出そうと、記憶を必死に遡ると、エアカーのダッシュボードのポケットに置いたことを思い出した。
再びリュックを漁り、エアカーのカプセルを手に取るも、屋台群の中でカプセルを投げる様な場所など何処にもなく、トランクスは仕方なく来た道を急いで戻りながら(こんなことになるなら、さっさと手を繋いでおくんだった!)と心の中で叫ぶも、今更後悔してももう遅く、トランクスはメディカを探しながら、人の波を逆流し始めたのだった。