カルテ84
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全く悪気はないメディカのお願いに「え、ええ。分かりました・・・。」と、複雑な笑みを浮かべながら、幼い頃から仲良くやってきた悟天に嫉妬している自分に(クソッ・・・!)と悪態をついていると、クスっと笑う声が聞こえた。
「トランクスさんのことは、面倒見が良さそうだって、おばさん言ってましたよ。」
長男としてよく言われる、ありきたりな言葉を掛けられ「そ、そうですか・・・。」と愛想笑いを浮かべていると
「それに・・・頼りになりそうだし、カッコイイし、あんな素敵な子と知り合いで羨ましい!って、言われました。」
そう言われて、浮かべていた愛想笑いが緩んでいきそうになるのを「そ、そんなことないですよ・・・。」と言って、何とか耐えるのだった。
そして、そんなトランクスの隣りでは
「で、メディカちゃんの彼氏はどっちなの?」
としつこく聞かれ、頑張って否定していた自分をメディカは思い出していた。
「実は片想い中で・・・。」
なんて言うことさえ憚れる、カプセルコーポレーションの社長である彼。
叶いもしないだろう恋を口に出すだけで、自分が惨めに感じられ胸が苦しくなった。
トランクスのことが「好き。」という胸の内を打ち明けられるのは、きっとビーデルだけで、気心知れた間柄とはいえ、おばさんにも迂闊に話すことは出来ない。そう思った。
そして、トランクスとこうしてデートをしたり抱きしめられたりすることで、どんどん彼への想いが募っていき、想いが止められなくなってきている自分に、メディカは懸念を抱き始めていたのだった。
「トランクスさんのことは、面倒見が良さそうだって、おばさん言ってましたよ。」
長男としてよく言われる、ありきたりな言葉を掛けられ「そ、そうですか・・・。」と愛想笑いを浮かべていると
「それに・・・頼りになりそうだし、カッコイイし、あんな素敵な子と知り合いで羨ましい!って、言われました。」
そう言われて、浮かべていた愛想笑いが緩んでいきそうになるのを「そ、そんなことないですよ・・・。」と言って、何とか耐えるのだった。
そして、そんなトランクスの隣りでは
「で、メディカちゃんの彼氏はどっちなの?」
としつこく聞かれ、頑張って否定していた自分をメディカは思い出していた。
「実は片想い中で・・・。」
なんて言うことさえ憚れる、カプセルコーポレーションの社長である彼。
叶いもしないだろう恋を口に出すだけで、自分が惨めに感じられ胸が苦しくなった。
トランクスのことが「好き。」という胸の内を打ち明けられるのは、きっとビーデルだけで、気心知れた間柄とはいえ、おばさんにも迂闊に話すことは出来ない。そう思った。
そして、トランクスとこうしてデートをしたり抱きしめられたりすることで、どんどん彼への想いが募っていき、想いが止められなくなってきている自分に、メディカは懸念を抱き始めていたのだった。