久し振りとなるカプセルコーポレーションでの夕食時

「こうしてメディカちゃんがウチで食事するのって、違和感ないわね。逆にいない方が不自然な感じがするわ。」

「ホントよね。お姉ちゃんがウチに居たの２ヶ月くらいだったのに、こうしてウチで食事してるのが普通みたい。」

と話すブルマとブラに、メディカは「えっ・・・！」と戸惑う様な声を漏らした。

「ふふっ。メディカちゃんさえよければ、また、このウチに住んでもらっても全然大丈夫よ！何だったら、ここを別宅だと思ってもらってもいいんだから。」

ニコニコと機嫌良く言うその顔に

「そ、そんなとんでもないです！」

と、恐れ多くも世界一の大企業一家の住む家を別宅だなんて・・・！と思い困惑していると

「そうよ、お姉ちゃん。そう思ったら、お姉ちゃんも来やすいでしょ。」

と、言うブラに（いやいや・・・。申し訳ないけど絶対そんなふうに思えないから・・・！）と心の中でツッコんでいると

「もう、メディカちゃんてば相変わらず遠慮がちね。気にせずにいつでも遊びに来てもらっていいんだから！」

困った様に浮かべた顔にそう微笑むブルマは、サバサバしていながらいつも温かく優しい言葉をかけてくれる、本当に魅力的で素敵な女性だと思った。

確かに、ここに来てブルマやブラに会って話しをすれば、気が晴れるかもしれない。

そう思うと

「はい・・・。それじゃあ、また遠慮なく遊びに来させてもらいます。ここに来ると元気になれそうですし。」

と、メディカは柔らかい笑みを浮かべ答えるのだった。