カルテ81
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「えっ?!・・・そ、そうですか?そう言われると、戦うのも悪くないかなって思ってしまいますね。あはは。」
照れた様に笑う顔に
「ふふっ。時々でいいので、トレーニングも頑張って下さい。」
そう微笑むと、メディカは救急箱から出していた物を片付け
「はい、終わりました。それじゃあ、私はリビングに戻りますね。」
そう言って救急箱を持ち、ソファから立ち上がって部屋を出て行こうとすると、グッと手を掴まれ、そのまま後ろに引き寄せられた。
(え・・・?)と思った時にはソファに座らされ、同時に後ろから逞しい腕に抱きしめられていた。
後ろから回された逞しい腕の中の温かさと、首筋に感じる彼の吐息に全身が熱くなり、身を固くしていると
「・・・すみません・・・。少しだけ、こうしていてもいいですか?」
と耳元で囁かれ、その声にゾクリとした。
ドクンドクンという早く打つ鼓動の音が全身から聞こえ、回された腕からそれが彼に伝わるのではないかと思い、恥ずかしさから更に身を固くすると
「嫌・・・ですか?」
そう聞かれ
「い、いえ。大丈夫です・・・。」
と、そのズルイ質問に頬を染めると、キュッと唇を結んだ。
あまりに突然のことで驚いたが、大好きな人にこうして抱きしめられていることが嫌な筈がなく、動揺が幸せな気持ちに変わり始めていると
「こうしていると、傷も早く治りそうです。」
囁く声に
「・・・そうですか。それは、よかったです・・・。」
と返すと、抱きしめられている腕に力が入り
「ええ。」と小さく答えた後
「・・・しばらくこうさせておいて下さい。」
照れた様に笑う顔に
「ふふっ。時々でいいので、トレーニングも頑張って下さい。」
そう微笑むと、メディカは救急箱から出していた物を片付け
「はい、終わりました。それじゃあ、私はリビングに戻りますね。」
そう言って救急箱を持ち、ソファから立ち上がって部屋を出て行こうとすると、グッと手を掴まれ、そのまま後ろに引き寄せられた。
(え・・・?)と思った時にはソファに座らされ、同時に後ろから逞しい腕に抱きしめられていた。
後ろから回された逞しい腕の中の温かさと、首筋に感じる彼の吐息に全身が熱くなり、身を固くしていると
「・・・すみません・・・。少しだけ、こうしていてもいいですか?」
と耳元で囁かれ、その声にゾクリとした。
ドクンドクンという早く打つ鼓動の音が全身から聞こえ、回された腕からそれが彼に伝わるのではないかと思い、恥ずかしさから更に身を固くすると
「嫌・・・ですか?」
そう聞かれ
「い、いえ。大丈夫です・・・。」
と、そのズルイ質問に頬を染めると、キュッと唇を結んだ。
あまりに突然のことで驚いたが、大好きな人にこうして抱きしめられていることが嫌な筈がなく、動揺が幸せな気持ちに変わり始めていると
「こうしていると、傷も早く治りそうです。」
囁く声に
「・・・そうですか。それは、よかったです・・・。」
と返すと、抱きしめられている腕に力が入り
「ええ。」と小さく答えた後
「・・・しばらくこうさせておいて下さい。」