ホリデー①
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「う、うん。そうだね」
「町を案内する」なんて言ったけど、それは私が吐いた嘘。
私はただ、話しさえ出来たらそれでよくて、どこへ行くかなんて、特になかった。
まぁ、出来れば比較的人が少ない、海とは反対の山側の方が、人目を気にせずゆっくり話せるかなー。とは思ったけど……。
そんなことを思って、ぼんやりしてると
「富士山が見えるんですか?」
お母さんの提案に、トランクスさんが食いついた。
いつになく、輝いて見える顔と「富士山」って単語が、トランクスさんの口から出て来たことに驚いてると
「ええ。海の向こうに見えるんですよ」
隣りに座るお母さんが、ちょっと得意気な声で答えた。
「それは楽しみだな!」
いつになく、弾む声のトランクスさんが珍しいのと「富士山」を知ってくれてることが、何だか嬉しくて
「それじゃあ、海の方に行きましょうか」
私はお母さんの提案にのることにした。
マコちゃんに、また面倒臭そうな顔をされるかもしれないけど、この話しの流れから、海岸の方に行くしかなくなった。
あとで、このことをマコちゃんにLINE送っとかなきゃ……。
密かに、心のメモに書き留めてると
「ありがとうございます。見たかったんですよ、富士山」
トランクスさんに、無邪気な微笑みを向けられてドキッとした。
「そ、そうなんですか……!」
動揺してるのがバレないように、言ってすぐに湯呑に手を伸ばして、お茶を飲み込んでると
「やっぱり日本に来たら、富士山は是非見て欲しいわ」
お母さんはより強く、富士山を推してきた。
「町を案内する」なんて言ったけど、それは私が吐いた嘘。
私はただ、話しさえ出来たらそれでよくて、どこへ行くかなんて、特になかった。
まぁ、出来れば比較的人が少ない、海とは反対の山側の方が、人目を気にせずゆっくり話せるかなー。とは思ったけど……。
そんなことを思って、ぼんやりしてると
「富士山が見えるんですか?」
お母さんの提案に、トランクスさんが食いついた。
いつになく、輝いて見える顔と「富士山」って単語が、トランクスさんの口から出て来たことに驚いてると
「ええ。海の向こうに見えるんですよ」
隣りに座るお母さんが、ちょっと得意気な声で答えた。
「それは楽しみだな!」
いつになく、弾む声のトランクスさんが珍しいのと「富士山」を知ってくれてることが、何だか嬉しくて
「それじゃあ、海の方に行きましょうか」
私はお母さんの提案にのることにした。
マコちゃんに、また面倒臭そうな顔をされるかもしれないけど、この話しの流れから、海岸の方に行くしかなくなった。
あとで、このことをマコちゃんにLINE送っとかなきゃ……。
密かに、心のメモに書き留めてると
「ありがとうございます。見たかったんですよ、富士山」
トランクスさんに、無邪気な微笑みを向けられてドキッとした。
「そ、そうなんですか……!」
動揺してるのがバレないように、言ってすぐに湯呑に手を伸ばして、お茶を飲み込んでると
「やっぱり日本に来たら、富士山は是非見て欲しいわ」
お母さんはより強く、富士山を推してきた。