ピース・日本③
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あのキスと、告白を引き摺ってるのが自分だけなんだって思えて、寂しい気持ちが広がってく。
トランクスさんの気持ちに応えなかったのは、私でしょ……。
何勝手なこと思ってんの……。
そんなことをぼんやり思いながら、階段を上ろうとしたところに
「ああ、梨子。お風呂空いたわよ」
お風呂からあがったばかりみたいで、濡れ髪のお姉ちゃんに、声をかけられた。
「あ、うん。ありがとう。じゃあ、入ろうかな」
「あっちのお風呂の使い方、分かるわよね?」
「うん。大丈夫」
私が頷くと
「お客さんに母屋のお風呂とトイレ使わせることになって、何だか申し訳ないわね」
気の毒そうに、肩を竦めたお姉ちゃんに、私も「うん……」て苦笑いが出たけど
「離れはお姉ちゃんたちの家なんだから、仕方ないよ」
気にしないように言って、お姉ちゃんの大きなお腹を見つめた。
この家に離れが出来たのは、お姉ちゃんの結婚が決まった時。
だから、離れはまだ築四年で新しい。
それに比べて、庫裡とも言われる母屋の方は、もう築四十年を超えた、ザ・日本家屋って感じの家で、かなり昭和の香りがする。
でも、お風呂やトイレは、私が小学生の時にリフォームしたから、そんなに古いわけじゃないんだけど。
それに、お母さんが日々、掃除してくれてるおかげで、綺麗さは十分に保ってる。
とは言え、ブルマさんの家と比べると、やっぱり……どうしても見劣りするのは仕方なくて、私はこの庫裡に、トランクスさんとベジータさんを滞在させることになって、改めて申し訳ないなって思った。
トランクスさんの気持ちに応えなかったのは、私でしょ……。
何勝手なこと思ってんの……。
そんなことをぼんやり思いながら、階段を上ろうとしたところに
「ああ、梨子。お風呂空いたわよ」
お風呂からあがったばかりみたいで、濡れ髪のお姉ちゃんに、声をかけられた。
「あ、うん。ありがとう。じゃあ、入ろうかな」
「あっちのお風呂の使い方、分かるわよね?」
「うん。大丈夫」
私が頷くと
「お客さんに母屋のお風呂とトイレ使わせることになって、何だか申し訳ないわね」
気の毒そうに、肩を竦めたお姉ちゃんに、私も「うん……」て苦笑いが出たけど
「離れはお姉ちゃんたちの家なんだから、仕方ないよ」
気にしないように言って、お姉ちゃんの大きなお腹を見つめた。
この家に離れが出来たのは、お姉ちゃんの結婚が決まった時。
だから、離れはまだ築四年で新しい。
それに比べて、庫裡とも言われる母屋の方は、もう築四十年を超えた、ザ・日本家屋って感じの家で、かなり昭和の香りがする。
でも、お風呂やトイレは、私が小学生の時にリフォームしたから、そんなに古いわけじゃないんだけど。
それに、お母さんが日々、掃除してくれてるおかげで、綺麗さは十分に保ってる。
とは言え、ブルマさんの家と比べると、やっぱり……どうしても見劣りするのは仕方なくて、私はこの庫裡に、トランクスさんとベジータさんを滞在させることになって、改めて申し訳ないなって思った。