LiarLiar②
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「それにしても、龍斗さんの知り合いなんて……。あんなこと言って大丈夫だったの?」
梨子が不安げな表情で、私を見た。
私が勝手に名前を出したのだから、兄への説明は私の責任だ。
そう思い
「まぁ、龍斗には、私から説明しとくし、あんたは気にしなくていいよ」
楽観的に答える私に
「えー……本当に大丈夫? 龍斗さんに、何て説明するの?」
梨子は訝りながら、もっともな意見を言ってきた。
確かに、口裏を合わせてもらうには、トランクスさんとベジータさんのことを、説明しなくてはならない。
信頼し合っている兄妹だし、適当なことを言っておけばいい。くらいに考えていたが……。
もし、ツッコんで聞かれた時は困る。
しかも、兄の納得を得られず、協力してもらえないとなると、もっと困る。
いっそのこと、正直に、トランクスさんとベジータさんのこと。それに、私たちに起こったことを話すべきか?
他の人間には話しづらいが、兄になら、話せるような気がして、そんな考えが一瞬浮かんだが
いやいや……。さすがに信じてくれないだろ……。
私は首を横に振った。
どちらかと言えば、兄・龍斗は柔軟性のある方だが、さすがに、別の宇宙にもう一つ「地球」があって……。なんて話し、信じてもらえないだろう。
また頭を捻ることとなり、眉間を寄せてると
「あの……。すみません……。俺たちまで来てしまったせいで……」
私と梨子のやり取りを聞いていたトランクスさんが、申し訳なさそうに謝ってきた。
梨子が不安げな表情で、私を見た。
私が勝手に名前を出したのだから、兄への説明は私の責任だ。
そう思い
「まぁ、龍斗には、私から説明しとくし、あんたは気にしなくていいよ」
楽観的に答える私に
「えー……本当に大丈夫? 龍斗さんに、何て説明するの?」
梨子は訝りながら、もっともな意見を言ってきた。
確かに、口裏を合わせてもらうには、トランクスさんとベジータさんのことを、説明しなくてはならない。
信頼し合っている兄妹だし、適当なことを言っておけばいい。くらいに考えていたが……。
もし、ツッコんで聞かれた時は困る。
しかも、兄の納得を得られず、協力してもらえないとなると、もっと困る。
いっそのこと、正直に、トランクスさんとベジータさんのこと。それに、私たちに起こったことを話すべきか?
他の人間には話しづらいが、兄になら、話せるような気がして、そんな考えが一瞬浮かんだが
いやいや……。さすがに信じてくれないだろ……。
私は首を横に振った。
どちらかと言えば、兄・龍斗は柔軟性のある方だが、さすがに、別の宇宙にもう一つ「地球」があって……。なんて話し、信じてもらえないだろう。
また頭を捻ることとなり、眉間を寄せてると
「あの……。すみません……。俺たちまで来てしまったせいで……」
私と梨子のやり取りを聞いていたトランクスさんが、申し訳なさそうに謝ってきた。