LiarLiar②
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大嘘を吐くのに、どれだけ、頭をフル回転させたか……。
おかげで、糖を使い過ぎたらしく、頭がフラフラする。
思わず、眉間を寄せ、こめかみの辺りを押さえる私に
「大丈夫ですか、真琴さん?」
トランクスさんが、気遣う言葉をかけてくれた。
多分、この人は、私の吐いた大嘘のスゴさを、分かってくれてる。そんな気がした。
「はい、大丈夫です……」
私は、目を閉じて、鼻から息を吐き
「まさか、こんなに早く、人に出くわすなんて思わなかったわ。マジで焦ったし」
近くにいる人間の気配に、全く気付けなかった自分自身に、ぼやいていた。
私と梨子だけなら、どうとでも誤魔化せるが、トランクスさんとベジータさんが一緒となると、そうはいかない。
日本人……どころか、この地球の人間ですらない二人だ。
どう誤魔化すか、必死で考えた。
そして、頭をフル回転させ出て来たのが「外国人」という設定だった。
まぁ、誰でも考え付く設定だろうが、剣道一筋の女子高生に「外国人の知り合い」がいる。というのは、設定的に厳しい。
しかも、ウチの両親の耳に、この話しが入る確率は高い。
そうなると、我が家への説明も、ややこしいことになる。
だから、東京の大学に通う「兄の知り合い」という枕詞をつけた。
これなら不自然さはないし、もし、ウチの両親にこの話しを知られても、何とか誤魔化すことが出来る。
ただ、兄には、口裏を合わせるよう、言っておく必要はあるが……。
それは、それで面倒臭いな……。
心の中で、舌打ちしてると
おかげで、糖を使い過ぎたらしく、頭がフラフラする。
思わず、眉間を寄せ、こめかみの辺りを押さえる私に
「大丈夫ですか、真琴さん?」
トランクスさんが、気遣う言葉をかけてくれた。
多分、この人は、私の吐いた大嘘のスゴさを、分かってくれてる。そんな気がした。
「はい、大丈夫です……」
私は、目を閉じて、鼻から息を吐き
「まさか、こんなに早く、人に出くわすなんて思わなかったわ。マジで焦ったし」
近くにいる人間の気配に、全く気付けなかった自分自身に、ぼやいていた。
私と梨子だけなら、どうとでも誤魔化せるが、トランクスさんとベジータさんが一緒となると、そうはいかない。
日本人……どころか、この地球の人間ですらない二人だ。
どう誤魔化すか、必死で考えた。
そして、頭をフル回転させ出て来たのが「外国人」という設定だった。
まぁ、誰でも考え付く設定だろうが、剣道一筋の女子高生に「外国人の知り合い」がいる。というのは、設定的に厳しい。
しかも、ウチの両親の耳に、この話しが入る確率は高い。
そうなると、我が家への説明も、ややこしいことになる。
だから、東京の大学に通う「兄の知り合い」という枕詞をつけた。
これなら不自然さはないし、もし、ウチの両親にこの話しを知られても、何とか誤魔化すことが出来る。
ただ、兄には、口裏を合わせるよう、言っておく必要はあるが……。
それは、それで面倒臭いな……。
心の中で、舌打ちしてると