何が私たちに起こったか?
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でも、思い出すと、すぐに、私は制服のポケットに手を突っ込んで、スマホを取り出した。
?!
画面を見るなり、固まった私を見て
「いまの……LINE?! 誰から?」
マコちゃんが、食い気味に質問してきた。
随分と機能してなかったスマホの復活に、何かの間違いなんじゃないかと疑いながら、もう一度、スマホの画面を見直して
「仁美……仁美からだ!」
マコちゃんの質問に答えてた。
よく見れば、画面に表示されてるメッセージ以外にも、ずっと「圏外」だった表示も「5G」になってて
「見て! 圏外じゃなくなってる!!」
スマホの画面を、マコちゃんの方に向けた。
スマホに届いた、一件のLINEで、ここが、私たちの生まれ育った地球だって確信が、更に深まり
「ね、ねぇ、マコちゃん! やっぱり、ここ、私たちの住んでた地球だよ!! 私たち、帰って来れたんじゃない!?」
思ってもなかった展開に、興奮した。
そんな私とは違い、マコちゃんは、神妙な顔つきで
「何がどうなってるのか解らないけど……やっぱ、ここは、私たちが住んでた地球で間違いなさそうだね」
そう言って、感慨深そうに、天を仰いだ。
つられるように、私も空を見上げると、空は、橙色に変わりはじめてて、白い半月も、存在を主張しはじめてた。
爽やかな風に乗って流れて来る、伽羅の香りが鼻先を掠め
この香り……。
やっぱり、そうだ。私たち、帰って来たんだ……。
しみじみ思ってると
「そんなところで何してるんだ?」
突然、声をかけられた。
?!
画面を見るなり、固まった私を見て
「いまの……LINE?! 誰から?」
マコちゃんが、食い気味に質問してきた。
随分と機能してなかったスマホの復活に、何かの間違いなんじゃないかと疑いながら、もう一度、スマホの画面を見直して
「仁美……仁美からだ!」
マコちゃんの質問に答えてた。
よく見れば、画面に表示されてるメッセージ以外にも、ずっと「圏外」だった表示も「5G」になってて
「見て! 圏外じゃなくなってる!!」
スマホの画面を、マコちゃんの方に向けた。
スマホに届いた、一件のLINEで、ここが、私たちの生まれ育った地球だって確信が、更に深まり
「ね、ねぇ、マコちゃん! やっぱり、ここ、私たちの住んでた地球だよ!! 私たち、帰って来れたんじゃない!?」
思ってもなかった展開に、興奮した。
そんな私とは違い、マコちゃんは、神妙な顔つきで
「何がどうなってるのか解らないけど……やっぱ、ここは、私たちが住んでた地球で間違いなさそうだね」
そう言って、感慨深そうに、天を仰いだ。
つられるように、私も空を見上げると、空は、橙色に変わりはじめてて、白い半月も、存在を主張しはじめてた。
爽やかな風に乗って流れて来る、伽羅の香りが鼻先を掠め
この香り……。
やっぱり、そうだ。私たち、帰って来たんだ……。
しみじみ思ってると
「そんなところで何してるんだ?」
突然、声をかけられた。