無問題②
夢小説設定
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心の中で呟いていた。
トランクスさんに関しては心配してなかったが、ベジータさんが常識ある振る舞いをしていたのが意外だった。
地球人……しかもこの地球の人間じゃないうえ、王子という身分だから世間知らずに違いない。
そう思い込んでいたが、この思い込みは間違っていたようだ。
だから
「二人だけでも大丈夫そうですね」
後ろを歩くベジータさんの方を振り返ると
「当たり前だ」
馬鹿にするなと言わんばかりに、苦々しげに言ってきた。
いや、だって。
社会不適合にしか見えないんで。
そう返したい言葉を飲み込み
「街に行かなさそうなんで」
何とかオブラートに包むと
「街へは行く。ブルマに付き合わされるからな」
ベジータさんは「だから大丈夫だ」というふうに強調してきた。
知らなかった情報に
「え、そうなんですか?!」
驚くと
「おまえたちがいるとブルマはおまえたちと街へ行きたがってたからな。おかげで俺に声がかからなくて助かったぜ」
捻くれた言い方をしつつも、少し拗ねてるのが可笑しく、私は口の端をこっそり上げながら
「じゃ、問題ないってことで、これからはお二人でデカ盛りチャレンジして来て下さい」
私はサイヤ人親子に、外食許可を出したのだった。
トランクスさんに関しては心配してなかったが、ベジータさんが常識ある振る舞いをしていたのが意外だった。
地球人……しかもこの地球の人間じゃないうえ、王子という身分だから世間知らずに違いない。
そう思い込んでいたが、この思い込みは間違っていたようだ。
だから
「二人だけでも大丈夫そうですね」
後ろを歩くベジータさんの方を振り返ると
「当たり前だ」
馬鹿にするなと言わんばかりに、苦々しげに言ってきた。
いや、だって。
社会不適合にしか見えないんで。
そう返したい言葉を飲み込み
「街に行かなさそうなんで」
何とかオブラートに包むと
「街へは行く。ブルマに付き合わされるからな」
ベジータさんは「だから大丈夫だ」というふうに強調してきた。
知らなかった情報に
「え、そうなんですか?!」
驚くと
「おまえたちがいるとブルマはおまえたちと街へ行きたがってたからな。おかげで俺に声がかからなくて助かったぜ」
捻くれた言い方をしつつも、少し拗ねてるのが可笑しく、私は口の端をこっそり上げながら
「じゃ、問題ないってことで、これからはお二人でデカ盛りチャレンジして来て下さい」
私はサイヤ人親子に、外食許可を出したのだった。