無問題①
夢小説設定
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パソコンの画面には、大皿に盛られたカレーや、大鉢に入ったラーメンなどが映っている。
「フン。この程度なら余裕だな」
「ええ。それじゃあ、梨子さんたちに話してから、挑戦してみることにしましょう」
表情を明るくさせるトランクスに
「いちいち言う必要はないだろう」
顔を顰めた。
せっかく見つけた空腹問題解消案を、梨子はともかく、真琴には潰されかねない。
しかし
「お二人から了承を得てからにしないと。もし何かあった時に迷惑をかけてはいけませんから」
そう言われると強行することは躊躇われ、俺は舌打ちをすることで、賛成の意を示した。
翌日、周りに誰もいないのを見計らい、梨子にデカ盛りメニューの話しをすると
「いいじゃないですか!」
梨子は笑顔でポンと手を叩き「デカ盛り」を食べに行くことに賛成した。
俺たちがこの地球に来た時から、梨子は俺たちの食事のことを気にしていたので、梨子にしてみれば、一つ心配事が減ったと安心したんだろう。
だが、問題はやはり真琴だ。
あの娘は、俺たちを不安視している。
だから、簡単に頷くとは思えない。
それが忌々しく、眉を寄せている傍で
「真琴さんにも、この話しを伝えて欲しいのですが、お願い出来ますか?」
トランクスの頼みに、梨子は「分かりました!」深く頷くと、すぐにスマホとかいう端末に指を滑らせはじめた。
「了承してもらえるといいのですが……」
「フン。この程度なら余裕だな」
「ええ。それじゃあ、梨子さんたちに話してから、挑戦してみることにしましょう」
表情を明るくさせるトランクスに
「いちいち言う必要はないだろう」
顔を顰めた。
せっかく見つけた空腹問題解消案を、梨子はともかく、真琴には潰されかねない。
しかし
「お二人から了承を得てからにしないと。もし何かあった時に迷惑をかけてはいけませんから」
そう言われると強行することは躊躇われ、俺は舌打ちをすることで、賛成の意を示した。
翌日、周りに誰もいないのを見計らい、梨子にデカ盛りメニューの話しをすると
「いいじゃないですか!」
梨子は笑顔でポンと手を叩き「デカ盛り」を食べに行くことに賛成した。
俺たちがこの地球に来た時から、梨子は俺たちの食事のことを気にしていたので、梨子にしてみれば、一つ心配事が減ったと安心したんだろう。
だが、問題はやはり真琴だ。
あの娘は、俺たちを不安視している。
だから、簡単に頷くとは思えない。
それが忌々しく、眉を寄せている傍で
「真琴さんにも、この話しを伝えて欲しいのですが、お願い出来ますか?」
トランクスの頼みに、梨子は「分かりました!」深く頷くと、すぐにスマホとかいう端末に指を滑らせはじめた。
「了承してもらえるといいのですが……」