噂の男④
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「それにしてもさ、あのトランクスさんて人、かなりイケてるよねー! 好きになるの分るし!」
テンションが上がった仁美は、声のボリュームを大きくした。
「まぁ、確かにイケメンだな」
「だよね! あんなイケメンが家にいるとかマジヤバいし!」
仁美のテンションは更に上がった。
そして、そのテンションのまま
「あ、それでさ。梨子がトランクスさんにお姫様抱っこしてもらったって聞いたから、梨子がどんな反応するかなーと思って、私もトランクスさんにお姫様抱っこしてもらったんだよね」
お姫様抱っこを頼んだ意図を白状した。
……余計なことすんなよ!
面倒臭い状況になった元凶である、目の前の女をそっと睨むと
「そしたら、梨子嫉妬したのか機嫌悪くなってさー! やっぱ! って思ったのー」
仁美は悪びれたようすなど全くなく、作戦が成功したとばかりに、満足そうににんまりした笑みを顔いっぱいに広げた。
そんな、嬉しそうに笑う仁美を見て、私はチッ! と心の中で舌打ちしてから
「あんたが原因つくったなら、梨子の機嫌直せよ」
責任を仁美に押し付け
「じゃ、そろそろ教室戻るわ」
私は回れ右をし、階段へ向かった。
「え? 梨子に用あったんじゃないの?」
後ろから聞こえてくる声に
「機嫌悪いならいいわ。面倒臭い」
ただ、梨子の機嫌が直ってるか知りたかっただけだ。だから、目的は果たした。
私は目的の終了を自身に告げ、階段を下り自分の教室へと戻った。
テンションが上がった仁美は、声のボリュームを大きくした。
「まぁ、確かにイケメンだな」
「だよね! あんなイケメンが家にいるとかマジヤバいし!」
仁美のテンションは更に上がった。
そして、そのテンションのまま
「あ、それでさ。梨子がトランクスさんにお姫様抱っこしてもらったって聞いたから、梨子がどんな反応するかなーと思って、私もトランクスさんにお姫様抱っこしてもらったんだよね」
お姫様抱っこを頼んだ意図を白状した。
……余計なことすんなよ!
面倒臭い状況になった元凶である、目の前の女をそっと睨むと
「そしたら、梨子嫉妬したのか機嫌悪くなってさー! やっぱ! って思ったのー」
仁美は悪びれたようすなど全くなく、作戦が成功したとばかりに、満足そうににんまりした笑みを顔いっぱいに広げた。
そんな、嬉しそうに笑う仁美を見て、私はチッ! と心の中で舌打ちしてから
「あんたが原因つくったなら、梨子の機嫌直せよ」
責任を仁美に押し付け
「じゃ、そろそろ教室戻るわ」
私は回れ右をし、階段へ向かった。
「え? 梨子に用あったんじゃないの?」
後ろから聞こえてくる声に
「機嫌悪いならいいわ。面倒臭い」
ただ、梨子の機嫌が直ってるか知りたかっただけだ。だから、目的は果たした。
私は目的の終了を自身に告げ、階段を下り自分の教室へと戻った。