噂の男②
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優しくて誠実で、そして綺麗な横顔に胸がキュッと締め付けられ
カッコイイな……。
随分前から知ってたことを、改めて胸の中で呟いたら、これまでとは違う胸の辺りが跳ねた気がした。
すぐに視線を戻し
……やっぱり、これって恋?
揺れていた気持ちの正体に、ドキっとした。
でも、すぐに
いやいやいや!
もう一人の自分がツッコんだ。
だって、失恋した人と同じ顔した人だよ?
しかも、告白されたけど、想いを受け入れられなくて振った人だよ?!
その人を好きになるなんて……!
それって、どうなの?!
リビングまでの数十秒間、自問自答してると
「お腹空きましたね」
トランクスさんの微笑む顔が私を見てて、胸がまた跳ねた。
リビングに入ると、甘辛い匂いの正体、鶏の照り焼きがテーブルに並びはじめてた。
「トランクスさん、すみません、呼びに行って下さって。ありがとうございます」
台所から、申し訳なさそうな顔を覗かせるお母さんに
「いえ。これぐらい」
トランクスさんは柔らかい笑みで応えてから
「お手伝いします」
そのまま台所へと入って行った。
気が利いて、愛想も良くて、礼儀正しくて。しかも、容姿も良い。
まさに「非の打ち所がない」トランクスさんは、私が好きだったトランクスさんと、やっぱり同じ。
そう思った。
未だに、私の心の中には、未来に帰って行ったトランクスさんがいる。
だから、いま目の前にいるトランクスさんに恋したかも。なんて思うのは失礼だ。
うん……失礼だ。
私は、そう自分に言い聞かせてた。
カッコイイな……。
随分前から知ってたことを、改めて胸の中で呟いたら、これまでとは違う胸の辺りが跳ねた気がした。
すぐに視線を戻し
……やっぱり、これって恋?
揺れていた気持ちの正体に、ドキっとした。
でも、すぐに
いやいやいや!
もう一人の自分がツッコんだ。
だって、失恋した人と同じ顔した人だよ?
しかも、告白されたけど、想いを受け入れられなくて振った人だよ?!
その人を好きになるなんて……!
それって、どうなの?!
リビングまでの数十秒間、自問自答してると
「お腹空きましたね」
トランクスさんの微笑む顔が私を見てて、胸がまた跳ねた。
リビングに入ると、甘辛い匂いの正体、鶏の照り焼きがテーブルに並びはじめてた。
「トランクスさん、すみません、呼びに行って下さって。ありがとうございます」
台所から、申し訳なさそうな顔を覗かせるお母さんに
「いえ。これぐらい」
トランクスさんは柔らかい笑みで応えてから
「お手伝いします」
そのまま台所へと入って行った。
気が利いて、愛想も良くて、礼儀正しくて。しかも、容姿も良い。
まさに「非の打ち所がない」トランクスさんは、私が好きだったトランクスさんと、やっぱり同じ。
そう思った。
未だに、私の心の中には、未来に帰って行ったトランクスさんがいる。
だから、いま目の前にいるトランクスさんに恋したかも。なんて思うのは失礼だ。
うん……失礼だ。
私は、そう自分に言い聞かせてた。