スゥイート・オクトーバー③
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冷たいジェルの心地良さで、頭と心が冷やされていく。
私はそのまま横になって、頭を枕に沈めた。
こんなふうに、熱対応のアイテムを手早く用意してくれたお姉ちゃん。
そんなお姉ちゃんを「ありがたい」と思いつつも
何でコレをトランクスさんに託したの……?!
つい文句が出た。
そりゃ、もう臨月だし、階段の上り下りを控えたいのは分かるよ。私の熱がうつっても大変だし……。
でも、だからって何で……。
ついさっき、ドアの前に立っていたトランクスさんを思い出して、私は身体を丸くした。
……あんな態度取って、悪いことしちゃったな。
つい芽生えた意地悪心から、冷たい態度を取っちゃったことを反省した。
トランクスさん、どう思っただろ……?
イヤな子だって思ったかな……?
鬱々とそんなことを考えて落ち込んでいくうちに、私の意識は段々と眠りの中に落ちていった。
目を覚ますと、部屋の中は真っ暗で、私は枕元に置いてある目覚まし時計に手を伸ばした。
目覚まし時計を掴んで、寝起きの焦点の合わない目で時間を見ると、緑色に光る時計の針は、八時過ぎを指してる。
寝たこともあって、具合は良くはなってる。
私はベッドから起き上がると、家のようすが気になって一階のリビングに行くことにした。
慎重に階段を下りてリビングに入ると、ダイニングテーブルに座ってたお父さんが私にすぐ気付き
「梨子! 大丈夫か?」
椅子から少し腰を浮かせた。
「うん。大丈夫。少し楽になったから……」
私はそのまま横になって、頭を枕に沈めた。
こんなふうに、熱対応のアイテムを手早く用意してくれたお姉ちゃん。
そんなお姉ちゃんを「ありがたい」と思いつつも
何でコレをトランクスさんに託したの……?!
つい文句が出た。
そりゃ、もう臨月だし、階段の上り下りを控えたいのは分かるよ。私の熱がうつっても大変だし……。
でも、だからって何で……。
ついさっき、ドアの前に立っていたトランクスさんを思い出して、私は身体を丸くした。
……あんな態度取って、悪いことしちゃったな。
つい芽生えた意地悪心から、冷たい態度を取っちゃったことを反省した。
トランクスさん、どう思っただろ……?
イヤな子だって思ったかな……?
鬱々とそんなことを考えて落ち込んでいくうちに、私の意識は段々と眠りの中に落ちていった。
目を覚ますと、部屋の中は真っ暗で、私は枕元に置いてある目覚まし時計に手を伸ばした。
目覚まし時計を掴んで、寝起きの焦点の合わない目で時間を見ると、緑色に光る時計の針は、八時過ぎを指してる。
寝たこともあって、具合は良くはなってる。
私はベッドから起き上がると、家のようすが気になって一階のリビングに行くことにした。
慎重に階段を下りてリビングに入ると、ダイニングテーブルに座ってたお父さんが私にすぐ気付き
「梨子! 大丈夫か?」
椅子から少し腰を浮かせた。
「うん。大丈夫。少し楽になったから……」