スゥイート・オクトーバー③
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
私は何度も寝返りを打ちながら、寝ることに集中した。
でも、寝ようと思えば思う程目が冴えて、余計に眠れなくなってくる。
それどころか、寝返りを打つたびに、さっきトランクスさんに抱えられてた時のことを思い出して、落ち着かなくなってきた。
もう……! 何で?!
恥ずかしいし、落ち着かないし、ヤダっ!
そう思ってたはずなのに、思い出せば出す程、胸がザワザワして、胸の奥が熱くなってくる。
トランクス君に抱えられた時は、全然こんな気持ちにならなかったのに、何で?!
そう思うと、やっぱりトランクスさんに、未来に帰って行ったトランクスさんを重ねちゃってるんだって思って、虚しくなった。
「ああ、もう……。いい加減に忘れなきゃダメでしょ……」
私は、いつまでも片想いし続けてる自分が情けなくて、言い聞かせるように呟いた。
でも、そう呟きながらも、心のどこかで、いま起こってる胸のザワつきが、いままでとはどこか違うことを感じはじめてた。
それは心の芯の辺りから、じんわりと広がってくような、幸せで温かな気持ち……。
だけど、この気持ちの正体に気付いちゃいけない気がして、私は必死に
違う違う! そんなわけない!
って、頭の中で否定の言葉を繰り返した。
熱でクラクラする頭と、心の中で起こる攻防。
そのせいで寝付けなくなってる私は、上体を起こすと、枕元に置いたコンビニ袋の中を物色した。
中には、スポーツドリンク以外に、薬と身体に貼る冷却シートが入ってて、私は冷却シートを取り出すと、額にペタリと貼り付けた。
でも、寝ようと思えば思う程目が冴えて、余計に眠れなくなってくる。
それどころか、寝返りを打つたびに、さっきトランクスさんに抱えられてた時のことを思い出して、落ち着かなくなってきた。
もう……! 何で?!
恥ずかしいし、落ち着かないし、ヤダっ!
そう思ってたはずなのに、思い出せば出す程、胸がザワザワして、胸の奥が熱くなってくる。
トランクス君に抱えられた時は、全然こんな気持ちにならなかったのに、何で?!
そう思うと、やっぱりトランクスさんに、未来に帰って行ったトランクスさんを重ねちゃってるんだって思って、虚しくなった。
「ああ、もう……。いい加減に忘れなきゃダメでしょ……」
私は、いつまでも片想いし続けてる自分が情けなくて、言い聞かせるように呟いた。
でも、そう呟きながらも、心のどこかで、いま起こってる胸のザワつきが、いままでとはどこか違うことを感じはじめてた。
それは心の芯の辺りから、じんわりと広がってくような、幸せで温かな気持ち……。
だけど、この気持ちの正体に気付いちゃいけない気がして、私は必死に
違う違う! そんなわけない!
って、頭の中で否定の言葉を繰り返した。
熱でクラクラする頭と、心の中で起こる攻防。
そのせいで寝付けなくなってる私は、上体を起こすと、枕元に置いたコンビニ袋の中を物色した。
中には、スポーツドリンク以外に、薬と身体に貼る冷却シートが入ってて、私は冷却シートを取り出すと、額にペタリと貼り付けた。