銀魂DEシンデレラ【ALL】
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「お、終わりました…よ」
「くそォ…!」
次女のカグラは悔しがっていましたが、長女のソウゴはニヤリとなんともサディスティックな笑みを溢しました。
「シンパチィ、そんな格好でお城に行く気ですかィ?」
「え?」
シンパチが姉たちの姿を見ると、綺麗なドレスに豪華なアクセサリー。
自分は埃だらけの粗末な普段着。
こんな格好では王子様に会うことなどできない、と悲しみにくれました。
「ガキはおとなしく留守番してるがいいネ!」
「じゃーな」
「くっそー…」
シンパチは悔しくて、さっき洗った姉たちの服にマヨネーズをたっぷり塗ってやりました。
するとマヨネーズがピカアと光って、なんとも綺麗なお姉さんが現れました。
「あなたは…?」
「私は魔法使いのアネウエよ。あなたの望みを何でも叶えてあげる」
「マジでかァアァァ!」
「マヨネーズ1年分で良かったわね?」
「違う違う!よくないから!!舞踏会に行きたいの!」
「舞踏会~?チッ、仕方ねェな…」
「アンタがさっき何でも叶えるって言ったんだろ!」
魔法使いが変な呪文を唱えると、シンパチの服はマヨネーズ色のドレスに変わり、足元はガラスの靴、外には韋駄天のタクシーが現れました。
「姉ちゃん、乗りな!」
「あ、ありがとう!アネウエ!」
「いいのよ、気張ってきな!」
タクシーに乗り込んだシンパチは、お城まで急いで移動しました。
「…うわっ。何かこのドレス、ヌルヌルするな……何か全身マヨネーズ臭いし…こんなので王子様に会えるのかな…」
「着いたぜ!俺たちは12時を知らせる鐘が鳴っちまったら消えちまうから、さっさと戻ってこいよ?」
「あ、ありがとう長谷川さん!」
「違う!マヨネーズの妖精だ!」