類は友を呼ぶって事
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日は始業式のため午前中で学校も終わり、各々が放課後を楽しむために話し合う。もちろん女子たちが高島をほっとくはずもなく、遊びに誘われていた。
「雅~!これから一緒に遊ぶネ!!」
『ゴメン、まだ引っ越しが終わってないんだ…』
「なら仕方ないわね、落ち着いたら遊びましょ?」
『うん!本当にゴメン』
「気にするな、友達だろう?」
『友達…』
「私も晋助様に手を出さない限りは友達っス!」
「私だって銀さんに…」
「はいはいもう分かったから。じゃあね、雅ちゃん。また明日」
その言葉に嬉しそうに手を振った高島はカバンを持って立ち上がり、俺たちのいる方に向かって笑顔で挨拶した。
『また明日ね。総悟くん、みんな!』
その笑顔がまた可愛くて…男子軍はしばらくポーッとしていたが、ハッと我に返った近藤さんが騒ぎ始めた。
「…何で総悟だけ名前なんだ!」
「そりゃ隣の席ですからねィ」
「これから仲良くなりゃいいだろ、近藤さん」
「俺も…」
「あーあ。アホ杉がそんなこと言ったら来島がうるさくなるぞ」
「アホ杉じゃない高杉だ!何でそこでまた子なんだよ!!」
「プッ、青春~」
「クス、純情~」
「何なんだよお前らァァ…!!」
近藤さんを宥めるように言ったが…本当は俺も高島と仲良くなりたいと思ったのは秘密にしておこう。アホ杉の二の舞を踏むことになる。