甘いお菓子にご用心
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ほとんどの隊士が晩飯を終えた頃、自室で一服していた俺は喉の渇きを感じて部屋を出た。目指すは食堂。女中たちはもういないだろうが、冷蔵庫に何か入ってるだろ。そう思って薄暗い廊下を歩いた。
「ん?」
ふと食堂の方に目を向けると、明かりが漏れていた。何だ、まだ飯食ってる奴がいたのか?タバコをくわえたままスゥと軽く息を吸って、長く煙をはいた。ま、誰がいようと関係ねーか。俺の目的は冷蔵庫のカルピスのみ!あるといいなぁ…。
カルピスへの望みを抱いたまま食堂への最後の角を曲がると、そこには黒山の人だかりが出来ていた。その中に栗色の頭を見付けた俺は、盛大なため息をついた。総悟が関わっているということは、絶対ろくでもねェことだ。
19*甘いお菓子にご用心!