任務を遂行せよ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「おいヤベーぞ、近藤さんが運ばれてく」
私たちは息を切らしながらの全力疾走で追っ手を振り切り、今は大きな松の木の上から勲さんが敵に運ばれていく様子を見ていた。
『勲さァァん!!!』
「落ち着きなせェ妃咲……どーしやすか、リーダー」
「ええええええ!リーダーって俺っスか!?」
「この状況下だ。隠密活動に一番慣れているお前がリーダーになるのが妥当だろう」
何か釈然としないまま丸め込まれた様なザキくんだったが、勲さんがさらわれたのだ。真剣な表情になって作戦を考えていた。
「もうコレ御用改めであるって突っ込んでった方が手っ取り早くねーか?」
「ダメですよ、俺たちは隠密なんですから」
「自覚持てよ土方コノヤロー」
トシくんは無言のまま総悟をボカンと一発殴り、殴られた総悟は頭を抱えてうっすら涙目になっていた。
『でも私たち…隠密活動は素人な訳だし、下手に小細工をするとかえって危険じゃない?』
「うーん、それも一理あるね…」
「どーすんだ」
「…じゃあこうしましょう!」
ちょっとちょっと、と言って手招きをするザキくんのとこに集まって耳を貸し、作戦を聞いた私たちは顔を見合わせてウンと頷いた。
「隠密どもは一体どこへ?」
「一刻も早く引っ捕らえねば…」
「ですよねェ」
「アレ?君、誰?…むぐわ!!!」
「何事…ぐぎゃぶ!!!」
「え…ぶべらっ!!!」
シュタン!
ミッツァージミー!
必殺技 忍法・僕ってば何色にでも簡単に染まります。
「何だ、何事……あっ!」
「しまった、明かりが…」
「何も見えんぞ!」
「ホウ、それは大変だな。月明かりでもくれてやらァ」
「ギャアァァ!!月明かりが反射して…目が」
「目が、目がァァ…!!」
シュタン!
ミッツァーミラー!
必殺技 忍法・人の姿をとやかく言う前に、まずは自分から。
「やりやすね、ミラー」
「あぁっ!隠みっ……ぐわっ!!」
「何だコレ、鼻がもげるゥゥ!!!」
「気ィ失わねェ程度に、気をつけていたぶらねーとなァ……」
シュタン!
ミッツァーフローラル!
必殺技 忍法・サディステック星の王子たァ、俺のコトでィ。
『ちょっと総悟ってば、何でこんな所でドSっぷり発揮してんのォォ!!?』
「あ、こっちにも隠密が!」
「コイツ女だ、捕まえろ!」
「女ならすぐに捕まるぞ」
『…何ですって?女を………女をなめるんじゃねェェ!!!』
シュタン!
ミッツァーチェキラ!
必殺技 忍法・女ナメると怖いですからね…学習しない男はバカ!
「「「『コレにミッツァーゴリラーを加えた…5人揃ってミッツァー5、見・参!!!!』」」」