我らミッツァー5
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山崎に裏の空き地に集合をかけられたが、俺はどうもノリ気にはなれなかった。第一アレだ、面倒臭い。しかしながら妃咲は隠密活動をとても楽しみにしているし、アイツらが血迷ったことをしないか見張る役がいるだろう。仕方がないのでタバコをふかしながら空き地に向かった。
そこにいたのはさっきのメンバーに近藤さんを加えた4人で、俺を見つけると##NAME1##はとても嬉しそうに手を振った。
『トシくーん!』
「オゥ、遅かったなトシ!」
「何で近藤さんもいるんだ!?」
「いや、みんなで楽しそうに話してたから俺も仲間に入れてもらおうと思って…」
『いいじゃない!大体こういうのって5人組って決まってるし』
「そうでさァ。器の小せェ男だ」
「別に嫌なら無理に来なくてもいいんですよ?」
「わかったよ、うるせェな!!」
「はい、じゃあここに並んでください」
山崎の指示で4人が横に並ぶと、何やら布の袋を渡された。
何が入ってんだ?と思って隣を見ると、近藤さんと妃咲、総悟もよく分かっていないようだった。
「これは隠密活動のときに着る服です。今からこれに着替えて訓練しましょう」
『忍者服!』
「へェ、一応ちゃんとしてるんですねィ」
「そりゃもちろん、闇取引の黒幕を探るんですからね」
「そんな重要なことをこんなメンツでやっていいのか?」
「いーだろ別に!失敗したら闇商人全員叩き斬ればいいだけの話だ」
『そーですね、じゃあ刀は持っていかないと…』
「手裏剣はないんですかィ?」
「クナイとかな!」
「うーん、屯所の倉を探せばあるかもしれないです」
「じゃあ一旦屯所戻ろうぜ」
『そうですね、忍者服に着替えなきゃならないし…』
「そうと決まれば、さっさと行きやしょう」
ゾロゾロと屯所に戻るコイツらを見て思った。完全に楽しんでやがる!その上もう隠密というより忍者になってるしィィ!!それにわざわざ裏の空き地に集合した意味なくねェェ!!?