彼らとの再会
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『あ』
「どうした?」
『妙ちゃんたちに挨拶しに行かなくちゃ…』
私がいなくなったことは、妙ちゃんや銀ちゃんたちにも伝わっているらしい。それに新八くんには失礼なこと言っちゃったし…無事帰還したことを報告しないとね!
そう思っていたら、トシくんは何だか不満そうな顔をしていた。
「…万事屋とも会うのか?」
『うん。まあ……え、何々トシくんヤキモチ?』
「ぶうっ!そ、そんなわけないだろっ」
『え~そうなの~?』
「そうだ!もう見廻りの時間だから行くぞ!!」
『え、ちょっと待って!』
急に立ち上がったトシくんはダッシュで部屋を出ていってしまったので、私もトシくんを追いかけて外に出た。
『あ!』
大通りをしばらく歩いていたら、見覚えのある銀髪を発見した。
『銀ちゃーん!神楽ちゃん、新八くん!!』
大声で名前を呼ぶと、3人は同時にバッと振り向いた。にしても同時って凄いな…!
オーイ!と手を振れば、ポカンとした表情の3人が突然ドタバタこちらに駆けてきた。
「えええええ妃咲ちゃんンンン!!!?何で、どうして江戸に!?」
「ほ、本物アルか!?」
「妃咲、さん…?」
『あはは、本物だよ!色々心配かけちゃってゴメンね、もう大丈夫だから』
ギューッと抱きついてくる神楽ちゃんが可愛くて、癒される~とか思いながら銀ちゃんたちと話していたら、1人会話に入っていなかったトシくんがつまらなさそうな顔をしていた。
『と、トシくん?』
「…散々我慢してたんだ、もういいだろ?」
『へ?何……わっ!』
トシくんが言ったことが理解できなくて、意味を聞こうと思っていたら、トシくんに突然腕を引っ張られて肩を抱かれた。
「コイツはもう、俺のだから」
ああ、もう死んでもいい…!何コレ幸せすぎて怖いんですけどォォ!!!!