彼らとの再会
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「おめでとうございます副長!」
「よかったですね、妃咲隊長!」
まさかのトシくんからの告白を受け、ニヤける顔を一生懸命元に戻しつつ一緒に食堂に行くと隊士のみんなが笑顔で迎えてくれた……何で?私たちが頭の上に?マークを浮かべていたら、満面の笑みの勲さんが近付いてきた。
「よかったなァトシ、妃咲ちゃんと付き合えて!」
「近藤さん…何で知ってんだ?」
トシくんが顔をひきつらせながら尋ねると、勲さんはキョトンとして答えた。
「え?総悟がスピーカーで触れ回って…「総悟ォオォ!!!」
なぜか駿ちゃんとまーくんは瞳にうっすら涙を浮かべて喜んでくれて、私はとても幸せな気持ちになった。
「総悟のやつ…」
『そんなに怒らなくてもいいじゃない…う、嘘は言ってないんだし』
みんなからの祝福を受けて恥ずかしくなった私たちは、トシくんの部屋に避難した。総悟に対する怒りを露にするトシくんに私がそう言うと、最初は驚いた表情を浮かべていたけれど…照れ臭そうに笑って「そーだな」と言ってくれた。か、カッコいい!!
「あー…でも未だに信じられん」
『ん、何が?』
「妃咲が俺の彼女になるなんて…」
『あはは、そんなの私も一緒だよ~。さっき凄く驚いた』
「ホントはもーちょっとカッコよく告白するつもりだったのによォ…」
そう言ってプイとむこうを向いて、ブツブツ文句を言って拗ねるトシくんが可愛くて、つい笑ってしまった。そうしたらトシくんは少し頬を赤くして怒っていた。
「何、笑ってんだ!」
『あ、ゴメン。トシくんがあまりにも可愛くて…』
「…ふ、ふん。可愛いなんて言われても嬉しくねーよ!!」
『だからゴメンって!』
一生懸命謝ったら、トシくんは「仕方ねェな…」と言いつつも、とても優しく微笑んでくれた。
4*彼らとの再会