6.零番隊隊長と長官
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んん…眩しい………ん?もしかして朝?
あれ、私どーしたんだっけ?
あぁ、歓迎会やってもらって、総悟とトシくんが喧嘩して、それを止めに入って……あ!総悟にお酒飲まされたんだ!
そっかーそれで寝ちゃってたのか。あいててて、頭が痛い…二日酔い?
そう思いながら薄目を開けると、まだみんなが周りで雑魚寝してた。
…何で全員、裸!?まさか私も……あ、良かった。一応着てるわ。一番上のは脱いでるけど。
そういえば私、何かの上で寝てる、と思ってふと上を見上げると、トシくんが寝てた。
エェエエェェ!?何で!?
てゆーかこの体勢は、もしかして…。
や、やっぱり!膝枕してもらってるよ私!
…キャッホォオォォイ!!!
え、だって乙女の夢でしょコレ!(普通は男女逆だけど)
下から見上げた顔も、カッコいいなあ…。寝顔初めて見たし……ってエェエ!
ダメじゃん私、危うく変質者になるとこだった!
あーヤバイなあ。
こりゃ相当本気だわ。
本気で私、トシくんのこと…。
「……んん…?」
ゲッ!やばい起きる!目ェこすってる!
もしかしたら、私ってば寝てる間に偶然トシくんの膝に乗っかってるのかもしれない!
それで私が起きてたら「テメー俺の膝の上で何やってんだ」とか言って、変質者扱いされちゃうかもしれない!
こ、ここは…寝てるフリ!
「……朝か…?」
わわっ、起きた!
どーか狸寝入りがバレませんように…。
「…あ」
な、何!バレた!?
「…妃咲、起きろ」
寝たフリィイィ!!!
『…』
「起きろ~…」
…ヤバい。起きてもいいんだけど、自然な起き方が分かんない…!!
「妃咲~」
わ、私を起こすのは諦めてくれー!
「起きねェな…」
そうそう!起きないから!つーか起きれないから!
「…フッ」
え、トシくん今、笑った…?み、見たい……!
ポンポン
え?ポンポンって…もしかして、頭ポンポンしてもらってる!?
ギャー恥ずかしいけど嬉しい!
「…もーちょっと、寝とけ……」
…うわああああ!
今、ものっそい優しく頭撫でられてる!
何コレ、何コレェエェ!
超恥ずかしーんですけどォオォ!!!
ってアレ、ヤバい。くしゃみ出そう。
ちょ、我慢だ…我慢しろ~…!
いや、我慢とか…無理……!
『…くしゃん!』
「妃咲?」
『……んん…?』
あ、あれ…何だか自然な寝起きを演じれたぞ。良かった…!!
『…トシくん?』
「おはよ」
『ん、おはよう…ってエェエ!?何でココに!?てゆーか何コレ、膝枕!?』
「落ち着け」
な、何とか狸寝入りはバレずにすんだ。
体を起こして周りを見ると、男の裸祭り。さっきは気付かなかったけど、みなさん下着も身につけてなくて…。
『…ぇ、ぁぇ……』
「……あ、しまった…!」
バターン!!
私は、意識を失ったのだった。
6th.零番隊隊長と長官