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小咄

5月12日

2019/05/12 15:16

彬羽「ーーー 成る程。」





千様「蒼月君なんだかんだ親孝行よねー
ところでコレ何の盆栽かしら?」


彬羽「母の日か。」

魄哉「前々から思ってたんですが、なぜに満場一致で母扱いなんですか」



千様「あら?嬉しくないの? ツンデレ孝行息子からのプレゼント」

魄哉「Σそ、そうは言ってないでしょう!
もちろんありがたいと思ってますよっ」



家康「ちなみに。今のお膳の上に『貰ったからやる。』とか書いて置いてあったよ」

彬羽「どこをどうすりゃ盆栽なんざ貰って来るんだ」

家康「蒼月 嘘つくの上手いはずなんだけどねえ」


小太郎「あいつ。不器用だよなー

て、事でいつもありがとう」ボール。

魄哉「えーと。ありがとうございます」

一同(犬じゃあるまいし、貰ってどうやれと言うんだろう)



粋「なんか お前日々精神が犬化していってねえ?」
小太郎「狼な。」

彬羽「狼も飼い慣らされりゃ犬って事か。」ふむ




魄哉「お気持ちはとても嬉しいんですかがその。一応 てか一応も二応も無く性別男なんでその」苦笑。

家康「あっはっは。コンプレックスと人情の板挟みだ Σぐはっ!」

千様「大丈夫よ。 野郎にしか見えない力強い右ストレートだわ。」

魄哉「それはありがとうございます」けっ



シロ「感謝されて殺伐としとるな」
小太郎「性格がオカンだから仕方ないよなあ」



襖がらっ


白「ただいま。」

家康「Σぐえっ」


白「あれ?家康何してるんだ
また何かしたのか?」踏んづけっ

魄哉「いえ。いつものしょーもない事です」



白「ふーん。 大概にしとけよお前

あ、そうだ。カーネーションいるか?」丸一本っ

魄哉「・・ありがとうございます。」





家康「ほらやっぱり 皆認識そうなんだって
細かい事は気にしな 魄哉「白君そのまんま踏みにじってやって下さい 踵でねじ込むように。」

家康「Σぎゃああ! 特に悪いこと言ってなぐええっ」



彬羽「お前もやるな。」
白「踏んでいいなら 踏まなきゃ損だろ」ぐりっ
家康「Σぐえっ!」

小太郎「その辺にしとかねえと内臓出る出る 加減下手だろお前」

粋「ちょいちょい魔王だよなあ 兄貴。」
シロ「今ごろ気がついたか」




千様「まあ、いいんじゃない?
少なくとも皆に慕われてるって事なんだし」

魄哉「うーん。しかし」



家康「だいたい今更でしょ? お前昔から徳川のオカンとか呼ばれてたしー
そこらの主婦に混ざって井戸端会議できるし、ぶっちゃけ女子力高いよ?」

魄哉「そろそろ口は災いの元と言う言葉を覚えろ 」イラッ












白「ふざけるのも大概にしないと祓われるぞ。」

家康「Σ私は悪霊じゃないっ」じたばたスマキッ



魄哉「まったく 誰がオカマですかっ」ぷんすか
千様「誰もんな事言ってないわよ」






挿音「うるっせえなあ。夕方までは静かにしろっつってんだろが」よれっ

千様「あら、おはよう。
残念ながら夕方よ?」

挿音「・・あ?」寝ぼけ


粋「朝晩逆転で感覚おかしくなってねえ?」
挿音「しゃーねえだろ。忍が昼間からコソコソしてたら不審者扱いで通報されんだろ」

シロ「いや夜でも不審は不審なのだがな」


挿音「通報されなきゃいいんだよ。

んで、何またぎゃーぎゃーと
また家康か」ちっ

家康「おーい。上司上司」スマキごろん



白「一言で言うと母の日で家康がからかってオカマでスマキだ。」

挿音「それで解るから情けねえわ」

千様「慣れって悲しいわよね」ふっ




挿音「つーかよ。
毎年地味に葛藤してんだから いっその事

日付け真ん中どりにしたらどうよ?


父の日、母の日のちょうど真ん中なら問題ねえだろ」

小太郎「Σおおー!賢い!!」

挿音「大黒柱でもあんだしよ。 本人が府に落ちてねえなら無理矢理やる事ぁねえんだよ」どや。




魄哉(・・なぜ何がなんでも母扱いなんですか。)




彬羽「そこは深く考えるな。」

魄哉「お察しありがとうございます」ふっ





挿音「しかし、後半月か
何が喜ぶのかわかんねーかんなあ」ボソッ

一同(Σここにも孝行息子が!!)





家康「長男も見事にお母さん思いに育ったねえ」 にやにやスマキごろごろ


魄哉「自分の今の状況忘れてないか?」

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