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小咄

4月5日

2019/04/05 12:16

魄哉「腰が痛いです」

家康「また年甲斐も無くはしゃいだの?」



蒼月「昨日のあれだね」
粋「はしゃいでたもんな。」
小太郎「年寄りの冷水ってこういう事言うんだな」
白「腰痛で済んで良かったな」うんうん。




魄哉「仕事しようにも座るの拷問なんで もはやうつ伏せでやってますよ」ふう。

蒼月「つか、布団に仕事持ち込むなよ「起きると痛いんです」


千様「あー結構来てるわね
てか痛いならうつ伏せも辛くない?」

魄哉「結構辛いですけど 他にどうすれば」




飛天「うつ伏せで上体起こしは腰への負担が大きい アウト。」筆と書類取上げっ

魄哉「Σあ。」




白「飛天来てたのか」

飛天「無茶する年寄りの往診の依頼が入ったから文字どおり飛んできたんだよ」

蒼月「バカラス 仕事早いな」
粋「つか、なんだかんだ仲良いよなカラスコンビ」


飛天「で、貼り薬と塗り薬。念のために痛み止め各種用意してきたけど どれがいいんだ?
アンタなら症状でどれがいいか解るだろ?」

魄哉「い、痛み止めを「絶対仕事する気だよな。却下」


千様「飛天君さすが。」

飛天「なんで薬学詳しいのに体に負担かかる事ばっかすんだよ!」
魄哉「僕が気張らないとこの国ヤバイんですよ!」
飛天「痛み止めは体に負担かかんだよ 最終手段!
自分がポックリ逝ったら後どうなるか考えろ!!」

魄哉「・・くっ」



粋「うわ。合理的な西洋医学と健康志向の漢方の戦い」

家康「あのー 一応フォローするけど、西洋医学も使い方によっては優しいよ。」

千様「薬学のフォローなのか本人のフォローなのか解らないわね」



飛天「まずは寝方! うつ伏せなんて問題外
一番腰に負担をかけない姿勢は仰向けだ」



シロ「何か始まってしまったな」





魄哉「い、一応聞きますが 座るのは」
飛天「問題外。物を書くような座っての前屈み姿勢は更に腰をいたぶるのでぜっったいにやるな。」



家康「えーと。仕方ないからしばらく休暇とりなさいって。」

魄哉「うーん。しかし」

飛天「無理しそうなら口にするもの全てにこれを混入すること。」コソッ
挿音「おう。任せとけ
一服盛るのは専門でぇ」


魄哉「Σちょっとそこ!プロに何を依頼してるんですか!!」

挿音「徳川忍頭の腕の見せどころだな。」キセルすぱー

飛天「漢方なめんなよ」ふっ




蒼月「何の戦いコレ」
小太郎「それぞれのプロとしての意地 かなあ?」


家康「はい。飛天先生!質問
横になってても仰向け以外はダメなんですかー?」

飛天「基本ダメだ。」きっぱり
千様「え。そうなの?」


飛天「仰向けは言うまでも無いけど 横向きは意外と負担がかかる。
体重体格にもよるけど腰にかかる負荷は仰向けの倍以上と考えていいな。 」

粋「へー。」
千様「楽そうなのにねえ」ふむふむ


魄哉「あの。横向きでないと眠れないんですが「今すぐ直せ。」

白「多分言うこと聞いといた方がいいぞ?」
魄哉「Σ長年の癖をいきなり治せと!?」


家康「解る解る。横向きは便利だもん
てか

夜襲、闇討ちに対応しやすいよね」


蒼月「Σ理由理由!!」




魄哉「ですよねえ。飛び起きやすいんで ずーーっとそうして来たんで今更上向いてとか落ち着きません。」ふう。

家康「てか私の場合上向くと懐に銃入れてるのバレバレなるから安全面でねえ」
蒼月「暴発したらそれこそ危ないだろそれ」

粋「戦国組 理由が半端ねえ」うわあ。



挿音「まあ。確かにな」煙筒ふー。

千様「アンタは戦国生まれじゃないわよね?」
蒼月「その人は 常に修羅道だもん」





飛天「えーと。とにかく!
変な癖は直す! 腰に負担のかからない生活!
そして座り仕事は定期的に休憩を入れること
いいな。」

魄哉「前向きに善処します」
千様「これが終わったら宿題するから!くらいアテにならないわね」



飛天「まったく この家居たら敵襲も何も心配いらないだろ
こんだけ番犬やら番蛇やらなんやら揃ってんのに。」ぶつぶつ


白「敵襲か」ふむ

シロ「ん?なんだお前もか」



白「考えてみたら この家来るまで横になって寝た事無かったかも」

シロ「Σどんだけ警戒してたんだ!」




粋「あー。兄貴はなあ」納得

白「野生なんてそんなもんだ。」うんうん。

小太郎「野生のシマウマみたいだな」

千様「彬羽君が言ってたけど シマウマって蹴り一つでライオンの頭蓋骨叩き割るらしいわよ」



一同(納得・・・っ!!)


白「俺はシマシマじゃない。」





小太郎「えーと。皆にはちゃんと気を付けるように言うから」

飛天「頼む。これもう布団でぬくぬく寝てた俺がどうこう言えねえわ」がっくり。
挿音「いやそれが普通だからな」





蒼月「この際何でもいいからとっとと寝ろ。
無理したら腰踏むからね」

魄哉「Σ目が本気なんですが!?」



粋「薬より鞍馬山にしばらくあいつ連れてってくれねえ?
絶対そっちのが治療になるって」

飛天「Σうえええ゛!?」

蒼月「ちょっと待て!!そんっなに嫌なのかよ!!カラスって例外なく失礼だなホント!」




家康「てか いい加減大人しく寝かせてあげようよ」
千様「暇すると徘徊するからいいんじゃない?」


魄哉「くっ 動けないと思って」イラッ

挿音「ならしっかり休んで早く治せや」きっぱり

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