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小咄

6月1日

2019/06/01 16:15
家康「今日から六月だね。」カレンダーめくりっ

千様「そうねー
そろそろ新緑の季節ねえ」





粋「ただいま。」よれっ

千様「お帰りなさい何事っ!?」ひいいっ



粋「芝居小屋暑いっ 蒸れる暑いキツいスパルタ」がくっ
千様「Σ粋くーんんんん!」


白「脱水症状だな。
新人あるあるだ」

シロ「Σあるあるなのか!?」
小太郎「空調どうにかしろよ!!」
白「そこはオーナーに言え」


千様「よし。魄哉泣かしてくるわ」どすどす。
家康「Σ千ちゃんストップストップ! 昨日も徹夜でようやく寝てるんだからっ!!」




白「ほれ。起きろ
こういう時の為に 飛天が熱中症対策剤くれてるぞ。」ぺしっ

粋「とことこん扱い荒え」ぐったり

白「ふむ。ここて正座しないということはかなりヤバイな」うん。




家康「確認の仕方でいかにお兄ちゃんの躾が厳しいかわかるね」

シロ「いや、もはや主と下僕であろう。」




白「小太郎これに水。」
小太郎「ん?熱中症対策の粉なのか?」

白「飛天は水に溶かせと言ってたけど

気合いでこのまま飲むか?」

粋「無理っす。」きっぱり

シロ「水分足りなくなってる奴にトドメを刺すな」





一二三「はーい。水入れてきましただ。」ちゃぽん。

白「あれ?小太郎はどうした」



小太郎「前足肉球だから うまく持てなくて。」きゅーん

家康「お前、人型になれるの忘れてない?」


小太郎「Σあ」

シロ「犬が定着しておるからなあ」



一二三「粋さん大丈夫だかー?
こぼさねーように飲むだよ?」

粋「うう。一二三が天使に見える。」よれれっ

家康「あ、相当キテるね」




彬羽「手前は何時からそっちの趣味になった?」


ぐしゃ。
粋「」

シロ「Σこらあああ!はやとちるな過保護保護者ーっ!!!」




一二三「こらあ!彬羽さんっ
粋さんは熱中症で頭くらくらなんだべっ!
労らねえとダメだっ!!」くわっ!

彬羽「Σ!?」


家康「あ。幼児に怒られた」
白「しかもかなり効いたな」


彬羽「ちょっと待て。
確か救急箱に 熱中症対策飴がっ」

小太郎「あ。熱中症と聞いたら急に親身だ」
シロ「苦しみがよく分かっとるからなあ」うんうん。




飛天「あれ?お前らどうしたんだ?」

小太郎「Σおおおお! ちょうどいい所に!!」



飛天「ん?朝からずっとお邪魔してたぞ

挿音と将棋してた。」

挿音「やっべえ。こいつマジで強いわ」頭かきかき。
飛天「そりゃずっと親父の相手してたもんよ」得意気っ




白「急患。熱中症患者1ぴき。」

飛天「シロ氷、桶にでもいれて来い。
家康は、えーと。手拭い適当に 雑巾はやめよろよ。
まず首と脇の下のでかい血管を冷やすぞ!」てきぱきっ




粋「うう。飛天がガチ天使に見える」ぐてっ

飛天「黒い羽のか。」

挿音「んなお迎え確実に地獄だろが。
ヤベえなこりゃ」



白「あれ?そんな危ない感じだったのか?。」

シロ「Σはなからヤバげだろが!
ほれ!氷っ なんなら本体ごと凍らせるぞ?」パキパキ

飛天「いや。トドメになるからいいや。」


彬羽「なんだ手前来てたのか

じゃあ。出る幕ねえな。」すたすた

小太郎「Σ信頼がはんぱないっ!」




家康「つか 同じ職場のお前は大丈夫なの?」

白「そりゃ舞台上で汗ダラダラとか出来ないからな
汗なんて自力でとめれるぞ?」

挿音「いや、出ねーと余計に熱たまるからな」
シロ「体質の差か。」うーん。








魄哉「あのー
寝てたら千様に殴られたんですけど?何がどうしたんですか?」たんこぶ。

家康「んーと。
お仕事に建物の改装一件追加だね。」

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