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小咄

5月14日

2019/05/14 13:39


一二三「あのー。彬羽さんが偉いお疲れなんだどとも」

千様「あら。季節の変わり目で体調でも崩したのかしら?」

蒼月「あのカラスがんなデリケートなわけないでしょ
てか、さっき帰ってきてたけど 今日もバイトだったの?」



家康「彬羽なら 今日は江戸城に助っ人に来てもらってたよ
ほら、天海サマと同等に話できる脳ミソの人ってそうそう居ないから」

千様「ごく当たり前みたいに登城させられてるのね」




蒼月「えーと。 つまりは気疲れ?
やっぱ仰々しいの?」

家康「いや。無い無い

てか あいつ既に顔パスだし」

蒼月「どんだけ助っ人に呼ばれてんだよ」




家康「あっはっは。城内では 天海様の第一補佐官とか呼ばれて凄い尊敬されてるよー」

蒼月「あー。疲れてる理由解ってきた」
千様「彬羽君 注目されるの苦手だものね」


家康「あいつには悪いけど 実際凄い助かってるよ。
安心して任せられるからってうちの軍師の負担が減ってねえ 」

蒼月「あー。あのジジイ 全部自分でやろうとするからね」
千様「彬羽君がいなかったら本気で過労でくたばってるかもねえ」

家康「と言う事で 難しかったかな?
あれ?一二三ちゃん?」きょろっ

蒼月「あれ?どこ行ったんだろ?」




白「だいいちほさかん って何だ?」一二三だっこ。

家康「ああ。意味解らなくて聞きに行ってたんだね」




一二三「皆さん一生懸命お話してたから邪魔しちゃいけねえだと。」

家康「あー。成る程ね
しかしまた なんで白に?」




一二三「物は知らないけど 子供に嘘は教えないから比較的まともだから って彬羽さんが異ってただ」

蒼月「あのー。 あいつひょっとして他のメンツ全く信用してなくない?」




白「解らない事は解らないって言うからな」えへん。
千様「そうね。白君が嘘教えるのは粋君くらいよねえ」


白「で、だいいちほさかんってのは・・・」

家康「ん?」




白「おーい。バカラス 質問。どこだー」

家康「Σ信用出来ないと判断された!!」
千様「Σバテてるらしいからそっとしといてあげてー!」




蒼月「俺も?」
白「お前嘘吐きだろ」きっぱり

千様「えー。あたしも?」
白「千様 人からかうし。」

一二三(やっぱ 白さんに聞くべきだべ)ふむふむ。
家康「Σなんか学習してる!!」




魄哉「第一補佐官と言うのは
この場合 一番腕のたつ助手。お手伝いさんの事ですよ」
白「へー。」
一二三「なるほどだ!」おおっ


千様「あら おかえりなさい天海サマ」

魄哉「だだいまです。
いやー彬羽君のおかけでお仕事早く終わりましたよ」にこにこ。


蒼月「ふーん。マジで優秀なんだ あいつ」
魄哉「こちら読めますか?」書類ぴらっ

千様「ナニコレ 何語?」
蒼月「てか文字ちっちゃ」うわー。

魄哉「彬羽君はそれを普通に読んだ上 的確に処理できるんですよ。
ぶっちゃけこんな人材他にいません。」
家康「徳川上層部に正式に欲しいよねー」うんうん。


一二三「えーと?」
白「彬羽がすごく賢いって話だ。
多分」


魄哉「ほんと助かるんで度々お手伝いに呼んでしまいますし、
皆も顔覚えてますからねえ

あはは 今日なんて うちの子ですー。と思わず自慢しまくってしまいました」

一同「Σうわ!はっず!!!」




魄哉「えー。恥ずかしいですか?
あれだけ優秀だと自慢したくなるのが親心ってもんでしょう?」

千様「ちなみに なんて自慢したのよ?」

魄哉「我が家のシャイな次男です。と

ポジション的に次男でしょう?」にこにこ

家康「お母さん落ち着いてー。
なにその精神的拷問。」

蒼月「あいつが疲れ果ててる理由すんごい解ったよ」

白「むごいな。」



一二三「彬羽さんは次男なんだか?」

魄哉「イメージがです
蒼月君は世話のやける末っ子
白君は 三男ですかねえ」

白「バカラスの歳、確か粋と同じくらいだから俺のが上だぞ」
千様「Σえ!?そうだったの!?」

家康「うわー。見えないね
白が幼いのか
あ。ちっちゃいからか」あっはっは


蒼月「Σあ。馬鹿!」
家康「Σはっ!!」口ふさぎっ



白「困るほど小さくないから別にいい」すたすた。


蒼月「やっば。火炎地獄になるかと」心臓ばくばく
家康「・・燃やされるかと思った」ほっ

千様「白君 粋君にさえ言われなゃ別にどうでもいいのねー
お兄ちゃんのプライドね」



一二三「ん?どしただ?」

魄哉「あー。いえいえ


(あの子表情出にくいから解らないだけで めちゃめちゃムカついてましたって今の!!こんの馬鹿殿っ)」





ーーーーーーー





白「老け顔。」けっ

彬羽「Σいきなりなんなんだ手前は!
ケンカ売ってるのか!!」



白「ふん。」すたすた



一二三「怒っちゃダメだ。男のプライドってやつらしいだよ。」
彬羽「は?」



一二三「まあまあ。イライラと疲れには甘いもんだよー」金米糖っ

彬羽「いやその、 それ食べたら八割トドメになるからな」
※甘い物体質的にアウト。



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