小咄
5月3日
2019/05/03 15:30白「おい。珍しいの貰ったぞ」
小太郎「ふぇふらひいほ?」ぼりぼり
シロ「ドッグフードは飲み込んでから話せ。」
小太郎「ごくん。
珍しいのって何だ何だ?」わくわく尻尾ふりふり
粋「なんか変わった匂いが」わくわく
家康「何々面白いの?」いそいそ
シロ「お前ら 何か変わった事があると毎度嗅ぎ付けて生えてくるな。」
白「面白いかは知らない
これなんだけど」
ころんっ
粋「なんだこれ。種?」
白「誰か何か解るか?」
家康「紙袋から察するに 芝居小屋の差し入れで貰ったけど何か分からなかったんだね」
粋「うーん。見た目種なんだけどな。
やたらでかいし なんかの球根とか?」
白「球根だとしたら 何で差し入れられたのか本気で悩むぞ。」
シロ「確かに。仮にそうだと考えるとわざわざ栽培しろと言うことか?
若干重い差し入れだな」ふむ。
小太郎「いい匂いではある
植物系には違いないな」ふんふん。
家康「ねえねえ。説明書きとか無かったの?
これ一個むき出しで入ってたわけじゃないでしょ?」
白「あったぽいけど破れた」包装紙から何からびりっびり。
家康「開け方ワイルドなんだね。」納得。
粋「よっしゃあ!パズルは得意だ任せとけ!」
小太郎「おおー!」
シロ「お前地味な特技が多いな」
魄哉「おや。工芸茶ですね。」あっさり。
粋「Σ解読に向けて気合いいれたのに!!」
魄哉「? はあ。すみません
これはまた珍しいもの持ってますねえ」まじまじ。
小太郎「なあなあ、何なんだこれ?」
魄哉「えーとですね。
百聞より一見
一個使ってもいいですか?」
白「なんか解らないからいいぞ。」
魄哉「では。失礼して。
粋君 着火!」やかん差し出しっ
粋「おう!」ぼぼぼぼぼ
家康「使いこなしてるね。」
粋「Σはっ! つい脊髄反射で!!」
シロ「下僕根性が染み付いとるな。」
魄哉「よし。いい感じに沸騰しましたね
この大きな種みたいなのを 耐熱の 湯飲みでもいいですね。
ここに入れて熱湯を注ぎます。」じょぼぼぼ
家康「Σえ。」
魄哉「そして蓋をして
1分から3分待ちます。」かぽっ
粋「・・・・」
シロ「・・・・」
家康「・・・・」
白「透明な入れ物の方が良かったな。」
魄哉「全く同じこと思いました」ふっ
小太郎「何が起きてるのか解らないし暇だぞー」 あくびっ
粋「待つだけの3分なっげえ。」
家康「あっはっは。若いね
ある程度たつと 3分どころか1日があっと言う間で泣けてくるよ」
魄哉「何自分で言って自分で凹んでるんですか」
家康「いやもう若くないんだな って。」ふっ
白「家康がボケてる間にいい時間になったんじゃないのか?」
魄哉「あ。そうですね。
では開けまーす」うきうきっ
家康「Σ 誰一人慰めすら無い!!」
ぱかっ
魄哉「はい。 この通り
容器の中で花が咲くんですっ」どやっ
粋「Σおおー!種から花に!すげっ」
小太郎「あれ干からびた花だったのか。」おおお
白「で?」きょとん。
魄哉「いえその。こういう物です。」
白「要するに手品か?」
魄哉「・・えっと。 お茶なので飲めますね」テンションがた落ち
シロ(単にふやけただけに見えるのだが
こいつとは同じと思われなくないな。)うーん。
家康「色気より食い気の子にあげるもんじゃないよね 」うんうん。
魄哉「えーと。 これ一つで何杯分もの沢山のお茶が淹いる上
飲み終わったら水に入れて飾れます」
白「今の時期ムシ沸かないか?」
魄哉「沸きますねえ・・・」どんより。
家康「雅を愛する天海様をあんまり虐めないであげて」
千様「あら。なあに?
うわー 綺麗ね!なにこれ」
魄哉「Σそのリアクションです!!」おおおっ
蒼月「なーにゴソゴソしてるかと思ったら
こういうのは野郎ばっかでやっても盛り上がるわけないだろ」
千様「蒼月君が教えてくれなきゃ見れなかったじゃないの
もっと早く呼んでよ 開くとことか見たかったわー」
家康「蒼月さすが
喜びそうな人ちゃんと知ってるね」
蒼月「ふっ。やっぱ女受けいいんだ
色々使えそう」にやり。
家康「今の誉めたの無しにして。」
千様「ねえねえねえ。他には無いの?」
白「ん?まだ沢山あるぞ」
千様「やたっ
一二三ちゃんも呼んでくるわね」たたっ
魄哉「これで工芸茶も報われますねえ」しみじみ。
小太郎「あのさ、ひょっとしてこれって「この国のもんじゃないので高級品です。」
シロ「高いのか。贈った奴が哀れだな」ジト目。
白「お前だって微妙な顔してたくせに」
一二三「なんだなんだ?
なんか良いもの見れるって!」わくわく
白「もう全部やっていいぞ
喜ぶのが見た方がいいだろ。」
魄哉「高いと言ってるのに
豪快ですねえ。
では。今度は透明なので行きますね。」お湯注ぎっ
家康「どうせならそのヤカンじょぼじょぼもやめようよ。」
彬羽「おい。何を騒いでるんだ」
家康「おー。辛うじて理解出来そうな彬羽 いいところに」
彬羽「は?
お前も何してるんだ」
粋「何となくパズルの続きを
よしゃ!復元完成!!」
小太郎「おおー!凄い!」
シロ「やはりこやつらも興味が無さげだな」
一二三「ほらほら!お湯でお花が咲くだ!!」キラキラ
彬羽「ああ、何かと思えば工芸茶か。」
白「お前知らないこと無いのか。」
一二三「凄いだよー。こんなカラッカラなのに綺麗に咲くだ 魔法だなあ」
千様「ねー。 こんなのそうそうお目にかかれないわね」ほくほく
魄哉「腕のいい職人が特種な技法で作る 海の向こうの貴族の贅沢品ですからね」にこにこ
蒼月「温度差すっごいね」
家康「何がすごいって 向こう組に入って和気あいあいできるうちの軍師だよ」
シロ「根本的に感性が違うのだろうな」
千様「沢山咲いたけど これっていったい何の花?
やっぱり外国のかしら?」
粋「あ。ちょち待って
さっき繋いだ説明書のとこに
あった!
『さるすべり』
・・・だってよ」
千様・一二三「へえー」棒読み。
彬羽「確か さるすべりは
こう書く。」さらさらっ
小太郎「おおっ『百日紅』ってこんなのか!!」
彬羽「猿が滑るとかそういうイメージは捨てろ
こっちにしておけ。」
千様「彬羽君 フォローがゴリッゴリの力押しだけどありがとう」
白「なあ。 さっき気がついたんだけど」
魄哉「はい?」
白「これって茶だよな?玩具じゃないよな?」
魄哉「?
ですねえ
・・・Σはっ!!」
蒼月「ん?なら普通に飲めば良いんじゃないの?」
家康「あれ?そう言えば 解説の時に確か」
魄哉「一個で何杯分ものお茶になると言いましたねぇ」ひくっ
粋「Σいやもうめちゃめちゃ咲いてるんだけど!?」
小太郎「ちなみに一個で何杯分くらいだ?」
魄哉「こちらのヤカンに満タンくらいです。」たぷんっ
一同「・・・・」
彬羽「飲食物は無駄にするなよ?」
家康「うわあ。飲食店勤務の見張りが居る」
白「そーれ。イッキイッキ」
粋「Σいやいやいや無理無理無理!!つかせめて花どけてちょげほっ!!」
魄哉「僕のせいでもありますけど、
ほんと風流もへったくれもありませんね。」
千様「ねー。 まあ楽しかったからいいけど。」あっさり
シロ「ある意味この家には合った使い方かもしれんな。」
小太郎「だな。てか 無理矢理飲まされなくて少しホッとしてるだろ」
シロ「見た目はいいがあの量を飲むとなるとな。」うーん。
家康「あ。粋が逃げた!」
白「したかないな
次シロ来い」手招き
シロ「Σなぜに俺だ!?」
白「匂いが甘ったるいからバカラス吐くし、次に打たれ強そうなのお前だろ
早くしないと腐る」
シロ「Σいやいや元はと言えばお前のげほごぼぼぼぼ」
蒼月「高級品の扱いひっど。」うわあ
小太郎「ふぇふらひいほ?」ぼりぼり
シロ「ドッグフードは飲み込んでから話せ。」
小太郎「ごくん。
珍しいのって何だ何だ?」わくわく尻尾ふりふり
粋「なんか変わった匂いが」わくわく
家康「何々面白いの?」いそいそ
シロ「お前ら 何か変わった事があると毎度嗅ぎ付けて生えてくるな。」
白「面白いかは知らない
これなんだけど」
ころんっ
粋「なんだこれ。種?」
白「誰か何か解るか?」
家康「紙袋から察するに 芝居小屋の差し入れで貰ったけど何か分からなかったんだね」
粋「うーん。見た目種なんだけどな。
やたらでかいし なんかの球根とか?」
白「球根だとしたら 何で差し入れられたのか本気で悩むぞ。」
シロ「確かに。仮にそうだと考えるとわざわざ栽培しろと言うことか?
若干重い差し入れだな」ふむ。
小太郎「いい匂いではある
植物系には違いないな」ふんふん。
家康「ねえねえ。説明書きとか無かったの?
これ一個むき出しで入ってたわけじゃないでしょ?」
白「あったぽいけど破れた」包装紙から何からびりっびり。
家康「開け方ワイルドなんだね。」納得。
粋「よっしゃあ!パズルは得意だ任せとけ!」
小太郎「おおー!」
シロ「お前地味な特技が多いな」
魄哉「おや。工芸茶ですね。」あっさり。
粋「Σ解読に向けて気合いいれたのに!!」
魄哉「? はあ。すみません
これはまた珍しいもの持ってますねえ」まじまじ。
小太郎「なあなあ、何なんだこれ?」
魄哉「えーとですね。
百聞より一見
一個使ってもいいですか?」
白「なんか解らないからいいぞ。」
魄哉「では。失礼して。
粋君 着火!」やかん差し出しっ
粋「おう!」ぼぼぼぼぼ
家康「使いこなしてるね。」
粋「Σはっ! つい脊髄反射で!!」
シロ「下僕根性が染み付いとるな。」
魄哉「よし。いい感じに沸騰しましたね
この大きな種みたいなのを 耐熱の 湯飲みでもいいですね。
ここに入れて熱湯を注ぎます。」じょぼぼぼ
家康「Σえ。」
魄哉「そして蓋をして
1分から3分待ちます。」かぽっ
粋「・・・・」
シロ「・・・・」
家康「・・・・」
白「透明な入れ物の方が良かったな。」
魄哉「全く同じこと思いました」ふっ
小太郎「何が起きてるのか解らないし暇だぞー」 あくびっ
粋「待つだけの3分なっげえ。」
家康「あっはっは。若いね
ある程度たつと 3分どころか1日があっと言う間で泣けてくるよ」
魄哉「何自分で言って自分で凹んでるんですか」
家康「いやもう若くないんだな って。」ふっ
白「家康がボケてる間にいい時間になったんじゃないのか?」
魄哉「あ。そうですね。
では開けまーす」うきうきっ
家康「Σ 誰一人慰めすら無い!!」
ぱかっ
魄哉「はい。 この通り
容器の中で花が咲くんですっ」どやっ
粋「Σおおー!種から花に!すげっ」
小太郎「あれ干からびた花だったのか。」おおお
白「で?」きょとん。
魄哉「いえその。こういう物です。」
白「要するに手品か?」
魄哉「・・えっと。 お茶なので飲めますね」テンションがた落ち
シロ(単にふやけただけに見えるのだが
こいつとは同じと思われなくないな。)うーん。
家康「色気より食い気の子にあげるもんじゃないよね 」うんうん。
魄哉「えーと。 これ一つで何杯分もの沢山のお茶が淹いる上
飲み終わったら水に入れて飾れます」
白「今の時期ムシ沸かないか?」
魄哉「沸きますねえ・・・」どんより。
家康「雅を愛する天海様をあんまり虐めないであげて」
千様「あら。なあに?
うわー 綺麗ね!なにこれ」
魄哉「Σそのリアクションです!!」おおおっ
蒼月「なーにゴソゴソしてるかと思ったら
こういうのは野郎ばっかでやっても盛り上がるわけないだろ」
千様「蒼月君が教えてくれなきゃ見れなかったじゃないの
もっと早く呼んでよ 開くとことか見たかったわー」
家康「蒼月さすが
喜びそうな人ちゃんと知ってるね」
蒼月「ふっ。やっぱ女受けいいんだ
色々使えそう」にやり。
家康「今の誉めたの無しにして。」
千様「ねえねえねえ。他には無いの?」
白「ん?まだ沢山あるぞ」
千様「やたっ
一二三ちゃんも呼んでくるわね」たたっ
魄哉「これで工芸茶も報われますねえ」しみじみ。
小太郎「あのさ、ひょっとしてこれって「この国のもんじゃないので高級品です。」
シロ「高いのか。贈った奴が哀れだな」ジト目。
白「お前だって微妙な顔してたくせに」
一二三「なんだなんだ?
なんか良いもの見れるって!」わくわく
白「もう全部やっていいぞ
喜ぶのが見た方がいいだろ。」
魄哉「高いと言ってるのに
豪快ですねえ。
では。今度は透明なので行きますね。」お湯注ぎっ
家康「どうせならそのヤカンじょぼじょぼもやめようよ。」
彬羽「おい。何を騒いでるんだ」
家康「おー。辛うじて理解出来そうな彬羽 いいところに」
彬羽「は?
お前も何してるんだ」
粋「何となくパズルの続きを
よしゃ!復元完成!!」
小太郎「おおー!凄い!」
シロ「やはりこやつらも興味が無さげだな」
一二三「ほらほら!お湯でお花が咲くだ!!」キラキラ
彬羽「ああ、何かと思えば工芸茶か。」
白「お前知らないこと無いのか。」
一二三「凄いだよー。こんなカラッカラなのに綺麗に咲くだ 魔法だなあ」
千様「ねー。 こんなのそうそうお目にかかれないわね」ほくほく
魄哉「腕のいい職人が特種な技法で作る 海の向こうの貴族の贅沢品ですからね」にこにこ
蒼月「温度差すっごいね」
家康「何がすごいって 向こう組に入って和気あいあいできるうちの軍師だよ」
シロ「根本的に感性が違うのだろうな」
千様「沢山咲いたけど これっていったい何の花?
やっぱり外国のかしら?」
粋「あ。ちょち待って
さっき繋いだ説明書のとこに
あった!
『さるすべり』
・・・だってよ」
千様・一二三「へえー」棒読み。
彬羽「確か さるすべりは
こう書く。」さらさらっ
小太郎「おおっ『百日紅』ってこんなのか!!」
彬羽「猿が滑るとかそういうイメージは捨てろ
こっちにしておけ。」
千様「彬羽君 フォローがゴリッゴリの力押しだけどありがとう」
白「なあ。 さっき気がついたんだけど」
魄哉「はい?」
白「これって茶だよな?玩具じゃないよな?」
魄哉「?
ですねえ
・・・Σはっ!!」
蒼月「ん?なら普通に飲めば良いんじゃないの?」
家康「あれ?そう言えば 解説の時に確か」
魄哉「一個で何杯分ものお茶になると言いましたねぇ」ひくっ
粋「Σいやもうめちゃめちゃ咲いてるんだけど!?」
小太郎「ちなみに一個で何杯分くらいだ?」
魄哉「こちらのヤカンに満タンくらいです。」たぷんっ
一同「・・・・」
彬羽「飲食物は無駄にするなよ?」
家康「うわあ。飲食店勤務の見張りが居る」
白「そーれ。イッキイッキ」
粋「Σいやいやいや無理無理無理!!つかせめて花どけてちょげほっ!!」
魄哉「僕のせいでもありますけど、
ほんと風流もへったくれもありませんね。」
千様「ねー。 まあ楽しかったからいいけど。」あっさり
シロ「ある意味この家には合った使い方かもしれんな。」
小太郎「だな。てか 無理矢理飲まされなくて少しホッとしてるだろ」
シロ「見た目はいいがあの量を飲むとなるとな。」うーん。
家康「あ。粋が逃げた!」
白「したかないな
次シロ来い」手招き
シロ「Σなぜに俺だ!?」
白「匂いが甘ったるいからバカラス吐くし、次に打たれ強そうなのお前だろ
早くしないと腐る」
シロ「Σいやいや元はと言えばお前のげほごぼぼぼぼ」
蒼月「高級品の扱いひっど。」うわあ