小咄
4月27日
2019/04/27 15:38<割烹 春一>
庵「さーむーいー。」がたぶるっ
ひな「もうすぐ五月なのに 冷えますねえ」
朱禅「厨房に比べりゃマシだろ」洗いものがしゃがしゃ
彬羽「お前 蛇なのに大丈夫なのか?」
朱禅「ん? そりゃ多少はかじかむけど気合いだ気合い。問題ねえだろ。」布巾ぱんっ
庵「変温動物じゃなかっけ?」
ひな「そもそも、考えてみたら
人型なのに内側だけ蛇なんですかね?
モツのみ蛇とか」
朱禅「もつ煮こみ作ってる時に言わないでくれ。」
彬羽「そう言えばなんでだ
蒼月の場合寒けりゃ 実際冷たくなるわ動かなくなるわだが、お前はまったくそういう事ないな。」
朱禅「なめんなよ。長時間氷水に手突っ込んでも問題ねえ系蛇だ。」ばしゃ
庵「Σ蛇じゃなくても冷たい冷たい!」
ひな「気になりますねえ」ふむ。
庵「そもそも蒼月が蛇の名残で精神的に寒いのダメなだけとか?」
彬羽「思い込みであれだけくたばりかけてるとしたら 相当ヤバいな。」悩。
飛天「ちーす。
カラス印の置き薬でーす」窓からっ
彬羽「Σ手前 なにしてんだ!?」
ひな「調度いいところに!」おおっ
飛天「お頭業もずっとやってるとストレス溜まるんだよ
んで、趣味と実益兼ねて副業。」
ひな「うちの店乱闘多いので重宝してます。」にっこり
朱禅「助かんだけど、頼むから羽しまえ。
人に見られたらどうすんだよ」
飛天「コスプレってことで」あっさり
彬羽「Σお前にはカラス天狗の意地がないのか!!」
飛天「って事で
つまりは そこの黒蛇がどうなってるのか調べろって流れだろ?」
庵「あ。絶対話聞いてた」
飛天「屋根の上で5分ほど。
今日ほんっとに冷えるな」ぶるっ
彬羽「馬鹿か手前は。」
ひな「ですねえ。飛天さん あのお家の主治医みたいなものですし
ちょっと診て貰えます?」わくわく。
朱禅「Σひなちょっと なんで楽しそう てか押すな押すな!!」
飛天「あ。寒いのに脈早いな」
庵「それは おそらくひなちゃんのせいです。」
飛天「んー。限り無く恒温動物に近いみたいだけどな
ちょい口開けてみ?」
朱禅「Σもがっ!」
飛天「あ。牙がある
この辺はやっぱ蛇か」
彬羽「アゴ外れるぞ」
飛天「蛇なら外れるのがデフォだろ?」
庵「あのー。めっさ目で助けを求めてるんだけど。」
ひな「えー。ダメですかね
もし子供が出来たら哺乳類なのか爬虫類なのかハッキリさせたいと思ったんですけど」
朱禅「・・・・ お願いします。」
飛天「なんでそんな断頭台上が上がるみたいなんだよ」
彬羽(女は怖え。)
庵(突っこみづらー。)
飛天「よし!外側だけじゃイマイチ解らねえ
軽く腹かっさばいてみようか」
朱禅「Σ爽やかな笑顔で何言ってんだお前は!!」
飛天「大丈夫大丈夫。
ちゃんと縫えば大丈夫だろ
知識ならあるある
やった事ねえけど。」
朱禅「こら待て!最後の聞こえたぞ!!」
飛天「いや。大丈夫だって。
妖怪なんだし腹の一個二個裂いたぐらいじゃしなねえから」わくわく。
朱禅「八股の大蛇でも腹は一個しかねえよ!!
つか妖怪なら大丈夫ならお前の従兄弟で試してみろ!」
ひな「従業員を売るんじゃないの。」
庵「えーと。飛天ってこんなキャラだったっけ?」
彬羽「昔から 興味を持つととことんまで調べ尽くす癖があってな。
色んな物を解体するわ いじくり回して壊すわ」
ひな「典型的な天才系なんですねえ」ほう。
がららっ
白「たのもー。 寒いからあったかいウドンか何か
なんだこれ。」
朱禅「Σああああ!良いところに助けてマジで!!
こいつもカラス天狗だから力強くて逃げられねえんだよ!!」じたばた!
飛天「大丈夫大丈夫 麻酔あるからよ」
朱禅「Σなんでそんなの持ち歩いてんだーーーッ!!!」
白「・・・・・・」
がららら
ぴしゃん。
庵「Σ逃げたあっ!!」
彬羽「手に負えないと判断したな」
朱禅「お前も何冷静でいるんだ助けろおおお!!」
ひな「さて、さすがに助けたいんですけど
従兄弟の彬羽さんでも手に負えないとなるとどうしたらいいですかね?」
彬羽「安心しろ
もうすぐ どんな馬鹿力も意味のない金縛りかけられるだろ」
庵「Σ魄哉か!」おおっ
彬羽「おそらく今呼びに言ってるが
それまで朱禅が持つかどうかだな。」
朱禅「あ。絶対無理だこれ
走馬灯が見えてきた」ふっ
庵「Σすべてを諦めたっ!」ひいいっ
ひな「仕方ないですねえ
さらさらと。
はーい。飛天さん。
当店名物 腹踊りですよー」
飛天「Σぶはあっ!!」
ひな「解剖されたく無かったら 魄哉さんが来るまで 頑張って笑わせてて。」
庵「すんごい無茶ぶりっ!」
彬羽「Σそもそもそんな名物ねえだろ!」
朱禅「背に腹は変えられねえ!
おらおらとくと拝みやがれえええ!!」腹踊りっ
魄哉「・・いそいで来たんですが
物凄い楽しそうなんで問題なくありません?」
白「いや。よく見ろ
腹の顔はめちゃ愉快だけど 朱禅泣いてるぞ。」
庵「さーむーいー。」がたぶるっ
ひな「もうすぐ五月なのに 冷えますねえ」
朱禅「厨房に比べりゃマシだろ」洗いものがしゃがしゃ
彬羽「お前 蛇なのに大丈夫なのか?」
朱禅「ん? そりゃ多少はかじかむけど気合いだ気合い。問題ねえだろ。」布巾ぱんっ
庵「変温動物じゃなかっけ?」
ひな「そもそも、考えてみたら
人型なのに内側だけ蛇なんですかね?
モツのみ蛇とか」
朱禅「もつ煮こみ作ってる時に言わないでくれ。」
彬羽「そう言えばなんでだ
蒼月の場合寒けりゃ 実際冷たくなるわ動かなくなるわだが、お前はまったくそういう事ないな。」
朱禅「なめんなよ。長時間氷水に手突っ込んでも問題ねえ系蛇だ。」ばしゃ
庵「Σ蛇じゃなくても冷たい冷たい!」
ひな「気になりますねえ」ふむ。
庵「そもそも蒼月が蛇の名残で精神的に寒いのダメなだけとか?」
彬羽「思い込みであれだけくたばりかけてるとしたら 相当ヤバいな。」悩。
飛天「ちーす。
カラス印の置き薬でーす」窓からっ
彬羽「Σ手前 なにしてんだ!?」
ひな「調度いいところに!」おおっ
飛天「お頭業もずっとやってるとストレス溜まるんだよ
んで、趣味と実益兼ねて副業。」
ひな「うちの店乱闘多いので重宝してます。」にっこり
朱禅「助かんだけど、頼むから羽しまえ。
人に見られたらどうすんだよ」
飛天「コスプレってことで」あっさり
彬羽「Σお前にはカラス天狗の意地がないのか!!」
飛天「って事で
つまりは そこの黒蛇がどうなってるのか調べろって流れだろ?」
庵「あ。絶対話聞いてた」
飛天「屋根の上で5分ほど。
今日ほんっとに冷えるな」ぶるっ
彬羽「馬鹿か手前は。」
ひな「ですねえ。飛天さん あのお家の主治医みたいなものですし
ちょっと診て貰えます?」わくわく。
朱禅「Σひなちょっと なんで楽しそう てか押すな押すな!!」
飛天「あ。寒いのに脈早いな」
庵「それは おそらくひなちゃんのせいです。」
飛天「んー。限り無く恒温動物に近いみたいだけどな
ちょい口開けてみ?」
朱禅「Σもがっ!」
飛天「あ。牙がある
この辺はやっぱ蛇か」
彬羽「アゴ外れるぞ」
飛天「蛇なら外れるのがデフォだろ?」
庵「あのー。めっさ目で助けを求めてるんだけど。」
ひな「えー。ダメですかね
もし子供が出来たら哺乳類なのか爬虫類なのかハッキリさせたいと思ったんですけど」
朱禅「・・・・ お願いします。」
飛天「なんでそんな断頭台上が上がるみたいなんだよ」
彬羽(女は怖え。)
庵(突っこみづらー。)
飛天「よし!外側だけじゃイマイチ解らねえ
軽く腹かっさばいてみようか」
朱禅「Σ爽やかな笑顔で何言ってんだお前は!!」
飛天「大丈夫大丈夫。
ちゃんと縫えば大丈夫だろ
知識ならあるある
やった事ねえけど。」
朱禅「こら待て!最後の聞こえたぞ!!」
飛天「いや。大丈夫だって。
妖怪なんだし腹の一個二個裂いたぐらいじゃしなねえから」わくわく。
朱禅「八股の大蛇でも腹は一個しかねえよ!!
つか妖怪なら大丈夫ならお前の従兄弟で試してみろ!」
ひな「従業員を売るんじゃないの。」
庵「えーと。飛天ってこんなキャラだったっけ?」
彬羽「昔から 興味を持つととことんまで調べ尽くす癖があってな。
色んな物を解体するわ いじくり回して壊すわ」
ひな「典型的な天才系なんですねえ」ほう。
がららっ
白「たのもー。 寒いからあったかいウドンか何か
なんだこれ。」
朱禅「Σああああ!良いところに助けてマジで!!
こいつもカラス天狗だから力強くて逃げられねえんだよ!!」じたばた!
飛天「大丈夫大丈夫 麻酔あるからよ」
朱禅「Σなんでそんなの持ち歩いてんだーーーッ!!!」
白「・・・・・・」
がららら
ぴしゃん。
庵「Σ逃げたあっ!!」
彬羽「手に負えないと判断したな」
朱禅「お前も何冷静でいるんだ助けろおおお!!」
ひな「さて、さすがに助けたいんですけど
従兄弟の彬羽さんでも手に負えないとなるとどうしたらいいですかね?」
彬羽「安心しろ
もうすぐ どんな馬鹿力も意味のない金縛りかけられるだろ」
庵「Σ魄哉か!」おおっ
彬羽「おそらく今呼びに言ってるが
それまで朱禅が持つかどうかだな。」
朱禅「あ。絶対無理だこれ
走馬灯が見えてきた」ふっ
庵「Σすべてを諦めたっ!」ひいいっ
ひな「仕方ないですねえ
さらさらと。
はーい。飛天さん。
当店名物 腹踊りですよー」
飛天「Σぶはあっ!!」
ひな「解剖されたく無かったら 魄哉さんが来るまで 頑張って笑わせてて。」
庵「すんごい無茶ぶりっ!」
彬羽「Σそもそもそんな名物ねえだろ!」
朱禅「背に腹は変えられねえ!
おらおらとくと拝みやがれえええ!!」腹踊りっ
魄哉「・・いそいで来たんですが
物凄い楽しそうなんで問題なくありません?」
白「いや。よく見ろ
腹の顔はめちゃ愉快だけど 朱禅泣いてるぞ。」