小咄
4月25日
2019/04/25 14:43魄哉「うーん。」悩
千様「あらどしたの? 偉く真剣そうに」
魄哉「いえ。ちょっと最近異常気象なので」
千様「あー。確かに 冬はドカ雪だし 夏は酷暑だ水不足だし 色々きっついわよねえ」
粋(あー。地域の治水工事とか色々大変なんだろなあ)しみじみ。
魄哉「ここ数年天気がはっきりしないので この時期洗濯物が乾きません」真顔。
千様「だと思ったわ。」
挿音「そこは今心配してもしゃーねえからな。
日頃からコツコツ手を打ってりゃどうにでもなんだよ」キセルすぱー。
粋「あいつにとっちゃ災害より洗濯物乾かす方が難易度高いのかよ」
挿音「究極の器用貧乏だからなあ」
家康「うーん。器用貧乏の使いみち合ってるような合ってないような」
魄哉「梅雨はまだのはずなのにジメジメどんよりと!
外に干していいのかほんっとうに悩むんですけど!!」
千様「うち大家族だものねえ。
確かにこの量部屋干しされるとウザいわ」
魄哉「鬱陶しいだけでなく、背の高い彬羽君はひっかかりますし
昼間なのに暗いって白君がイラつきますし。
部屋干しで湿度上がりすぎると蒼月君がナーバスになりますしっ!」
粋「蒼月 湿気でナーバスになんのかよ」
彬羽「蛇は湿度が高いと脱皮するからな。
脱皮中後は敵に襲われてもなす術がねえのがあいつにも本能としてあるんだろ」 すたすた。
魄哉「通りすぎ様に解説ありがとうございます」
家康「つか、あいつの本性 バカでかい大蛇だよね。
襲うやついないでしょ」
魄哉「あと、雨が降ると小太郎君の犬独特のにおいが洗濯物につくので如何なものかと」ひそっ
家康「あー。濡れた犬ってにおい増すよね」
粋「うわあ。絶対小太郎には聞かせらんねー」
魄哉「という事で 皆さんの精神的負担を軽くする為に本気で洗濯物を出すべきかどうか悩んでるわけです。」真顔っ
千様「言いたくないけど バカと天才は紙一重って本当だわ」
粋「雨降ってきたら取り入れたらいいんじゃねえの?」
魄哉「既に朝から三回は出しては入れの繰り返しです
ついでに雨が降る前は高確率で風が強くなるので 降る前に気がつかないと飛ばされます」
家康「下手したら洗い直しで さらに部屋干しじっとりコースだね」
魄哉「おかけでこうやって洗濯物の番ですよ。
お仕事はかどりませんねえ」ため息。
粋「Σ朝からずっと洗濯物の番かよ!?」
魄哉「誰かに番頼もうにも
千様は頼んでても暇して遊びだしますし、粋君はちょいちょい気付きもしませんし、挿音は寝ちゃいますし、殿はハナから当てにしてません。」
粋「なんか すっげえごめん。」
家康「ふっ。私がアテにならないの よく解ってるね」
魄哉「あっはっは。長年どんだけ苦労して来たと思ってんですか」
千様「律儀にやってくれそうな彬羽君はさっきバイト行ったし、あ ダメね詰んだわ」
挿音「そもそも律儀なのが彬羽一人って点でどうなんでえ」
家康「いや。偉そうだけどお前も戦力外だからね」
粋「ん?待てよ
真面目なのならもう一匹いるだろ?」
シロ「前に届かんで 物干し台を倒したのだ。」
粋「古傷えぐって悪かった。」
シロ「二度手間になるので俺は引き受けん!いいな!!
絶対やらんからな!!」
家康「ありゃま。トラウマになってるね」
千様「シロ君はちっさいのがいいんだから気にしなくていいのに。」
挿音「お前それ本人に絶対言うなよ」
魄哉「さて、本当にどうしますかねえ。
毎年悩んでも結局部屋干しですし 今年こそ何か打開策を打ち出したいものです。」
家康「毎年妥協するならもういいんじゃない
の?「負けるのは嫌いです。」
千様「いったい何と戦ってるのよ。」
白「乾かないなら炙れば良くないか?」ぼぼぼぼぼぼ
粋「そろそろ出ると思ったけど
兄上ダメっす。確実に灰になります」
白「読まれてたか 粋の癖に生意気な。」むう
粋「Σどこのジャイアン!?」
家康「仕方無いね これじゃ政務に支障を来すし
ここはひとつ。 ちょとデンショバト借りるよー」
挿音「ん?」
ーーーーーーーーーーーーーー
『奇跡を起こす薬剤師 飛天君へ。
至急 人に害無く室内快適になる乾燥剤を作られたし。
尚、誤って犬や子供が食べても害の無いのよろしくー。
あ。征夷大将軍命令ね
人と烏天狗が良好な関係を築く為に頑張って お頭。(はぁと。)』
飛天「Σ無茶ぶりにも程がある!!」
千様「あらどしたの? 偉く真剣そうに」
魄哉「いえ。ちょっと最近異常気象なので」
千様「あー。確かに 冬はドカ雪だし 夏は酷暑だ水不足だし 色々きっついわよねえ」
粋(あー。地域の治水工事とか色々大変なんだろなあ)しみじみ。
魄哉「ここ数年天気がはっきりしないので この時期洗濯物が乾きません」真顔。
千様「だと思ったわ。」
挿音「そこは今心配してもしゃーねえからな。
日頃からコツコツ手を打ってりゃどうにでもなんだよ」キセルすぱー。
粋「あいつにとっちゃ災害より洗濯物乾かす方が難易度高いのかよ」
挿音「究極の器用貧乏だからなあ」
家康「うーん。器用貧乏の使いみち合ってるような合ってないような」
魄哉「梅雨はまだのはずなのにジメジメどんよりと!
外に干していいのかほんっとうに悩むんですけど!!」
千様「うち大家族だものねえ。
確かにこの量部屋干しされるとウザいわ」
魄哉「鬱陶しいだけでなく、背の高い彬羽君はひっかかりますし
昼間なのに暗いって白君がイラつきますし。
部屋干しで湿度上がりすぎると蒼月君がナーバスになりますしっ!」
粋「蒼月 湿気でナーバスになんのかよ」
彬羽「蛇は湿度が高いと脱皮するからな。
脱皮中後は敵に襲われてもなす術がねえのがあいつにも本能としてあるんだろ」 すたすた。
魄哉「通りすぎ様に解説ありがとうございます」
家康「つか、あいつの本性 バカでかい大蛇だよね。
襲うやついないでしょ」
魄哉「あと、雨が降ると小太郎君の犬独特のにおいが洗濯物につくので如何なものかと」ひそっ
家康「あー。濡れた犬ってにおい増すよね」
粋「うわあ。絶対小太郎には聞かせらんねー」
魄哉「という事で 皆さんの精神的負担を軽くする為に本気で洗濯物を出すべきかどうか悩んでるわけです。」真顔っ
千様「言いたくないけど バカと天才は紙一重って本当だわ」
粋「雨降ってきたら取り入れたらいいんじゃねえの?」
魄哉「既に朝から三回は出しては入れの繰り返しです
ついでに雨が降る前は高確率で風が強くなるので 降る前に気がつかないと飛ばされます」
家康「下手したら洗い直しで さらに部屋干しじっとりコースだね」
魄哉「おかけでこうやって洗濯物の番ですよ。
お仕事はかどりませんねえ」ため息。
粋「Σ朝からずっと洗濯物の番かよ!?」
魄哉「誰かに番頼もうにも
千様は頼んでても暇して遊びだしますし、粋君はちょいちょい気付きもしませんし、挿音は寝ちゃいますし、殿はハナから当てにしてません。」
粋「なんか すっげえごめん。」
家康「ふっ。私がアテにならないの よく解ってるね」
魄哉「あっはっは。長年どんだけ苦労して来たと思ってんですか」
千様「律儀にやってくれそうな彬羽君はさっきバイト行ったし、あ ダメね詰んだわ」
挿音「そもそも律儀なのが彬羽一人って点でどうなんでえ」
家康「いや。偉そうだけどお前も戦力外だからね」
粋「ん?待てよ
真面目なのならもう一匹いるだろ?」
シロ「前に届かんで 物干し台を倒したのだ。」
粋「古傷えぐって悪かった。」
シロ「二度手間になるので俺は引き受けん!いいな!!
絶対やらんからな!!」
家康「ありゃま。トラウマになってるね」
千様「シロ君はちっさいのがいいんだから気にしなくていいのに。」
挿音「お前それ本人に絶対言うなよ」
魄哉「さて、本当にどうしますかねえ。
毎年悩んでも結局部屋干しですし 今年こそ何か打開策を打ち出したいものです。」
家康「毎年妥協するならもういいんじゃない
の?「負けるのは嫌いです。」
千様「いったい何と戦ってるのよ。」
白「乾かないなら炙れば良くないか?」ぼぼぼぼぼぼ
粋「そろそろ出ると思ったけど
兄上ダメっす。確実に灰になります」
白「読まれてたか 粋の癖に生意気な。」むう
粋「Σどこのジャイアン!?」
家康「仕方無いね これじゃ政務に支障を来すし
ここはひとつ。 ちょとデンショバト借りるよー」
挿音「ん?」
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『奇跡を起こす薬剤師 飛天君へ。
至急 人に害無く室内快適になる乾燥剤を作られたし。
尚、誤って犬や子供が食べても害の無いのよろしくー。
あ。征夷大将軍命令ね
人と烏天狗が良好な関係を築く為に頑張って お頭。(はぁと。)』
飛天「Σ無茶ぶりにも程がある!!」