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小咄

4月26日

2019/04/25 14:43
魄哉「うー。寒いっ

暖かくなったと思ったら 定期的に冷えますねえ」ぶるっ

小太郎「おかえり。お仕事おつかれさん」尻尾ふりふり。

魄哉「小太郎君のお出迎えがしみますねえ」じーん。


シロ「相当疲れておるな」
蒼月「大概寒かったんじゃないの?」



魄哉「解りますか?夏用袈裟です。」

蒼月「解んないよ。 真夏でもドカ雪でも同じもんに見えるよ」




魄哉「結構涼しいんですよねコレ。

真夏はやはり地獄ですが。」

蒼月「もう袈裟やめたら?」

魄哉「Σ出勤して 『誰?』て言われたらどうすんですか!!」

蒼月「ならないよ!アンタどんだけ特徴の塊だと思ってんの!!」

魄哉「袈裟だと頭巾で顔隠して気味でもあんま違和感無いですし」



シロ「いや。お前いつも顔丸見えだからな。」


魄哉「・・今さらキャラ変えるのキツいんですよね」
蒼月「キャラ付けの問題かよ。」



魄哉「あれ?それより蒼月君。 冷えは大丈夫ですか?」

青月「ふふん。甘く見んじゃないよ。
雲行きが怪しくなると同時にこたつに滑り込んだよ」





魄哉「そろそろ5月なんでこたつ片付けたいんですけど「Σ自分も寒い寒い言っときながらなんでそういう無茶言うの!?
俺のは寒がりじゃなく冬眠しちゃうからほんっきでヤバイの!!」


小太郎「どうどう。魄哉ももうちょい臨機応変に行こうな?
ほれ。モフっていいから」 ごろん。

魄哉「小太郎君が言うなら仕方ありませんねえ

あー。ふかふか癒されます」モフモフモフモフ


シロ「やはり疲れておるな。」



白「風呂沸いてるから入るといいぞ」すたすたほこほこ


小太郎「だな。疲れ取ってこい」

魄哉「ですねえ。 肩凝りが酷くて あ。」
ごきっ

蒼月「凝ってるってレベルの音じゃないよ。とっととほぐして来いよ ボケジジイ」




白「魄哉毎度お疲れだな」風呂上がりの麦茶ぐびーっ

シロ「腰に手を当てて飲むな。」



小太郎「季節の変わり目節々が痛いってよく言ってるもんな」

蒼月「つくづく言うことが年寄りだよね」









魄哉「Σ う"っわ"ぁぁぁあ"ああ"あ"ーーーっ!?」





小太郎「Σぎゃいんっ 何なにっ!?」びくっ

シロ「何事だ!!」

蒼月「どしたのジジイ!風呂場に千ちゃんでも潜んでた!?」
小太郎「Σ千様の扱い!!」





だだだだだだだだだ





魄哉「誰ですか! 湯船に氷うかべたのはっ!!!」ぜーぜー

蒼月「Σぎゃああ!考えただけで寒いっ!!」ひいいっ



白「まさか。」

シロ「Σ俺ではないわ!! そんなもの凍らせて何のメリットがある!」


小太郎「心臓びっくりしなかったか?」

魄哉「きっちりかけ湯する習慣のおかげでなんぼな助かりましたが まっさかこんなとは」がくぶるっ

白「それだけびっくりしても袈裟もっかいきちっと着込んでくるのさすがだな。」うんうん



千様「何々?どうしたの すっごい声聞こえたけど」

魄哉「湯船が氷水になってました」がくぶるっ

千様「あらやだ。シロ君何の悪戯?」

シロ「Σ氷=俺の安直な答えやめんか!!」



白「おかしいな。ついさっきまで普通に暖かかったぞ?」

小太郎「だな。白湯気上がってたもんな」


魄哉「風呂桶の故障でしょうか」うーん。

千様「どんな故障したらお湯が凍るのよ」

蒼月「てか髪拭いたら? 見てて寒い寒いっ」





一二三「大変申し訳ありませんだ。」土下座っ

シロ「お前か。」




白「なんでこんなのしたんだ?イタズラか?」

一二三「違うだ違うだ!

その。朝暑かったもんで」

魄哉「確かに出る時はかなり蒸してましたねえ。」ふむ。



一二三「んだ。
そんで
このまんまじゃまーた彬羽さんが熱中症おこすべ!と焦ってもて」


小太郎「うん。もう察した。」


一二三「んで、 風呂場が空いたから 彬羽さんが帰ってくる前にと」

千様「えーと。心遣いは立派だけどね
どう言ったらいいのかしら」






家康「湯船は疲れをとるために浸かるものです。
んで、冷たい湯船では疲れ取れないから意味ないよ」

一二三「Σそうなんだべか!?」




家康「うん。そもそも熱かったら自分で調節すればいいんだし、そんな過保護ならなくてもいいよ」

一二三「へー。お湯って疲れをとるために入るんだか。」感心っ

小太郎「家康ナイスだな」


家康「相手に悪気がないなら 筋道たてて教えればいいんだよ。

いやー うちの軍師の絶叫が聞こえたから何かと思って来てみて正解。」


魄哉「ぶえっくしゅ!」

千様「軍師 それどころじゃないけどね。」

家康「・・別に称賛が欲しいんじゃないもーん」

蒼月「拗ねんなオッサン」


シロ「仕方あるまい

急ぎで沸かしなおせ。」

白「やっぱ俺か。」

千様「白君の火力ならすぐすぐ。
年寄りが風邪引く前にお願いねー」

白「仕方ないな」すたすた。

シロ「ちょっと待て。」
白「ん?」






シロ「くれっぐれも風呂桶燃やすで無いぞ。」

白「前向きに善処する。」



蒼月「Σ努力するから失敗しても怒るなよって意味だ!!」

家康「また何処で覚えてきたの!?」




一二三「金槌と木材用意した方がええだか?」おろおろ

千様「んー。ケガするからやめましょ」




小太郎「一二三。心配性の不器用な世話焼きか」

シロ「末恐ろしいな。」

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