魄哉「もうすぐ町内の夏祭りですねえ」にこにこ。

蒼月「だねー。つかまさか今年も「皆で行きましょうね」にっこり


家康「ブレないお母さんだよね」
挿音「いきたくねえ」ため息
千様「アンタ反抗期の時スマキにして連れてかれたでしょ　諦めなさい」
シロ「祭にスマキを持ち込むな」



蒼月「まあ　皆でいくのはこの際いいんだけどさ
慣れたし」
粋「いや大概恥ずいだろ　いい歳こいて皆で祭って」
蒼月「去年射的当たらなくて台に足乗っけて怒られた人は黙ってなよ」


小太郎「最終的にいつも粋が一番はしゃぐよな」※悪気無し
粋「...おうよ」
白「お前が蒼月に悪口で勝てるわけないだろ」きっぱり


蒼月「いくのはいいんだけどさー
団体行動やめない？」
魄哉「あれ？蒼月君も恥ずかしいんですか？」

蒼月「いや、そうじゃなくてさ」
シロ.挿音(ダメだ。飼い慣らされてるこの蛇)


蒼月「めっちゃ目立つんだよ
特にあの辺とあの辺とあの辺！」

白「ん？」←あの辺と
彬羽「人を指差すんじゃねえ」←あの辺と
粋「あ。やっぱ俺も？」←あの辺


魄哉「あー、確かに　君達単品でも目立ちますからねえ」

蒼月「それとアンタもね。」

魄哉「Σ僕もですか！？」


家康「あはは。なんで目立たないと思ったの。　金髪碧眼キラキラなのに」
魄哉「Σキラキラ！？」ガーン。


千様「一度客観的に鏡見なさいアンタは」
　


粋「まあ考えたら兄貴とか芸能人だし
カラスは色々と派手だからなあ」見上げっ
彬羽「でかいのは仕方ないだろ」
白「お前の場合多分それ関係ない」

蒼月「て、事で　今年は個別行動希望
幼稚園じゃないんだからさ」

家康「お前意外と許可でないとやらないんだね」


魄哉「はあ、まあ構いませんけど
...ハデ」ずーん。
挿音「おーい。親父こっちの世界に帰ってこい」


蒼月「よっしゃあ！許可でた！

毎年困ってたんだよねー　目立つのばっかだから埋もれちゃってさ
せっかくの祭なのに女の子引っ掛からないんだもーん」ごきげんっ

一同「「「「やっぱそんな理由か。」」」」



魄哉「やっぱさっきの無しで。
子供ばっかりでお祭り行かせるべきじゃありませんから」すっく。　

千様「あらやだ。お母さん復活」

蒼月「Σええええ！」
家康「お前バカでしょ」



粋「いやあの。八割成人済みなんだけど」

シロ「くっ　すまん」未成年
小太郎「どうどう。仕方ないって。」　
挿音「15で祭に保護者つきも辛えな」


魄哉「てかよくよく考えたら白君も綿菓子やら林檎飴やらにつられて毎年迷子になりますし
粋君も太鼓叩きにいって乱闘起こしますし
保護者同伴じゃないと危なっかしくてダメです」

蒼月「Σちょっとお！そこの兄弟！！」　

粋「か、火事と喧嘩は江戸の華だろっ」
白「迷子は仕方ないだろ」えへん。

彬羽「いっそそいつら鈴でもつけてろ」　



千様「あら、いいアイディア。絶対にあうわあ」ニヤリ。

小太郎「Σヤバイ！二人ともにげろおおお！！」


魄哉「一番やばい人忘れてました」ガランゴロンっ
千様「え。
ちょっとなにこれ　でかいわよ！かわいくなーいい！！」



シロ「ああなりたく無くば気を付けろ」
粋「お。おう」
白「わかった」うんうん


千様「ちょっとー！これ取れないわよ！どうなってるのよー」

魄哉「呪いのアイテムです
協会にでも行かないと外れませんねえ」

千様「Σどこで買ってきたのよそんなもん！いーやあああ！！」がらんごろんっ