小咄
4月14日
2019/04/14 14:46一二三「あの鳥はなんだべか?」
彬羽「ミソサザイ 春先に出てくる最小級の野鳥だ」
一二三「へー。んだらあっちは?」
千様「小さな春探しねー 和むわ」ほのぼの。
蒼月「めっさ寒いけどね
障子閉めてくれないかな」
彬羽「こっちはホオジロだな。
名前のとおり頬が白い」
一二三「わ。本当だ!
んじゃあっちは?」はしゃぎっ
彬羽「キツツキの一種のコゲラだな。」
一二三「んじゃあれは?」
彬羽「キジ・・
なんでこんなのまで居るんだ。」
家康「ふっ彬羽君。よくよく見てみようか」キラーン
彬羽「は?
見ろって何をだ」
家康「いいからいいから。 お前ならすぐ解るでしょ」
彬羽「?
共通点は 強いて言うなら全部メスってくらいか」
家康「あたーりー。
ここの家主のフェロモンのせいです。」
彬羽「Σちょっと待て! あいつそこまで鳥分類でいいのか!?」
家康「お前と違ってちょっとやそっとで羽やら飛び出さないけどねー
お酒入ると尾羽出るけど。」
千様「それ充分ちょっとやそっとで飛び出てるわよ」
蒼月「うわー。あのジジイ種族問わずタラシかよ
節操ないなあ」
小太郎「蒼月、ブーメランて言葉知ってるか?」
蒼月「ワンコロ。 阿呆そうに見えて結構言うよね」イラッ
家康「忘れがちだけど 人工とは言えバリバリの鳳凰だからね。そこらのメスが放っておかないんだよね
動物って理屈じゃないでしょ?」
彬羽「そ、そりゃまあそうだが。」
ガシャーン!バササササッ!
シロ『どあわあああ!!伝書鳩がっ 鳩小屋破壊したぞおおおーーっ!!』
千様「Σはっ ヤバイわ!」
蒼月・彬羽「は?」
鳩子「クルッポオオオオオー!!」 バササッ!
ミソサザイ「Σピイイイッ!?」
ホオジロ「ピッ!ピーッ!!」
キジ「ケエエエエーッ!!」
一二三「Σぎゃああ! ケンカだああ!!」
小太郎「キジ強い!!」おおおっ
家康「魄哉が卵から孵化させ育てた 伝書鳩の鳩子ちゃんです。へっぷし!」
蒼月「Σもう色々察したよ!!」
千様「殿、羽毛アレルギー出てるわよ」
家康「しかし最近少し心変わりもしてるらしい。
乙女心って複雑だよね」
鳩子「ぽぽー。」チラッ
彬羽「Σ!?」びくっ
蒼月「やっぱ。この家に居ると最早人型とか細かい事はどうでもよくなるんだね」
彬羽「Σそもそも種族が違う!!」
家康「あはは。理屈じゃないんだってば。
人の妖怪のハーフやら普通にいる家で何いってるの」鼻ずびっ
粋「呼んだか?」がささっ
蒼月「なんで茂みから。
何してたのさ」
粋「いやその色々あって
なあカラスちょっとちょっと
この動物何だろ?」
彬羽「今日はこんなのばっかりか」
千様「あら可愛い。何これイタチ?オコジョ?」
家康「お前ねー。うちじゃもう飼えないって言われてるでしょ?」
粋「Σべべべべつに拾ってねえし
ちょっとそこに居たから撫でくり回してただけで」
蒼月「アンタほんとファンシー系好きだよね」
一二三「うわあ。かわええだ
これは何なんだべ?
あれ?彬羽さんどしただ?」
彬羽「おい。これ」
粋「ん?」
彬羽「動物じゃねえ 妖怪だ」
粋「Σうっそお!!」
家康「なんでお前は解らないの?」
蒼月(俺も解らなかったとか言えない。)冷や汗。
千様「へー。こんな妖怪もいるのねえ
あ。喋れる?」
イタチ(仮)「 」耳打ちボソボソ
千様「あー。喋れるけどシャイなのね
いきなりモフり倒されて言い出せなかったらしいわよ?」
粋「なんか すっげえゴメン。」
白「ん?どうしたクダギツネ
何してるんだ?」ひょこっ
粋「Σまさかの兄貴の知り合いだし!!」
イタチ改めクダギツネ「 」耳打ちボソボソ
白「あー。チョウゲンボウに拐われて来たのか
チョウゲンボウて何だ?」
彬羽「タカみたいなもんだ。 よく食われなかったな」
クダギツネ「 」こしょこしょ
白「ふむ。 途中ででかいカラスにぶつかりかけて 驚いたチョウゲンボウに落っことされたと」ふむふむ
シロ「そう言えばさっき飛天が来ておったな」よろろっ
小太郎「成る程。そりゃでかいな」
千様「シロ君 顔に鳩子ちゃんの足跡が」
シロ「ふっ、鳩の癖によい蹴りであったわ」
鳩子「ぽぽー。」
白「で、落っことされて木の枝にガンガンぶつかりながら落下して 痛くてうずくまってたらモフり倒されたと。」
粋「マジで本当にすんませんでした。」
彬羽「せめて相手が弱ってるかどうかぐらい解るようになれ」
粋「Σお前みたいに頭の中に図鑑置いてねえもんよ!
パッと見で解らねえだろ!!」
蒼月「妖怪云々以前の問題の人がいるよ」
粋「何だよ!お前なら解「蛇だもん。相手が弱ってるかくらい補食者として本能で解るよ。」きっぱり。
シロ「もうその辺にしておいてやれ。」
家康「Σうおう!駄弁ってる間に庭のメス鳥達が一掃されてる!!」
小太郎「Σ鳩子つよっ!」
鳩子「ぽっぽー。」胸はりっ
クダギツネ「 」コソコソ ゴニョゴニョ
白「ふむふむ
そうか。バカラス、飛天の薬あったよな?」
彬羽「打ち身なら膏薬か塗薬か。
・・ 毛皮だから塗薬だな。」すたすた
一二三「よしよし。塗ってあげるだよー おいで。」手招き
家康「しっかり手当てしてあげてねー」
粋「はあ。まっさか妖怪だとはなあ
すげえ悪いことしたかも」ため息。
千様「まあまあ。粋君は普段は人間と変わらないもの し、仕方無いわよお」
粋「姉ちゃん 今どもったよな。」
白「うーん。
どこまで言っていいか解らないけど」悩。
小太郎「ん?そういやさっきクダギツネと何か話し込んでたな」
白「クダギツネは一気に73匹の子供を産むから 飯代かかるぞ」
粋「は?」
白「足し算だ。
母親1匹に子供73匹で74。
普通はこれに父親で75なんだけどな・・」
粋「Σどんな濁し方だよ!!」ひいいっ
小太郎「あ。そういう。」察し
蒼月「えーと。 この流れまさかの」
家康「モフられて惚れちゃったって事だね。
妖怪モフる男なんて普通居ないし。」
白「腰打って痛かったから モフりがいい感じにマッサージになったらしい」
千様「どんだけ無邪気にモフモフしたのかしら。」
粋「あああ兄上意味が解りません!!」混乱っ
白「俺もわからない。」
小太郎「春だな」
蒼月「春だねえ」
彬羽「ミソサザイ 春先に出てくる最小級の野鳥だ」
一二三「へー。んだらあっちは?」
千様「小さな春探しねー 和むわ」ほのぼの。
蒼月「めっさ寒いけどね
障子閉めてくれないかな」
彬羽「こっちはホオジロだな。
名前のとおり頬が白い」
一二三「わ。本当だ!
んじゃあっちは?」はしゃぎっ
彬羽「キツツキの一種のコゲラだな。」
一二三「んじゃあれは?」
彬羽「キジ・・
なんでこんなのまで居るんだ。」
家康「ふっ彬羽君。よくよく見てみようか」キラーン
彬羽「は?
見ろって何をだ」
家康「いいからいいから。 お前ならすぐ解るでしょ」
彬羽「?
共通点は 強いて言うなら全部メスってくらいか」
家康「あたーりー。
ここの家主のフェロモンのせいです。」
彬羽「Σちょっと待て! あいつそこまで鳥分類でいいのか!?」
家康「お前と違ってちょっとやそっとで羽やら飛び出さないけどねー
お酒入ると尾羽出るけど。」
千様「それ充分ちょっとやそっとで飛び出てるわよ」
蒼月「うわー。あのジジイ種族問わずタラシかよ
節操ないなあ」
小太郎「蒼月、ブーメランて言葉知ってるか?」
蒼月「ワンコロ。 阿呆そうに見えて結構言うよね」イラッ
家康「忘れがちだけど 人工とは言えバリバリの鳳凰だからね。そこらのメスが放っておかないんだよね
動物って理屈じゃないでしょ?」
彬羽「そ、そりゃまあそうだが。」
ガシャーン!バササササッ!
シロ『どあわあああ!!伝書鳩がっ 鳩小屋破壊したぞおおおーーっ!!』
千様「Σはっ ヤバイわ!」
蒼月・彬羽「は?」
鳩子「クルッポオオオオオー!!」 バササッ!
ミソサザイ「Σピイイイッ!?」
ホオジロ「ピッ!ピーッ!!」
キジ「ケエエエエーッ!!」
一二三「Σぎゃああ! ケンカだああ!!」
小太郎「キジ強い!!」おおおっ
家康「魄哉が卵から孵化させ育てた 伝書鳩の鳩子ちゃんです。へっぷし!」
蒼月「Σもう色々察したよ!!」
千様「殿、羽毛アレルギー出てるわよ」
家康「しかし最近少し心変わりもしてるらしい。
乙女心って複雑だよね」
鳩子「ぽぽー。」チラッ
彬羽「Σ!?」びくっ
蒼月「やっぱ。この家に居ると最早人型とか細かい事はどうでもよくなるんだね」
彬羽「Σそもそも種族が違う!!」
家康「あはは。理屈じゃないんだってば。
人の妖怪のハーフやら普通にいる家で何いってるの」鼻ずびっ
粋「呼んだか?」がささっ
蒼月「なんで茂みから。
何してたのさ」
粋「いやその色々あって
なあカラスちょっとちょっと
この動物何だろ?」
彬羽「今日はこんなのばっかりか」
千様「あら可愛い。何これイタチ?オコジョ?」
家康「お前ねー。うちじゃもう飼えないって言われてるでしょ?」
粋「Σべべべべつに拾ってねえし
ちょっとそこに居たから撫でくり回してただけで」
蒼月「アンタほんとファンシー系好きだよね」
一二三「うわあ。かわええだ
これは何なんだべ?
あれ?彬羽さんどしただ?」
彬羽「おい。これ」
粋「ん?」
彬羽「動物じゃねえ 妖怪だ」
粋「Σうっそお!!」
家康「なんでお前は解らないの?」
蒼月(俺も解らなかったとか言えない。)冷や汗。
千様「へー。こんな妖怪もいるのねえ
あ。喋れる?」
イタチ(仮)「 」耳打ちボソボソ
千様「あー。喋れるけどシャイなのね
いきなりモフり倒されて言い出せなかったらしいわよ?」
粋「なんか すっげえゴメン。」
白「ん?どうしたクダギツネ
何してるんだ?」ひょこっ
粋「Σまさかの兄貴の知り合いだし!!」
イタチ改めクダギツネ「 」耳打ちボソボソ
白「あー。チョウゲンボウに拐われて来たのか
チョウゲンボウて何だ?」
彬羽「タカみたいなもんだ。 よく食われなかったな」
クダギツネ「 」こしょこしょ
白「ふむ。 途中ででかいカラスにぶつかりかけて 驚いたチョウゲンボウに落っことされたと」ふむふむ
シロ「そう言えばさっき飛天が来ておったな」よろろっ
小太郎「成る程。そりゃでかいな」
千様「シロ君 顔に鳩子ちゃんの足跡が」
シロ「ふっ、鳩の癖によい蹴りであったわ」
鳩子「ぽぽー。」
白「で、落っことされて木の枝にガンガンぶつかりながら落下して 痛くてうずくまってたらモフり倒されたと。」
粋「マジで本当にすんませんでした。」
彬羽「せめて相手が弱ってるかどうかぐらい解るようになれ」
粋「Σお前みたいに頭の中に図鑑置いてねえもんよ!
パッと見で解らねえだろ!!」
蒼月「妖怪云々以前の問題の人がいるよ」
粋「何だよ!お前なら解「蛇だもん。相手が弱ってるかくらい補食者として本能で解るよ。」きっぱり。
シロ「もうその辺にしておいてやれ。」
家康「Σうおう!駄弁ってる間に庭のメス鳥達が一掃されてる!!」
小太郎「Σ鳩子つよっ!」
鳩子「ぽっぽー。」胸はりっ
クダギツネ「 」コソコソ ゴニョゴニョ
白「ふむふむ
そうか。バカラス、飛天の薬あったよな?」
彬羽「打ち身なら膏薬か塗薬か。
・・ 毛皮だから塗薬だな。」すたすた
一二三「よしよし。塗ってあげるだよー おいで。」手招き
家康「しっかり手当てしてあげてねー」
粋「はあ。まっさか妖怪だとはなあ
すげえ悪いことしたかも」ため息。
千様「まあまあ。粋君は普段は人間と変わらないもの し、仕方無いわよお」
粋「姉ちゃん 今どもったよな。」
白「うーん。
どこまで言っていいか解らないけど」悩。
小太郎「ん?そういやさっきクダギツネと何か話し込んでたな」
白「クダギツネは一気に73匹の子供を産むから 飯代かかるぞ」
粋「は?」
白「足し算だ。
母親1匹に子供73匹で74。
普通はこれに父親で75なんだけどな・・」
粋「Σどんな濁し方だよ!!」ひいいっ
小太郎「あ。そういう。」察し
蒼月「えーと。 この流れまさかの」
家康「モフられて惚れちゃったって事だね。
妖怪モフる男なんて普通居ないし。」
白「腰打って痛かったから モフりがいい感じにマッサージになったらしい」
千様「どんだけ無邪気にモフモフしたのかしら。」
粋「あああ兄上意味が解りません!!」混乱っ
白「俺もわからない。」
小太郎「春だな」
蒼月「春だねえ」