小咄
4月11日
2019/04/11 18:14家康「ーーーて事で その時は難を逃れたと」
粋「へー。」感心。
蒼月「珍しい組み合わせだね」
千様「粋君 最近戦国時代の話聞くの好きなのよ
男の子はチャンバラ好きよねー」
家康「私の話チャンバラシーンほぼ無いけどね」
粋「どっちかっつと黒い陰謀のやり取りっつか頭脳戦っつか、騙し合い的な「いったい何を聞かされてるの?」
白「家康の話は9割盛られてると思った方がいいぞ」
粋「Σまさかのほぼ嘘!?」
家康「確かに多少は盛ってるけど!そこまで酷くないない!!」
白「やーい。嘘吐き
鼻にょきにょき伸びて折れろ」ふんっ
シロ「Σやめい!凄まじく阿呆っぽいぞ!」
千様「殿。さてはまた」
家康「子供の押して歩くとカタカタいう玩具を 昔の兵器の模型だよ。と言ったら見事に信じたよ」ふっ
粋「兄貴に変わって燃やしてやろうか?」ぼぼぼ
魄哉「燃やすなんて生ぬるい
殿ならじわじわミディアムレアにした方が効きますよ」にっこり
家康「Σ 嫌な指南やめてえええ!!」
魄哉「大丈夫ですよお。急所に槍ぶっ刺されても生きてたじゃないですか」
家康「もうちょっとで御迎えについて行こうとしてたけどね
あ。嘘じゃないよ傷痕見る?」
粋「いらねえ めくんな。」
魄哉「あはは あの時は消毒薬無かったんで焼酎吹き掛けたら失神してましたねえ」
家康「焼酎めちゃくちゃしみるからね。
良い子は真似しちゃダメだよ」
シロ「そもそもなぜに戦場で消毒薬がなく焼酎があるのだ。」
家康「息抜きしないとあんなんメンタル持たない持たない」
粋「Σお前の私物かよ!」
家康「あー 槍グッサリ事件と言えば
お前の嫌いなアイツだねえ」
魄哉「あー・・・」
蒼月「ジジイ? なんか怖いんだけど」
家康「うちの天海サマ 死ぬほど秀吉嫌いだったんだよね」
魄哉「品性の欠片も感じられませんでしたので」ふんっ
蒼月「なんで時どきそんなお高いの?」
魄哉「ああいう時代は本性出ますからね
品性無い人はほんと見苦しいんですよ」
千様「あら すっごい言い様。
確か豊臣秀吉って 平民から成り上がって一度は天下とったのよねえ
凄い努力家なんじゃないの?」
魄哉「天下取ってから 位の高い家の娘片っぱしから召し出し無理矢理嫁にしたエロザルですが?」
千様「アンタがダメな理由凄く解ったわ」うんうん。
蒼月「純情ジジイだからねえ」
シロ「権力を持つと壊れる人間はおるからなあ」うんうん
粋「えーと。それじゃまさかだけど、ひょっとして
そこから徳川がのしあがったのって お前の私情?」
魄哉「よくお分かりで。」しれっ
粋「Σ天下取りが個人の好き嫌いで左右されていいのかよ!!」
魄哉「あのまんまじゃおいておけないでしょう!奴に任せるくらいなら天下なんぞぶん取ります!!
妥当エロザルッ」くわっ!
家康「はいはい落ち着いてー 乱世は終わったからね。どうどう」
粋「よっっほど合わなかったんだなあ」ちょっと引。
シロ「 正妻おる中で 昔の上司の娘らはべらしておったらしいからな
そりゃこやつの価値観的にアウトだろ」
蒼月「純情ジジイだからねえ」
千様「蒼月君。それ二回目よ」
家康「あー。でも あの豊臣の軍師。
名前なんだっけなー
あのお堅いのとは気があってたよね」
魄哉「竹中さんですか?
あの人引き抜きたかったんですが 忠義の人でしたからねえ
お懐かしい
・・・ちょっと念仏あげてきます」 すたすた。
シロ「めちゃめちゃ仲が良かったようだな」ふむ。
家康「双方頭カッチカチだったからねえ」ふっ
蒼月「すんごい納得だよ」
白「家康、今のも嘘か?」むう。
家康「へ? 今のは何一つ盛ってないよ?」
白「なら聞くけど
品性の欠片も無いのが嫌いなのに なんで魄哉はお前の軍師やってるんだ」
家康「Σひょっとして カタカタ玩具の件目茶苦茶怒ってる!?」
白「なんの事だ。」
粋「えーと。兄貴表情筋あんま発達してねえから分かりにくいだろけど
激怒してるな、コレ」ひそっ
家康「Σひゃっほう 伝説の竜神様カタカタ玩具で逆鱗に触れちゃったよ!! 」
シロ「最高のアホだな」
挿音「模型の使いかた知らねえからと とりあえず押してたからな」キセルふー。
千様「あー。
いくら白君でもそれは恥ずかしいわ」
白「確か 家康の調理方法はミディアム
ミディアムってなんだ。
彬羽 おーい」
彬羽「Σうお!! 何だ何だ!何事だ!?」
白「家康焼くからミディアムについて教えてくれ」
彬羽「何やったか知らねえが とりあえず炙っとけ」
家康「Σもしもし!?彬羽君ちょっととめて!助けてええええ」
シロ「さすがだ 彬羽察しがいいな。」
粋「毎度家康が悪いもんな」うんうん。
一二三「フランベってのもあるだよ?」
白「ほう。」
小太郎「Σストップストップ! 一二三はダメだああああああ!! 」
粋「お前はまだ間に合う!!こっち側に来るな!」ひいいっ