小咄
3月30日
2019/03/30 14:41千様「花冷えねー」
小太郎「なんだそれ?」
千様「桜が咲くくらい暖かくなったのに寒さがぶり返す事よ
今日は寒いでしょ?」
蒼月「だね。はー やだやだ」ごそごそ。
小太郎「コタツムリ再来だな」
シロ「ふむ。確かに冷える」足こすりっ
小太郎「足冷えるのか?」
シロ「うむ。冬や春先は足や手の先が冷えてかなわん」
千様「シロ君 それ冷え性だわ。」
シロ「Σ そんな女や年寄りみたいな!!」
魄哉「あー。確かに冷えますねえ
ははは。シロ君お仲間ですか」にっこり。
蒼月「うわあ。年寄りのお墨付き貰っちゃったね」
シロ「くっ。 まさかの」がっくり。
家康「えー。私冷えないけどなあ」
魄哉「あの、おっさんなの自ら暴露してますけど。」
家康「Σあ。」
粋「とっくにバレてるから良くね?」
白「お前、氷使いなのに冷え性なのか」むう。
シロ「言うな」どんより。
魄哉「まあまあ、 ほら言うじゃないですか。
手が冷たい人は心が暖かいって」
白「俺は常に手ぬくいぞ」
粋「あ、マジで当たって Σぐはっ!」
家康「眉ひとつ動かさずに顔面に裏拳入れたねえ」
蒼月「これは暖かくないね。うん」
一二三「おお!ホントに当たってるべ
彬羽さんも手冷たいだ!!」ぎゅっ
彬羽「Σ 一二三 こらやめろ!」
一同(Σ幼児強い!!)
蒼月「つまり、お前も冷え性なんだね」うわあ。
彬羽「五月蠅え。 そういうお前はどうなんだ」
蒼月「俺にそれ聞く?
蛇だから 元々変温動物だもん。気温によって変わるもんね」
粋「あー。だからそん時そん時でツンケンしてたり甘ったれになったりすんのか」顔面ヒリヒリ
蒼月「蛇だから絞め技も得意なんだよ?」
粋「Σぎゃああ!!ロープ!ロープ!!」床ばんばん!
家康「お前 口開く度に痛い目あってるよね」
粋「お前には負けるっての」ぐったり。
小太郎「二人ともよく生きておるな」
ばささっ
飛天「うっわ寒っ!
雨降ってきたぞ」
魄哉「おや。飛天君いらっしゃい」
飛天「うー さむさむっ
頼まれてた薬品サンプル置いとくからな」
魄哉「おや。わざわざすみませんねえ
これで実験がはかどります」わくわくっ
千様「また変なものが出来る予感しかしないわね」
飛天「大丈夫大丈夫 悪用しようとして出来るもんじゃ
ん?」
ぎゅっ
一二三「あ。やっぱり冷たいだ。」
飛天「はい?」
一二三「やっぱ顔似てると体質も似るだなあ」ふむふむ。
小太郎「彬羽と飛天は従兄弟だから体質似てるんじゃないのかな」
魄哉「ほんと子供は何考えるか解らなくて面白いですねえ
あれ?飛天君どうしました?」
飛天「女子に手を握られると云うことはつまりその
さすがに年齢が離れすぎてんじゃと思うんだけどどうし 「落ち着いて下さい。違います」
飛天「いやでもっ 相手が子供とは言えこういうのは真摯に受け止めるべきだと」おろおろ。
白「飛天も変な所真面目だよな。 面白い」
シロ「変な女に騙されなければ良いがな。」
蒼月「うわ、子供に心配されてるよ」
シロ「Σ誰が子供か!」
彬羽「こいつにだけはやらん。」むすっ
千様「Σお父さん!?」