このサイトは1ヶ月 (30日) 以上ログインされていません。 サイト管理者の方はこちらからログインすると、この広告を消すことができます。

小咄

3月29日

2019/03/29 15:50
<闊歩 春一>

白「出来てるかー?」がららっ


ひな「はいはい。ご注文の品用意できてますよー。
あら、黒髪」

白「人混みで目立つから 黒くしてろって言われた」
ひな「成る程です。意外と器用なんですねえ」


白「気を抜くと 髪色どころかツノまで一気に出るけどな」にょきっ

ひな「人前で抜かないで下さいね」





朱禅「はいよ。お待ちかねの花見弁当前半お待ち!
後半はちょと待て。どんだけ食う気だお前ら」どんっ!

白「足りるかな。」ボソッ
朱禅「あー。
こういうのは気分だし 足りなくなったら食いに来いや」

彬羽「弁当の意味あるのか」



白「お前も強制参加だからな。バイト終わったらちゃんと来いって魄哉が言ってたぞ」

彬羽「・・一応聞くが

白「安心しろ。うちのじじいには教えてない」

彬羽「なら安心か。」ふう

白「お前毎度気絶するまで酒飲まされるもんな。
そんな毎度毎度乱入して来ないだろし安心しろ」


ひな(彬羽さん気付いて。死亡フラグが立ってます)



白「て、事でお前らも店終わったら来いって。
どうせ夜までどんちゃんしてるし」

朱禅「ありがてえけど、お前らの宴会怖いんだよなあ」うーん。
ひな「是非梅干しを持って参加させて頂きます」

白「梅干し?」
ひな「二日酔いに その、気休めでも効けばと」

彬羽「なぜこちらを見る」





朱禅「しっかしよく場所とれたな。
そこの神社の近くだろ? この辺一番の花見スポットだから毎年場所取り合戦ぱねえのに。」

白「そこは抜かりない。」ふふん

ひな「成る程、白さん所 地元やあちこちに顔の利く人多いですからねえ」





白「昨日の夜から粋に場所取り行かせてた。」

朱禅「Σ思ったより原始的だった!!」



彬羽「居ないと思ったら 鬼か手前は。」

白「ちゃんと食料と水は持たせたぞ」

ひな「それで少し優しく感じるから悲しいですね」





庵「よっしゃあ!出来た!!」

朱禅「お。後半詰め終わったな」

ひな「庵さん お疲れ様です。 Σ重っ」 ずしっ


庵「あれ? 隙間無いようにしっかり詰めるんじゃ」
朱禅「Σぎっちぎちに詰まってる!」ひいいっ


ひな「えーと。間違ってはないんですけど、 取りにくいのでもう少し緩くてもいいかと思います」
庵「ふむふむ」メモ


彬羽「見事に圧縮されたな」
白「逆さにしても絶対落ちないなコレ」



朱禅(食材で赤字。)ずーん。
ひな「まあまあ。」肩ぽん


白「じゃ 代金先渡ししてるし持ってくぞ」ずっしり
彬羽「おい。それでいいのか」

白「量が多いならそれでいい じゃあ先行ってるぞ」



ひな「Σ 白さんストップストップ!髪白くなってます!!ツノ出てます!!」

朱禅「Σ 圧縮率見て少しビビっただろ!」






彬羽「作ったものを崩さない様に 自分が取りやすいのを最優先に考えて 尚且つ、見映え良く盛り付けるのがポイントだ」

庵「うーん。センスが要りそうな」悩。

彬羽「なら当面の目標は圧縮しない事だ。
料理が潰れる」





ひな「おおー。解りやすいです」ぱちぱち

朱禅「彬羽センパイ マジで頑張ってくれ」げっそり。

コメント

コメントを受け付けていません。