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小咄

3月26日

2019/03/26 18:07
蒼月「おー。ようやく暖かくなってきたね
ひゃっぽう やっと外に出られるー!」



シロ「ならば、冬の間なまった体を鍛え直すのにひとつ手合わせせんか」

蒼月「うっわあ。一気に暑苦しくなったよ」げんなり。




白「遊んでやれ 兄弟子の面倒見るのは弟弟子の仕事仕事」だらだらごろごろ

蒼月「えー 師匠だってめんどくさい癖に」


千様(そもそも蒼月君って 白君に何習ってんのかしら。)お茶ずずー





蒼月「てか、俺頭脳派だからなあ
剣術とか野蛮なの好きじゃないんだよね」ふう。

シロ「ほう。やる前から弱気か」




蒼月「出来ないワケじゃないんだよ?」

シロ「Σ待て待て待て待て!まだ始めるとは言っとらん!!」

ガードっ



蒼月「ちっ 受けられた」
シロ「お前 真剣で不意打ちは無いのではないのか!!」

蒼月「何いってんの。 実戦想定するなら不意打ち上等くらいでなきゃ
あはは。俺やさしー」


家康「生き生きしてるねー。」
粋「よっぽど外に出れるの嬉しいんだな」

白「出たな。野次馬」
家康「勿論。 てか大丈夫なの?蒼月加減できるイメージ無いんだけど」


白「首の皮1枚残すのは得意だって言ってたぞ」

粋「Σいやいやいや!それダメな奴の方!!!」

家康「それ 繋がってるのが皮1枚のみって意味だからね。」






白「・・・ヤバそうならとめるか」ふむ。

家康「野次馬に来て良かったと思ったの始めてだよ」



蒼月「ほらほらほら!打ち返してみなよ毎日練習してるんだろ?」


粋「うっわあ。嬲りモード。

つかあいつあんな使えたのか」

白「性格がアレだからな。
体使うの嫌いだし面倒くさがるからやらないけど 蒼月は強いぞ

はしゃいでる割りに耐久はゼロだけどな。」

蒼月「Σグサッと来た!!」



シロ(そんなの相手に打ち返しても良いのだろうか。)うーん。

蒼月「Σうっわ。不利なのに気を使われちゃったよ!」


白「お前は破壊力も耐久もあるのに なんでそんななんだろな。」うーん

粋「Σひゃっほう 飛び火してきた!!」

家康「とにかく力任せだからかなあ?」うーん。




白「蒼月、あくまで練習だから 幻術その他小細工は無しな。」

蒼月「Σう。先読まれた」

粋「やる気だったのかよ。」


蒼月「えーと。

やーめた。 せっかく動けるんだしどうせなら可愛い女の子と遊びたいし。
汗くさいとモテないから1抜けっ」 すたすた。

粋・家康(逃げた。)





白「セーフ。」ふう。

家康「お前 焦ってたの?


顔に出なさすぎ」



粋「首繋がってて良かったな。」肩ポン。
シロ「は?」

家康「聞こえてなくて良かったよ」うんうん




シロ「何か解らんが、相手がおらんのでは何もできん
誰か付き合え」やる気満々っ

家康「まーた この御坊っちゃまは。」

粋「えー。また俺か?ほぼ毎日付き合ってんだけどな」しぶしぶ。





白「家康ゴー。」

家康「お願いだから自分の弟子押し付けないで。」




白「張り替えたばかりの障子に穴開けたのは誰か 魄哉に教えても 「仕方ないなあ。今回だけだよ。」しゃきっ


粋「兄貴。脅しはちょっと」
白「他にも色々握ってるぞ」ふふん。




シロ「一応言っておく

飛び道具は無しで頼む」

家康「え?ダメなの?」拳銃ジャカッ

シロ「Σ阿呆か!それ使われたら即死だろうが!!」




粋「アレもとめたほうが良くね?」
白「うーん。」



家康「んー。じゃあ 仕方ないなあ。刀しか無いか」しぶしぶ

シロ「何故か 非常に申し訳なくなってきたが 頼む」


粋(そもそも家康って戦えたっけ?)あれ?









家康「はい。実戦なら首飛んでたよ」


シロ「へ?は? Σえええええーーー!?」




家康「はい。終わりー
蒼月も言ってたでしょ?やると決めたらそこからが戦です。
そこから一瞬でも気を抜いた方が負けるんだよ」にぱっ

シロ「い、いやしかし今のは」

家康「実戦でもそんな言い訳するの?
いやいや、屍なったら喋れないよねー」

シロ「Σぐ!」





家康「以上。口下手のお師匠の代わりに教えといたよ
サービスサービス」てくてく。

白「お前察しが良すぎて嫌だ。」むう

家康「それはありがとう
て、事で

掛け軸と初版本と棚の茶菓子と床板の件も黙っててね。」真顔っ

粋「お前 どんだけやらかしてんだよ」



白「風呂場の桶の底抜いたのは言っていいのか?」
家康「Σいやっほう!それもバレてたの!?

粋「Σマジで何してんだ!?」





千様「・・えーと。とりあえず全部黙って見てたんだけど
シロ君、大丈夫?メンタル的に」



シロ「全く問題ない!!むしろ奴等のお陰で一皮剥ける事が出来ると言うものだ!
今日の反省を生かせばこれでまた 一歩全身出来るではないか!!!」キラキラッ


千様「シロ君の真面目そうに見えて時どきブッ飛んでる所好きだわ」うんうん。



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