魄哉「おや、お出掛けですか？」


白「うん。て事で行くぞ」
シロ「は？俺もか？」



白「お前の元ネタがいるんだから来るべきじゃないのか？」真顔

シロ「ふむ。まっったく解らん」





蒼月「なになに？ モトネタ？」わくわく

粋「おい。お前外出たら冬眠すんじゃねえの？」
蒼月「今日ぬっくいから厚着したら大丈夫大丈夫」いそいそ。


白「あれ？大所帯になった」


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粋「あー。こりゃあ 」

蒼月「成る程ねえ」うんうん。





犬「ばうっ！」

シロ「コレがモトネタとはどういう意味だあああっ！！」

白「おいこら民家で刀抜くな。」




蒼月「あはは。マジで似てる似てる
てか犬のが賢そうだよ」
シロ「やかましわ！！」

粋「おーい。ばーさん この犬の名前ひょっとして」

ばあ様「シロだよ」

シロ(人)「やはりと思ったが･･･！」がっくり。



白「シロを拾ったときに あれ？どこかで見たようなって思ったんだ
で、あ。こいつシロに似てるなと思ってもうシロでいいやと適当にシロの名前をそのまんまつけてシロに
蒼月「うん。もうどっちがどっちか解らない」


シロ(人)「適当な奴だと思ってはいたが ここまでとはっ」ずーん。

粋「こいつが ペスとかだったら悲惨だったな」うーん。
シロ(犬)「わんっ」

蒼月「で？
おばあちゃんは 師匠のガールフレンド？
なんか仲良さげだけどー？」

粋「おい。地味なセクハラすんな」


ばあ様「うちのシロに似た毛色の子が居たもんでついつい声をかけてもうてのう 」

白「田所のばーちゃんは遊びに来ると菓子をくれるぞ」


蒼月「あ、こっちも認識似たようなもんだったよ」



粋「Σ知らない人から食いもの貰っちゃダメだっていつも魄哉が言ってるだろ！」
白「田所のばーちゃんは知り合いだから知らない人じゃない」きっぱり

シロ(人)「屁理屈をこねるな こんの阿呆がっ！」くわっ
蒼月「先輩 涙目涙目。どんだけショックだったの」



白「よく吠える奴だな
よしよし。シロ お手。」

シロ(犬)「おんっ！」お手っ

シロ(人)「Σこっちを見ながら言うな！貴様遊んどるだろ！」

白「そんなこと無い無い

シロおすわり。おっと間違えたこっちだった」


粋「あー。かんっぜんにおちょくりモードだ
シロの奴可哀相に」


ばあ様「シロが２匹いるようじゃ」ほんわか。

シロ(人)「Σ認めるな飼い主ーッ！！」





蒼月「完敗だね。家帰るまで泣いちゃダメだよ」
シロ「喧しいわ！」


粋「しっかし 兄貴にばあちゃんみたいな知りあいいるとは思わなかったなー
兄貴見るからに派手だし 年寄り受け悪そうだもんよ」
ばあ様「お前さんも大概派手じゃ」きっぱり

粋「・・ばーちゃん茶パツはヤンキーと思ってるタイプか」

白「いちいち傷つくな」




粋「えーと。とりあえず 常識の無い兄貴ですんで御迷惑お掛けしたらマジですんません。」ぺこり

ばあ様「はいはい。見かけによらず真面目だねぇ」


蒼月「弟さん こういうの手慣れてるよね」


ばあ様「まあ大丈夫。迷惑なんてとんでもない


この歳で若い彼氏がいると言うのも悪くないし」ポッ


粋「Σえっ！？ちょ ええええええ！！！！」

蒼月「ばあちゃんタラシこまれてる！？」ひいいっ





白「よーし。シロ ３べん回ってワン」

シロ(犬)「わふっ！」
シロ(人)「Σだからこっちを見て言うなと言うに！！」


蒼月「あ。絶対無自覚だこの人。」
粋「うっわあ。タチわりい」



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彬羽「今頃荒れてやがるな。」
魄哉「ですねー。わざわざ御対面させるとは白君もタチが悪い

シロ君、白君が自分の名前をくれたものだと思ってたのに」ため息。



挿音「しっかし 思い付いたのが田所ばーさん家のシロでまだマシだったかもな」

千様「馴染んだらどうってことないけどねー
アタシがミーコとかつけられるようなもんでしょ？

あ、意外と合ってるかも。」

家康「あ。気に入っちゃうんだね」



様音「合う合わねえじゃねえよ。
あいつが 庭の池の鯉につけた名前

カマボコとツミレとアラダキだからな」


千様「食べる気満々ね」うわあ。
家康「あー。ネーミングセンスが捻くれてんだね」




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ばあ様「あんたはどっちかと言うと にゃんこじゃの」

白「猫派だ。」うん

蒼月「意味違う意味違う」


粋「あ。ダブルシロ仲良くなってら」


シロ×２「行くぞ！取ってこおおおーーい！」「わおーん！」