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小咄

身内なんて喧嘩してなんぼ

2019/03/04 18:11



飛天「くたばれ石頭あああ!!」
彬羽「こっちの台詞だ出来損ないの餓鬼がああっ!! 」





つつじ「何事どす。」引。

千様「あら、いらっしゃい
朝から飛天君が遊びに来てたんだけどねー」
つつじ「フットワーク軽いなあ
京からしょちゅう来れるて凄いわ」

白「直線だと結構早いぞ」
つつじ「あー。カラスは空路やもんな
てか何であんさん知っとるの」
粋「九尾が空飛べるからな」
つつじ「・・あんさん ストーカーを足に使うのやめえや」
白「聞こえない」耳栓。



千様「って事で
そういや決着つけて無かったなあとかなんとか言って こうなっちゃったのよ。」

つつじ「Σ今更あっ!?」ひいっ

粋「安心しろや。ガチ喧嘩じゃなく あくまで手合わせ


・・だよなアレ」

シロ「俺に聞くでないわ」


小太郎「千様、ちょっと説明間違ってるぞ


3歳からの決着も兼ねてって今度こそ決着つけるって言ってたし」

粋「あ。本気の奴だそれ」



つつじ「てか3歳から喧嘩しとるんか?!あのお人ら!」
白「お前が3歳の時は確か おねしょ癖がなかなか治らなくて「Σぎゃあああ!兄貴ストップストップ!!」

シロ「えげつないな。」





飛天「だいったい昔っから偉そうなんだよお前はっ!」

彬羽「年下が何言ってやがるっ!偉そうなのはどっちだ糞餓鬼があっ!!」

飛天「トシ一個しか変わらねえだろ!
数か月の差で年長者ぶるんじゃねえっ つか人をゴミ見るような目で見るな礼儀だなんだと五月蠅い癖に昔っっからムカついてたんだ 自分に甘すぎだろ!」

彬羽「やかましい!目付きは生まれつきだ!!
お前こそ適当にヘラヘラヘラヘラと でかくなればマシになるかと思えばっ」

飛天「残念でしたー 同じツラですー。
けど俺は目付き悪いとか言われた事無いぞ!さあどう説明する!?」

彬羽「喧しい!俺が近眼入ってるの知ってるだろがあっ!!」

ぎゃーぎゃー




つつじ「なんやもう お前のかーちゃんデベソとか言いそうやな」

粋「つーか。飛天も馬鹿力だったんだな
彬羽と普通にやりあってら」

千様「家の周りの地形が変わりそうねえ。
喧しいのが皆留守で良かったわ」ほっ
シロ「むしろおらんから悪化しとるのではないのか?」
白「バカラス近眼だったのかアレ」

小太郎「いや、誰かとめろよ」



粋「ほれ。おすわり
ほねっこやるから落ちついて考えろ
この中にあの間に入って生きていられる耐久性あるのがいるか?」
小太郎「なるほど。つまり粋でも危ないんだな」ほねっこぼりぼり

千様「ようするに兄弟喧嘩なんだから 気がすんだらそのうちおさまるわよお」へらへら
シロ「それまで家が無事だと良いがな」


白「ただの喧嘩になってきたし 寒いから帰る」すたすた。

粋「あーやっぱ野次馬だったんすね兄上

Σって うおわああ!兄貴避けっ


白「ん?」





ごすっ



飛天・彬羽「「あ。」」



つつじ「Σ白はーん!!」ひいいっ

シロ「Σこらああ!しょーもない喧嘩で岩を投げるな!
つか物を投げるな馬鹿者がっ!!」


千様「ちょっと白君大丈夫!? 」
粋「姉ちゃんヤバイ。ちょと下がった方が!!」








白「痛い。」血ぃダラダラぼたぼた




飛天・彬羽「Σ!」びくぅっ





つつじ「Σあかんやつや!!」ひいいっ!

小太郎「すんごい忘れてたけど黄龍様だったあ!!」ぎゃいいん




白「よし。焼き鳥二羽だな」ゴゴゴゴゴ

粋「Σお前ら逃げろ!キレてるキレてる!!」

飛天「え?!ちょっとごめ 確かに巻き込んで悪かったけどっ
いや。投げたの俺だけど」わたわた

彬羽「やめとけ。ラーテルの口に手突っ込むようなもんだ!!」
飛天「Σお前の例え解りづらいんだよ!!それ何かも解んねえよ!」


※ラーテル
サバンナのすっぽんと呼ばれる小型ながら好戦的な猛獣。
鋭い爪と強靭な顎で対象が逃げても逃げてもしつこく攻撃を加え続ける為 ライオンやゾウすら避けて通ると言われる



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<江戸城>



番兵「天海様。本日は残業では?」

魄哉「家が猛獣に襲われたそうなので早退します
あ。増援に徳川忍軍も
やっぱいいです。被害が増える」すたすたすたすた

番兵「Σはいい!?」

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