魄哉「おやまあ」
家康「だじゃれ？」


シロ「暗いのに外で何を騒いでΣおわあ！？」

魄哉「裏山がかるーく土砂崩れしたみたいですねえ
岩がゴロンゴロンですよ｣

家康「すっごい音してたもんねー」あはは。
 


シロ「何を呑気な！更に崩れたらどうするのだ！！」

魄哉「大丈夫ですよ。崩れたのが挿音のトラップに引っ掛かってバリケードになってますし
その辺のゴロゴロさえどうにかすれば問題ありません」

シロ「いや。それならいいが
あやつのトラップいったい何で出来とるのだ」


魄哉「という事で殿。
片付けを Σ空蝉！？」 丸太ゴロンッ
シロ「Σうおおどこでこんな忍術を！」

魄哉「困りましたねえ 早くどかさないと」むう。
シロ「暗い中でやらんでも良いではないのか？
手元もよく見えん事だし



魄哉「これでは明日洗濯物が干せないんです！！」くわっ！

シロ「だろうな」
 


間。




千様「という事で 男の子達頑張ってねー」

粋「俺風呂上がりなんだけどな」ほこほこ
白「泥かぶっても大差ないから気にするな」きっぱり
粋「Σ兄上それはどういう！？」


白「けど、こういうのってバカラス一人居たらすぐじゃないのか？
皆呼ばなくても 馬鹿力一人で終わりそうだぞ」むう。

魄哉「それがですねえ」苦笑。



小太郎「彬羽 鳥目だから夜ほとんど見えないんだ」

白「そうか。カラスだった」



小太郎「だから朱禅もバイトのシフト遅くならないように配慮してくれるし いつも帰り早いんだぞ」
粋「意外とホワイトだな、あの店」へー。


彬羽「・・」むすっ
白「なんで不機嫌なんだお前」

千様「真面目だから役に立てないのと弱点バレたの恥ずかしいのよ そっとしといたげて」




魄哉「という事で生乾き臭い着物着たくなかったら皆さん頑張ってくださいね

はー。どっこらしょ」がこんっ

粋「魄哉一人で余裕で片付きそうなんだけどな Σいっ！？あだだだだだだ！！」

シロ「こら！蒼月！！室内から攻撃するな！」
蒼月「えー。何の事かわからなーい」


千様「ほらほら、お母さん一人にやらせてたらこわーいお仕置きがくるわよー」

粋「いででで。あの野郎自分は出てこねえくせにっ」涙目。
彬羽「出てきてその辺で冬眠されるよりマシだ」灯り片手っ



小太郎「あれ？挿音は？」

千様「本日夜勤よー いっちょ殺って来るて言ってたわ」
魄哉「今日のお仕事 偵察なんですがね」どっこらせ。
シロ「徳川忍軍 そんなので大丈夫なのか」



白「じゃ ぼつぼつ始めるか
駄弁ってても仕方ないし」

シロ「む？珍しいな お前がやる気を出すとは」



白「粋 ゴー。」びしっ

粋「そんな気してたよ」


シロ「こらああ！堂々とサボろうとするな！！早く片付けんとまたギックリ腰患者が出るだろうが！」くわっ
魄哉「えーと。爺ですみません」

白「こういうのは肉体労働向きの奴のがいいだろ？
それに ほい。」 ぼぼっ


シロ「Σあ」



白「明るくすれば バカラス動けるから早いだろ
こっちのが断然早いにきまってる」ふふんっ

粋「お、おおお。 兄貴が頭を使っ 「燃やすぞ」

粋「ごめんなさい」土下座。


彬羽「さて、なら片付けるとするか」ひょいっ

シロ「阿呆に負けた」どんより。
千様「まあまあ」

小太郎(めんどくさすぎて頑張って考えたんだろなあ)じー。
白「犬が哀れみの目で見る」




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<割烹『春一>

ひな「また怒られて逃げてきたんですか？」

家康「んー。帰ったら怒られる方かな
どうしよう」どんより

朱禅「お客さん。閉店時間なんでそろそろ帰れ」きっぱり