小咄
ほぼ動物園
2019/02/12 20:01蒼月「ペット飼っていい?」
魄哉「どこからつっこめば正解ですか?」
粋「おいおい。ペットなら既に居るだろ」
小太郎「なんで俺撫でながら言うんだ?」わんっ
蒼月「いやそれ妖怪だから 言葉通じるのペットとして見るの無理だから」
彬羽「・・・」犬用毛玉ブラシ
千様「ペット感覚だったのね」
小太郎「なんだろう。ブラシ嬉しいのに悲しい」
粋「ほれほれ普通のなら兄貴の猫もいるだろ」
猫「にあー」
蒼月「あんま遊んでると師匠の嫉妬が怖いんだもん
却下。」
魄哉「えーと。つまり
自分で世話して思いきり遊べるペットがほしいと?」
蒼月「まあ、そんなとこだね」ふっ
シロ「気取って言っても 言っとる内容は完全にお子様だぞ」
粋「えー。でもよ
お前動物の世話とか出来んのか?自分の世話もまともに
Σはっ!? 」
蒼月「? なんかムカつく事聞こえたけど何だよ?」
粋「ひ、非常食?」おそるおそる
蒼月「Σ食わないよ!俺を何だと思ってるの!?」
粋「蛇だろ?」
蒼月「Σく!
だけど!蛇だけど踊り食いより ちゃんと料理したのが好きだからっ」
小太郎「どうするんだ?」
魄哉「今の会話でいらん心配出てきたんで賛成しかねますかねえ・・」頭痛。
蒼月「大丈夫!食べないって!」
魄哉「前提がおかしいのにまず気がついてください
というか、我が家既にこれ以上飼えません」
白「お前の事だな」
彬羽「Σいきなり生えるな!!
ちゃんと人型してるだろが!」
蒼月「お前もペット扱いじゃんバカラス」けっ
挿音「お前もどっちかっつーと動物だからな 弟含めて。
食費どんだけかかってると思ってんだ」
白「俺はそれくらい稼いでるぞ」えへん。
粋「今月バイト多目にいれるかなー」目そらしっ
魄哉「更に言うと僕だってアニマルですし!
今さらペット飼う理由が解りません!!」ばささっ
蒼月「本性出さなくていいから!なんだかんだで食うと思って必死に阻止しようとしてるだろ!!」
家康「あはは。さっすが察しがいいねー」
魄哉「てい。」ばさばさ
家康「Σぎゃーやめて鳥の羽アレルギーがっ!ぶへっくしょ!!」
挿音「つかガキが生き物飼うと動物の為にならねえ
絶対に認めねえからな」煙管ふー。
蒼月「うう。最大の難関が」
千様「仮にあそこのキンキラ鳥が許してもこっちでダメでしょうねー」
魄哉「Σキンキラッ!?」がーん。
家康「間違ってないけどすんごいアホっぽい呼名だね」鼻ずびっ
小太郎「で、犬拾ったのか?猫か?餌やったらついてきちゃったのか?」
蒼月「どんだけテンプレな展開期待してんだよワンコロ」
白「?
なんか拾ってきちゃったんじゃないのか?」
蒼月「町歩いてたら亀に憑かれたんだよ」
亀「・・・」ずーん。
一同「「「「Σでかっ!!」」」」
蒼月「話を聞いたらもうちょい生きたら立派に化け物になれるって言うのに池が汚れちゃったらしくてさー
仕方ないから路地裏で野良亀してたらしいよ」
シロ「ちょっと待て 会話できるのか?」
蒼月「蛇も亀もにたようなもんだし」
粋「んな適当なのかよ」
白(会話できたらペットじゃないんじゃなかったっけ?)首かしげっ
蒼月「て、事で 庭の池に住まわせたげらんないかなーと思ったんだけど ジジイケチいからダメだってー
酷いよねおじいちゃん」
シロ「Σうおお!亀が泣いた!!」
小太郎「Σ出産時のウミガメでもないのに!」
魄哉「Σだあああ!問題ありません!!好きなだけ住んでいいですからっ!!泣かないでくださいいいい!」
家康「思ったんだけどさ」
彬羽「ん?」
家康「はじめからペットとか言わなきゃ一発でOKする案件だよねこれ」
彬羽「そりゃあ 蒼月だからな」
家康「へ? 」
彬羽「素直に年寄りが困ってたから助けてやりたい とか言うと思うか?」
家康「あー。はいはい
・・・てか ペット飼いたいオネダリッ!の方が恥ずかしいよねえ」
彬羽「蒼月だからな」ため息。
家康「蒼月だもんねえ」へぷしっ