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小咄

習うより慣れるべし

2019/01/11 12:00
小太郎「あれ?昼飯白が作るのか?」

白「魄哉江戸城だし バカラスバイトだからな」鍋ガタゴト。


蒼月「うわー。なんか怖いんだけど」
白「刃物の扱い慣れてるぞ」大根剥き剥き
小太郎「Σうおお、大根が透けてる!すごっ」おおおっ


シロ「で、その大根は何に使うのだ?」


白「・・・・・・」
シロ「食材で遊ぶな」

白「置いとけば誰か使うだろ」うんうん。
蒼月「その薄さじゃ速攻干からびてシナシナになるよ」


シロ「食材が無駄になる予感しかせんな。
他に誰か出来るのはおらんのか」むう。

蒼月「千ちゃーん。暇ならお昼お願い出来ない?師匠がやるとか言ってて怖いよ」居間覗きこみっ
千様「大丈夫よお。白君意外と何でも出来る子だし
水冷たいからアタシ嫌だし」ごろごろせんべいぼりぼり。
小太郎「ダメだこりゃ」


白「な?」わくわくうきうきうき
シロ「Σ無表情の癖に楽しんどるだろお前!
食べ物で遊ぶなと言うに!!」


白「えーと。塩少々?
これくらいか?」鷲づかみっ

小太郎「Σぎゃああ!彬羽メモが全く役にたたない!!」ぎゃいいんっ
蒼月「つかあのカラス、レシピわざわざメモって置いてるの?料理人とはいえバイトなのにさ。真面目過ぎ」

白「あ。やばい。 メモ燃えた。」ぼぼぼ
蒼月「Σさすがにそれはやめたげてよ!!」ひいいっ
シロ「Σぎゃああ!消火!消火っ!!」





がららっ




粋「たっだいまー。兄貴、言われてた茶菓子これで合って
ん?どした?」



蒼月、シロ、小太郎「「「所帯染みてるのいたあっ!!」」」

粋「なんか知らねえけど燃やすぞお前ら」







――――――――――――――――――


粋「はいよー。有るもん適当にぶちこみ炒飯お待ちっ」



シロ「料理も多少は出来るようにしておかねば
鍛練が足りん」ぶつぶつ。
粋「マジで何があったんだよ」



小太郎「わーい。いただきまーす」
蒼月「犬っころ。肉球で匙持てんの?器用だねー」

千様「白君こっちに来て食べなさいよー 拗ねない拗ねない」
白「拗ねてない」むう。





蒼月「ま、いいや。色々あってお腹すいた いだきまーす


Σ味うっす!」



粋「Σあ。やっべ一人暮らしの時の節約癖がっ」


シロ「け、健康的でよかろう」
小太郎「大丈夫。ドッグフードはもっと味薄いぞ」もぐもぐ。


粋「味付けってムズいよなあ」うーん。
白「そうだな。」ふん


粋「なあ、なんで兄貴拗ねてんだよ」ひそひそ
シロ「兄のプライドが許さんだろから教えられん」目そらしっ


千様「やぱあの二人居ないときはアタシ作るわ」もぐもぐ。
蒼月「だねー。あ、ソースかけたら美味しいこれ」もぐもぐ。

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