シロ「ぶえっくしゅん！！」

ぴきーん。


小太郎「Σあぶなあぶなあぶなああい！」ぎゃいいん！

家康「小太郎こっちこっち凍っちゃう！」ひいいっ


挿音「確か去年もあったなー」煙筒ふー
千様「シロ君風邪ひくとあちこちから寒気漏れちゃうのよねー
って一人だけ屋根裏逃げてんじゃないわよ！アタシも入れなさい！」ガタゴト
挿音「おいこら手前 天袋壊れ 天井抜けたらどうすんだこら「どういう意味よ！」ごすっ

白「挿音が煽らなきゃ天井落ちないと思うぞ」

千様「そうよねー。白君はいい子。天井来る？♥」
白「三人はさすがに天井落ちるぞ」


粋「ヤバイヤバイヤバイ
展開的に俺が凍らされるパターンだ」オロオロ

彬羽「自分のポジションよく解って Σどうわ！？」

小太郎「Σ彬羽かすったあああ！！」
家康「Σこれは地味に恥ずかしいっ」



シロ「す、すまん。
少しばかり日課の筋トレをやり過ぎ・・
まだ鍛練が足りん」ふらふら

粋「むしろやり過ぎで疲れて風邪ひいたんじゃね？」
小太郎「だよなあ」うんうん。


千様「なんとかならないのかしら？
蒼月君なんて凍ったら命に関わるからこたつで息を潜めてるわよ？」
挿音「居ねえと思ったら潜んでんのか」たんこぶ。



魄哉「この場合、湿度を上げて温度も上げればくしゃみは収まるはずなんですが」むう。


シロ「へーっくしゅ！！」
ぱききーん。


魄哉「氷だらけで温度上がりませんね」ふう。

家康「袖！袖凍ってる！」ひいいっ
魄哉「大丈夫です。ガードしました
くしゃみした方向でないとはいえ シロ君から軌道は放射線状に伸びているのは違いな 彬羽「なぜにバトルモードなんだ」


魄哉「いやー。真面目にしてないと死にますよコレ
くしゃみで凍死は嫌でしょう？」

小太郎「嫌すぎるな」うん。
粋(つかシロって風邪ひいてた方が強いんじゃないのか)うーん。


ごすっ


小太郎「Σ粋いいいい！！
え？なんで？なんで今殴った！？」

白「考えてた事察しがついたからだ」ぷんすか。

彬羽「成る程。」察し



魄哉「飛天君にくしゃみとめるお薬頼んでますんで多分もうすぐ届きます
それまでどうにか持ちこたえれば問題ありませんよ」

家康「それまで家が持つかなあ Σどうわああ！！」

小太郎「家康うううう！」

家康「セセセセセセーフ！」座布団ガード
粋「こっええええええ！！」


蒼月「師匠ちょとちょと、ビミョーに室温上げるのって無理？」コソッ
白「お前こたつごと移動して来たのか
俺がやると暖めると言うか燃えるぞ」ぼぼぼぼぼ
蒼月「・・・デスヨネー」

粋「あ。同じく」

家康「お前達兄弟揃ってなんでそんな小回り効かないの」

小太郎「彬羽 なんで目を反らしてるんだ？」
彬羽「なんでもねえ」

挿音｢ほっといてやれ。そいつらに輪をかけて小回り効かねえからだろ」


蒼月「うー。早く薬届いてよ

避難してたらしてたでのぼせるっ
蒸し蛇になっちゃうだろー！！｣イラッ

魄哉「Σばっ
出てくんじゃありません！！」


蒼月「あ」
ぴきーん。

小太郎「Σ蒼月いいいい！！」

家康「白！ゴー！」


白「家燃えたらごめん」ぼっ




間。




蒼月「・・・・・蒲焼きになるかと思った」ぐったり。

シロ「すまん」深々

千様「あら？シロ君くしゃみとまってない？」

粋「あー。その辺の氷が程よく溶けたんじゃね？
んで、蛇に焦げたついでに室温上がったし」


家康「よーしよし 偉い偉い
今日は手加減上手かったね」

白(まぐれだけどな。)ごほうびの煎餅ぱりぱり





魄哉「お薬届きましたよー」
挿音「やっとか。」