家康「もうすぐ秋祭だねー
太鼓の練習の音が聞こえるよほらほら」

小太郎「あー。もうそんな時期か
トンボ食べるか？」しゃくしゃく
家康「うん。いらない
お前意外とワイルドだよね」

小太郎「狼だからな」



千様「うっわー なんて会話」目そらし

蒼月「女の人には虫はきっついよね」うんうん

魄哉「という事で地元のお祭りなんですが
町内会で何か出し物をしたいなーと

お願いできませんか？」

白「普通に巫女やとえ」きっぱり



家康「白って言う事たまにリアルだよね
巫女さん雇われてるとか考えたくないなあ｣
小太郎「巫女萌えとか解らないから解らない」しゃくしゃく


魄哉「町内会のだから出来るだけお金かけたくないんですよ
Σああちょっと逃げないで下さい！｣

白「仕事の安売りしない」すたすたずるずる

千様「あ。プロだわ」


白「だいたい町内会の出し物で派手に本物の役者だしてどうするんだ
町内会らしいもの出せばいいだろ
身内で片付けようとするな」
魄哉「Σう。正論」

家康「うわ凄い 天海が論破されてる」

蒼月(相当めんどいんだな師匠)



魄哉「うーん。ダメですか
町内会らしく 何をすればいいのやら」

シロ「普段が徳川のブレインだからな
思考が派手になるのは仕方なかろう」
家康「なぜ私を見るの？」
シロ「なぜだろうな」



彬羽「簡単な話だろうが」
魄哉「はい？なんです？なんです？」
ひそひそ


白「？」





魄哉「報酬は屋台の甘味一揃いでどうですか？」「やる。」即答


蒼月「Σめっちゃ安売りいいい！！！」




千様「あのー。彬羽くん？」

彬羽「ただでさえ仕事溜まってやがんだ
町内会の仕事なんぞに時間取られてたら本気で過労死するだろ」そろばんパチパチ

シロ「静かだと思ったら手伝っておったのだな」





挿音「つかよー さっきからきになってたんだけど

この太鼓すんげえ下手じゃね？
今年の祭これでいくのか？」天井からぶらんっ

千様「あら おかえりなさい
言われてみれば」うーん。





白「そういやさっき粋がはしゃいで出ていったな
あの祭好き」

一同「「「「Σそういや居ない！！」」」」




白「虫除けスプレー忘れてるから蚊の餌だなあの下手くそ」

家康「お兄ちゃん ほんと時どき細かいよね」
千様「ストレートに心配したげればいいのにねえ」によによ



挿音「練習の邪魔になってるだろから回収してくらあ」
魄哉「ほんっとすみません。 お願いします」