小咄
6月19日
2019/06/19 18:08シロ「ふむ。 意外なものだな」ふむふむ
千様「あら 何のお話?
って珍しい組み合わせね」
家康「そうかな?」にこにこ
千様「ある意味対局にある二人でしょ?」
家康「なんとなく察しがつくけど どういう対比なのかな」
白「真面目と不真面目 か?」首かしげ
粋「カッチカチとフニャッフニャじゃねえ? 」
家康「Σそこのブラザーズ!こんな時ばっかり意気投合しないで!!」
魄哉「胃炎持ちと胃炎の原因では無いですかねえ?」
家康「冷たい視線が凄く刺さるよ 天海サマ」
蒼月「なに?胃炎も持ってるの?」
魄哉「こげな主君持って胃炎にならない人が居たらお目にかかりたいです」
家康「てか、お前もそのトシで胃炎ってどうなの?」
シロ「いや俺はともかく 頼むから自分の軍師を顧みろ」
千様「で、結局何の話?」
シロ「戦国の世を生き抜いた者ならではの 知恵と機転 そして武勇伝だ。」きらーん。
粋「あー。前に俺がよく聞いてた奴だそれ」
白「家康 子供受けいいのか。意外だな」
粋「Σ問答無用で子供分類!」
シロ「Σ誰が子供か!」
白「シロ 酒飲めないトシだろ。」
シロ「Σう」
粋「俺 飲酒OKなのに。」どんより
千様「はい。よしよし」
魄哉「なんか白君の中では 粋君幼児時代でとまってるみたいですよ?」
蒼月「Σさすがにちっさ過ぎない!?
確かに精神年齢幼いけどさ」
魄哉「そう言えば 頻繁に肥溜めに落ちていたそうですが無事で良かったですねえ
あれ助かっても菌にやられちゃったりするから危険なんですよ? もう落ちないように足元ちゃんと気を付け
粋「Σうわああああ兄貴いいいいい!!!」
シロ「頼むからバラしてやるな」
白「うっかりうっかり。」
家康「確信犯だね」うん
蒼月「つか、ジジイ
そういうの本人に言うのやめたげなよ
俺でも引いたよ」
魄哉「?
危険性が解れば気を付けてもう落ちなくて済むかと。」
家康「お前なんで悪気ゼロでメンタル破壊しに行っちゃうの」
千様「要らない事は気を使いまくるのにねえ」
てててっ
一二三「お話おらも聞きたいだー!」
家康「ん?
いいけど。女の子が聞いて楽しいかなあ」
白「下手に変なこと教えたらバカラスが怖いぞ」
家康「Σ うおう!絶対話せない!」
一二三「えー」
蒼月「一二三ちゃん一二三ちゃん
こういう時はね 内緒にすればいいんだよ
言わなきゃバレ無いんだから知りませんて顔して黙ってれば
一二三「蒼月さん。やっぱ悪い子だな。」
蒼月「Σうわ 幼児に軽蔑された!」
白「今のこそバレたら皮剥がれるぞ」
蒼月「Σ一二三ちゃーん!お願いだから内緒にしといて! 」
魄哉「残念ながら 一二三ちゃんは既に彬羽君の英才教育で まっっすぐ育ってます。
曲がった事なんて教えられませんよ」
シロ「あやつのコピーみたいになったら生きにくそうだがな。」
粋「そもそもあのカラスって元テロリス Σぐほっ!?」
白「みぞおちに蚊がとまってるぞ」
家康「お兄ちゃんナイス。
最後まで言ってたら 彬羽に首引っこ抜かれてたかもよ?」
粋「Σうおおお!セーフっ」げほっ
一二三「てろりす?」
魄哉「珍獣の名前です 」にっこり。
蒼月(穏やかに頬笑みながら嘘つくのはいいのかなあ)
家康「んーとね。
凄く簡単に言うと大人ってのは 人とケンカしないために優しい嘘をつくのも必要な生きものなんだよー」
一二三「?
なんか大変だべな」
シロ「これは大丈夫なのか?」
魄哉「おそらくセーフです。」
家康「だからね。私のお話聞きたいなら 彬羽が怒らない為には少し黙ってようねってお話
別に蒼月が悪いんじゃないんだよ?」
一二三「ふむ。大人は難しいんだなあ」ふむふむ
千様「さすが殿 上手いわね」関心っ
魄哉「あの口の上手さで渡り歩いて来た人ですからねえ」
家康「しかも常に綱渡りだったよ。なめちゃいけないよ」ふっ
蒼月「要するに凄い嘘吐きだよね?それ」
シロ「嘘が売りの幻術使いに言われるとは」
魄哉「間違って無いので何とも」うーん。
家康「泣いていい?」
一二三「よくわかんねえだども よしよし」
千様「この際細かいのどうでもいいわ。
シロ君たちがお気に入りのお話あたしも聞きたいわ」
家康「Σどうでもいいの!?」
粋「姉ちゃんも大概トドメ刺しに行くよな」
千様「まあまあ。いいから勿体振らず聞かせてよー
彬羽君にはあたしから言っとくし」
家康「んー。ならいいか
では、コホン」
小太郎「わんわんっ」
白「ん?帰ってたのか」
挿音「・・・おう。小太郎しか居ねえから何かと思ったら」
白「家康が武勇伝話すらしいぞ」
挿音「あれ 話盛りまくって ほぼ作り話になってるけどな。」
白「だと思った。」
挿音「皆楽しんでっし 黙っとくか。」
白「実際はどんなだったんだ?」
挿音「あー
まあ 昔話なんて盛り上がりゃいいからな。ん」